世界でたったの四台しか販売されなかったスーパーカーSUV「Juke R」のNISMO仕様が6月25日に開幕するグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて初公開する」と公式に日産ヨーロッパサイトにてアナウンスしています。つまりまた「Juke R」を販売すると言うことなのでしょうか。
http://newsroom.nissan-europe.com/EU/en-gb/Media/Media.aspx?mediaid=133690
先代のJuke Rは世界でたったの4台しか売られていないらしい
http://jp.autoblog.com/2013/06/08/nissan-juke-r-w-video/
「Juke R」って何が凄いのかと言うと、エンジンがGT-RのR35が積んでいる「VR38DETT」エンジンを搭載するのです。もちろんエンジン強化に伴うボディー剛性と足回りの強化も施され、車両価格は何と一台「65万6400ドル」にも及ぶのです。普通にR35が6台も購入できる計算です。
Juke R 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4135×1910×1575mm
- ホイールベース 2530mm
- トレッド幅 フロント/リア 1586mm/1598mm
- 駆動方式 AWD
- 地上最低高 115mm
- エンジン型式 VR38DETT
- V型6気筒 DOHCターボエンジン
- 最高出力 485ps
- 最大トルク 588Nm
- 最高速度 時速257km/h
- 時速0-100km/hまでの加速時間 3.7秒
エクステリアとインテリア
先代のエアロはマッドブラック一色にカラーリングされるのですが、NISMO仕様となると赤いラインが入るエアロが装着されます。このエアロもどことなく派手なのですが、リアバンパー下のデュフェーザー同色のマッドブラックでインパクトが薄い。
先代の内装です。R35のパワートレインなのでマニュアルでは無く機械式自動ATを採用。今回のNISMO仕様もMTの導入は無いと推測できます。シートはOMPのフルバケットシートが装着されています。これも変更となりそうです。
変更点があるとすると、ドアミラーは必ずレッドカラーリングが施される可能性が高く意外と北米仕様の「JUKE NISMO RS」に似たフォルムを持つかもしれないと推測する次第です。もちろん中身はR35でスペックは全く異なります。
ヘッド下のエアーインテークが赤く塗装され、サイドステップからリアバンパー周りまで赤いラインが入る。
エアロ周りはR35に寄せてくるかもしれない。さすがにGTウィングは無理なので次の様な大型スポイラーが取り付けられるのでは無いでしょうか。
内装は随所にレッドカラーリングが施されシートはもちろん「NISMO」ロゴ入りバケットシートが装着される感じでしょうか。何れにしても発表が楽しみです。