ヨーロッパで販売されている日産パルサーのPulsar NISMO Concept仕様がパリのモーターショーで発表されました。日本国内での販売は無いと思うのですが昔のパルサーファンの為にも国内再販して欲しいと願います。日産公式グローバルニュースNew Pulsar and NISMO share the spotlight as Nissan celebrates its incredible diversity at Paris。
日産はニスモブランドのデザインチューニングカー拡充を狙った一環としてまずはこのパルサーの投入を目指しているものと思われます。エアロパーツ的にはニスモを象徴する赤いアンダースポイラーとサイドステップと、フロントLEDイルミネーションライトが施され、フロントグリルは下の部分が大きなエアーインテーク+メッシュガードが施されていて足元のインパクトがとてもスポーティーをアピールしています。
ホイールは何インチなのでしょうか、公式では未だスペックが発表がないので分かり次第追記します。タイヤハウスと余り隙間が無いのでニスモ専用チューニングサスペンションでローダウンされているのですが、それを踏まえても18インチ(ヨーロッパ仕様は17インチを装着しています。)はあると思われます。
ブレーキディスクを見るとドリルドディスクローターが入ってますがこれは市販には恐らく導入は無いと思います。理由は高いので。キャリーパーはフロントとサイドステップと同じ色のレッドカラーですよね。足元がやっぱり眩しいです。テールエンドはルーフスポイラーが装着されとても引き締まって見えます。
ドリルドディスクローターとホイールの拡大写真です。このホイールスポークが細くてとても軽そうですよね。この穴あきディスクは基本的にこのクラスでの採用は無いと思われます。
テールデザインですがマフラーの出し方は如何にもヨーロッパ仕様ですよね。センターデュアルパイプでかっこいいのですが日本の定番だと左右一本出しか左右両方の二本出しが定番の排気デザインとなるので日本発売は無いのでしょうか?イギリス仕様なら右ハンドルもあるので是非日本でもリリースして欲しいのですが。
!?まさかルーフスポイラーはカーボンなのでしょうか?カーボンシールでも全然大丈夫です、とてもかっこいいです。
運転席の写真です。ヨーロッパ仕様のパルサーをチューニングしているので左ハンドルです。シートはホールド性の高いセミバケットタイプのスポーツシートでパッド部分がレッドカラーでレーシーさをアピール。シフト操作部分を見るとトランスミッションはMTとなるのでしょうか。
セミバケットタイプのシートの肩部分には四点式シートベルトを通すことが出来る穴あきタイプとなります。
インパネを見ると6500回転からレッドゾーンのタコメーターが採用されます。ジュークRSと同じエンジンを搭載するのでしょうね。二眼レイアウトで右側は時速240kmまで表示のスピードメーターです。真ん中の液晶はヨーロッパパルサー仕様に搭載されるレーダー類のアラートとECUからの車の情報を表示する液晶モニターです。
スペック
冒頭でも触れましたが公式なスペックは未だ発表されていません。タコメーターの仕様から推測するとNISMOジュークRSの1.6L直噴ターボエンジンが搭載されるのでは無いでしょうかと推測します。ただ、やっぱり肝心なのが日本での復活はあるのかどうかですよね。まだまだデフレ色が強い日本ではガソリン代金を気にする方がとても多くわざわざ金食い虫的な車を買う必要は無いと言う空気が大多数を含めます。なのでフィットやプリウスやAQUAばかりが売れて、歴代の名のある車がどんどん販売終了となってしましました。今の日本人のドライバー意識から考えると今更1.6Lターボなんて売れるわけが無いと言う推測の元、個人的には日産のパルサー再投入は無いものと思われます。