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ABARTH 595 COMPETIZIONE 1.3Lターボ3ドアハッジバック発売

フィアットの車をベースにチューニングカーを手がけているABARTHより最新チューニングスポーツABARTH 595 COMPETIZIONEニューモデル発売開始。

まずお恥ずかしい限りなのですが、この車は私は見たことがありませんしネットの広告を見るまで存在すら知らなかったです。フィアットは知ってましたがフィアットの車を専門にチューニングして販売していると言うことは日産のNISMOチューニングモデルと言うイメージとなるのでしょうか。何れにしても見た目からものすごい走りそうなのでWEB上で公開されているスペック情報をまとめてみたいと思います。

Abarth 595 Competizione写真

 

車の概要は総排気量1368cc直列4気筒ターボエンジンで3ドアハッジバックで駆動方式はFF。写真は左ハンドルですが日本販売モデルは右ハンドル仕様になります。

Abarth 595 Competizione横からの写真

 

内装ですがものすごいレーシーでシートはセミバケットシートを登載します。

Abarth 595 Competizioneの運転席シート

インパネは速度計が外側の針で示してエンジン回転数が内側の針で示すマルチ出力メーターを採用しています。左側に見えるのがブースト計です。アメリカの車ではないので速度はkm単位で最高速240kmまで切ってあります。最大回転数は6000回転からレッドゾーンの表示です。低回転高出力型なのでしょうか。

Abarth 595 Competizioneのメーター類

 

ハンドル周りの写真です。D型のハンドルが採用されています。

Abarth 595 Competizioneのハンドル

エンジンスペック

  • 形式312A1(MT) / 312A3(AT)
  • 直列4気筒 DOHC 16バルブ インタークーラー付ターボ
  • 総排気量1368cc
  • 圧縮比9.8
  • 最大出力160馬力/5500回転
  • 通常モードトルク21.0kg.m/2000回転
  • SPORTモードトルク23.5kg.m/3000回転
  • 燃料供給マルチポイント式電子制御燃料噴射
  • 無鉛プレミアムガソリンハイオク仕様
  • 35L燃料タンク

Abarth 595 Competizioneのエンジンルーム

サイズと重量

  • 全長3655mm
  • 全幅1625mm
  • 全高1515mm
  • トレッド幅フロント1410mm/リア1405mm
  • 重量1120kg
  • 定員4名

3ドアハッジバックなので後席は余裕があります。

後部座席

 

ラゲッジスペースも実用性が高いと思われます。

トランクルーム

 

足回り

ブレーキは前:ベンチレーテッド ディスク 後 : ディスク方式。赤いキャリパーがさり気ないですがとても目立ちます。タイヤサイズは205 / 40R17インチとなります。

タイヤとホイールとキャリパーの写真

 

サスペンションは前:マクファーソンストラット(スタビライザー付) 後 :トーションビーム(スタビライザー付)となります。

サスペンションとダンパーの写真

 

ミッション操作系

5速マニュアルシフトモデルと5速シーケンシャルトランスミッション(ATモード付き自動機械式、セミオートとは言わないのですが自動マニュアル式です)の二種類があります。駆動方式は両方共FFとなります。クラッチには驚きの乾式単板ダイヤフラムが採用されます。乾式だと街乗りには向いてないのですがダイヤフラムと言う文字があるのでクラッチ系操作は機械が自動でやってくれるのでしょうか。車に詳しいNさんに今度聞いてみます。

Abarth 595 Competizioneの5MT運転席

 

ABARTH 595 COMPETIZIONEの感想

もうちょっとブレーキ周りとサスペンション周りの情報が欲しかったです。でも1120kgとライトウェイトに160馬力のハイパワーエンジンを載せているので低速から高速巡航まで軽快なレスポンスでドライブを堪能出来るものと想像します。コンパクトボディーも日本国内の事情にもよくあっていると思います。

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