メルセデスベンツからコンパクトSUVモデルGLA-Class新登場。ベンツと言うと営業担当が新車が出たら顧客の元へ営業に向いセールスして顧客が気にいったら「それ持ってきて」とお伺い注文を立てる自動車メーカーのイメージが強くてとてもインプ乗りの私からすると程遠い存在なのかなって思ってたのですが、なんととてもおもしろいGLA-Classxスーパーマリをコラボ特設サイトを開設しているなど結構30代から40代へしっかりアピールしている車だと思いました。コラボサイトはGLA-Classの各種グレードの魅力をマリオと一緒に楽しく見るためのものでゲームでは無かったりするのが残念です。
記事を書く前にベンツなので当然安くても500万円近い車両本体価格だろうなと思ってましたら実は先日スバルから新発売されたレヴォーグの2.0GT-S(iSight)設定価格の3.564.000円よりも低い価格からのグレード設定となっておりました。グレード別価格は次の通りです。(確認したのは2014年6月時点です。最新の価格はメルセデスのディーラでご確認お願い致します。)
- GLA 180 3.440.000円
- GLA 180 Sport 3.990.000円
- GLA 180 Off-Road 3.990.000円
- GLA 250 4MATIC 4.590.000円
- GLA 250 4MATIC Sport 4.990.000円
- GLA 250 4MATIC Off-Road 4.990.000円
- GLA 45 AMG 4MATIC 7.302.000円
スバルのSUVとベンツを比べるのはちょっと悪いかなと思うのですが、価格ではベンツの方が安くとも車両維持費が結局高く付くのでスバルしか買えない私達のレベルではやっぱりベンツを持つのはちょっと難しいのかもしれないです。
180シリーズの車両スペック
180には1.6Lターボエンジンが搭載されます。250/AMGシリーズには2Lターボエンジンが採用されますので180と250シリーズを分けてスペックをまとめ掲載します。
車種 | 180 | 180 Sport | 180 Off-Road |
サイズ全長×全幅×全高 | 4471×1804×1494mm | ||
ホイールベース | 2699mm | ||
フロントトレッド幅 | 非公開 | ||
リアトレッド幅 | |||
地上最低高 | |||
ハンドル | 右(並行輸入モデルは異なる) | ||
駆動方式 | FF(前輪駆動) | ||
重量 | 非公開 | ||
定員 | 5名 | ||
エンジン型式 | 270 | ||
エンジンタイプ | DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 | ||
燃料供給装置 | 電子制御式燃料噴射(直噴) | ||
排気量 | 1,595 cc | ||
最大馬力 | 122馬力/5000回転 | ||
最大トルク | 20.4kg.m/1250回転-4000回転 | ||
内径×行程 | 83.0×73.7 | ||
圧縮比 | 10.3 | ||
ガソリンタイプ | 無鉛プレミアムガソリンハイオク仕様 | ||
燃料タンク容量 | 50L | ||
JC08モードモード燃費 | 非公開 | ||
燃費向上対策 | アイドリングストップ / 筒内直接噴射 | ||
ブレーキシステム フロント/リア | ベンチレーテッドディスク / ディスク | ||
サスペンション フロント/リア | ストラット式 / マルチリンク式 | ||
タイヤサイズ | 235/50R18 |
250シリーズの車両スペック
車種 | 250 4MATIC | 250 4MATIC Sport | 250 4MATIC Off-Road | 45 AMG |
サイズ全長×全幅×全高 | 4430×1805×1505mm | 4455×1805×1495mm | 4417×1804×1535mm | 4445×1804×1479mm |
ホイールベース | 2700mm | 2699mm | ||
フロントトレッド幅 | 1555mm | - | ||
リアトレッド幅 | 1545mm | - | ||
地上最低高 | 150mm | 140mm | - | |
ハンドル | 右(並行輸入モデルは異なる) | |||
駆動方式 | 4WD(四輪駆動) | |||
重量 | 1570kg | 1580kg | - | |
定員 | 5名 | |||
エンジン型式 | 270M20 | 133 | ||
エンジンタイプ | DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 | |||
燃料供給装置 | 電子制御式燃料噴射(直噴) | |||
排気量 | 1991cc | |||
最大馬力 | 155馬力/5500回転 | 265馬力/6000回転 | ||
最大トルク | 35.7kg.m/1200回転-4000回転 | 45.9kg.m/2250回転-5000回転 | ||
内径×行程 | 83.0×92.0 | |||
圧縮比 | 9.8 | 8.6 | ||
ガソリンタイプ | 無鉛プレミアムガソリンハイオク仕様 | |||
燃料タンク容量 | 56L | |||
JC08モードモード燃費 | 14.0km/L | - | ||
燃費向上対策 | アイドリングストップ / 可変バルブタイミング / 電動パワーステアリング / 筒内直接噴射 |
- | ||
ブレーキシステム フロント/リア | ベンチレーテッドディスク / ベンチレーテッドディスク | |||
サスペンション フロント/リア | ストラット式 / マルチリンク式 | |||
タイヤサイズ | 235/50R18 | 235/40R19 |
シフト/ミッション系(ここからはAMG情報除くです)
AMGモデル以外は全グレード7G-DCTミッションが実装され、オートモードとマニュアルモードを切り替えてドライブを楽しむことが出来ます。マニュアルモードはハンドル下のパドルシフトで素早くシフトアップとシフトダウンさせて好みのギア数でアグレッシブな運転をしたりちょっぴりダートでオーバーステアを楽しんだりする事もできたりします。180シリーズはFFなのでわざとオーバーステア出来ないですが。
Mercedesベンツ公式カタログPDFより。(AMG情報は公式カタログPDFの37ページから御覧ください。)
パドルシフト少し黒っぽくて見え辛いのですがハンドルの直ぐ後ろに配置されています。
足回り
サスペンションシステムはグレード別にスポーツとオフロードとノーマルのツーリングモデルが用意されているのですがタイプ別で標準のサスペンションよりもスポーツモデルは10mmローダウンさせ車の姿勢が乱れないようロールを抑えたサスペンションのセッティングにしている他、オフロードモデルは標準よりも30mm車高をアップしたサスペンションが採用され悪路に対応できるようにセッティングされています。
ブレーキはフロントベンチレーテッドディスクブレーキ(放熱性を高めるために二枚以上のディスク板をフィンで挟んだディスクブレーキ板)が採用、リヤ側は通常のディスクブレーキが採用となり180/250スポーツモデルにはキャリパーにMercedes-Benzロゴ入りキャリパーとドリルドベンチレーテッドディスク(フロント)が実装されます。
ベンチレーテッドディスクのサンプル写真です。キャリパー部分とはブレーキパッドを油圧で押して挟む装置です。ドリルドベンチレーテッドディスクはレーサーレプリカバイクのディスク板の様に穴を開けて軽量化を施したディスク板の事です。
180/250スポーツにはAMG5スポーク18インチアルミホイールが標準装備です。
それ以外の180/250シリーズは18インチアルミホイールが標準装備です。
ドライブアシスト
全車標準CPAプラス緊急ブレーキシステムを装備。時速約7km以上の速度で走行中に近づきすぎる車両がいる場合警告灯が点灯し障害物や前の車に2.6秒以内に衝突しそうになると警告灯+警告アラート音でドライバーに知らせる機能があり且つその時のドライバーのブレーキ操作が十分でない場合はブレーキアシストにより速度を低下させる事が出来るのですがドライバーがブレーキ操作を行わない場合は自動的に最大ブレーキの60%のブレーキングを動作させて衝突のエネルギーをなるべく下げる被害軽減出来るシステムを実装します。iSightの様にふざけた運転をする人(あぐらをかいて運転したりハンドルから手を離して運転する等言語道断です。)が増えるので私はこちらの方が緊張感があり且つ安全意識を高められる良いシステムだと思います。
長距離ドライブ長時間運転時のドライバーの状態を監視するアテンションアシストを全車標準装備。時速約80km以上の速度で連続走行中70以上の項目でドライバーの状態を監視してくれます。例えばウインカーを出さずに車線が切り替わってしまったりハンドルの移乗動作を検出したら居眠り運転気味と判断してアテンションアシスト音とモニターにお茶して休憩しよう等の表示されます。
パーキング・アシストリアビューカメラ、全車標準装備です。バックギアに入れるとモニターに後ろの様子をモニターに表示し車庫入れや後方の安全性と障害物を目視確認できます。
250シリーズ装備品
フルタイム4WD4MATICシステム。通常走行時は駆動は主に前輪駆動となり状況に応じて後輪側に駆動力を配分するシステムを採用します。
運転席と助手席の中央部分にあるオフロードスクリーンモニターに悪路を走行中に道路とタイヤの位置関係と車の姿勢を情報を表示します。どこかの浜辺や河原を走る時に役立ちそうですよね。
ワインディング等の長い坂道を下る時に一定の速度に設定する事が出きるダウンヒルスピードレギュレーションサービスを登載します。設定出きる速度は4kmから18kmです。ブレーキ焼け(フェード現象)を防止できます。
VICS対応HDD内蔵ナビゲーションを装備。
最適なルート案内を可能にするVICS3メディアも採用。Google マップ連携機能のほか、音声認識機能でのあいまい検索やジャンルからの施設名絞り込み検索も可能。また、インターネット接続機能(COMANDオンライン)や、ITSスポット対応DSRC車載器(ETC機能付)など高い先進性を備え、快適なドライブを実現します。
AMGスタイリングパッケージとしてフロントアンダースポイラーとサイドステップが装着されます。
リア側もAMGスタイリングパッケージのリアスカートが装着されます。
GLA-Classの感想
40歳半ばを過ぎたのでそろそろMTを忙しくギアチェンジするのに疲れてきたのでこうしたゆったりとしたドライブを楽しめる車もいいかなと思います。またベンツと言うブランドなので例えば私の乗るGVB(通称インプ)だとランエボやGT-Rそれにシビックに目の敵にされる事もなくゆったり走れると思います。やっぱり何より堂々としている所がベンツの良いところですし、走る曲がる止まる安全と言う車の王様ですので免許取りたての方からベテランのドライバーにとてもお勧めだと思います。
ズバリどのクラスが良いのか?250シリーズ買うなら家買います賞味の話(買えたらの話です)。一般的な給与形態のご家庭なら180シリーズが適当ではないでしょうか。またスポーツかオフロードかどちらにしようかと迷っているなら個人的にはスポーツを選んだ方がベストな日本の環境にマッチした走りが出来ると思うのでお勧めだと思います。
ラゲッジスペースも後席を倒して大きな荷物も載せる事が出来ます。
GLA-Class紹介の動画