最近SUVの記事のPV数が大きく上がってきていて一時期はプリウス系統ばかり人気化していた様子なのですが近年皆さんの車への意識が微妙に変化しつつあるものと感じます。特に大阪市内在住なのですがアルファロメをmitoと言う車が大阪だけかもしれないのですが多く走っている事を見かけます。後はミニクーパーも増えてきてますのでロード系重視のスポーツSUVもこれからどんどん増えていくのでしょうか。
そんななか軽四輪では余り個性的な車を見かける事が余り無く、一時期多かったスズキのワゴンRも環境に配慮してターボを取り払ってワゴンRの代名詞であったボンネットのエアーインテークもなくなったデザインとなってしまって余り見かけなくなった様な気がします。
そんな中何か軽四でもスポーツ的な車で個性のある車は無いものかと探していたらありました、三菱のB11W型のeKカスタム。これのターボモデルは面白そうです。自主規制で64馬力と言う見た目余りパッとしないスペックですが実際のスペックはそれを凌ぐものを持ちます。NAモデルは軽四輪それなりの走りという感じでしょうか。昔コルト(もう生産されていません)を相談しに行った時にekワゴンNAに試乗させて頂いたのですがとても乗りやすかったことを記憶します。
ekシリーズは日産ではディズブランドで販売されている人気フォルムでもあります。これからは実用性も兼ね備えた個性的でスポーティーな車が人気化していくものと思います。
見た目は1.5box的で天井が高くロールが大きな感じもしなくとも無いのですが町中スポーツ的な感じでの位置づけで良いかもしれませんし、先日関西のワインディングの芦有で出会ったワゴンRですが下り道をスイスイ駆け抜けて言ってたので天井の高さは軽四輪のウェイトを考えても気にしなくても良い範囲だと思います。走り屋は無理だけれどもカッコイイ車ならこのモデルとても良いと思いました。
テール部分もリアスポイラーがバッチリ決まったフォルムをしています。
ekカスタムのスペック
ekカスタムグレード | M(LTJX) | G(LTUX) | T(LTHFZ) | |||
サイズ全長×全幅X全高 | 3395×1475×1620mm | |||||
ミッションタイプ | CVT | |||||
ホイールベース | 2300mm | |||||
フロント/リアトレッド幅 | 1300mm / 1295mm | |||||
地上最低高 | 150mm | |||||
ドア数 | 5ドア | |||||
駆動方式 | FF | FF / 4WD | ||||
重量 | 840kg | 840kg / 880kg(4WD) | 860kg / 900kg(4WD) | |||
定員 | 4名 | |||||
エンジン型式 | 3B20 MIVEC型 | |||||
エンジンタイプ | DOHC12バルブ 3気筒 | DOHC12バルブ 3気筒ターボチャージャー | ||||
燃料供給装置 | ECI-MULTI(電子制御燃料噴射) | |||||
排気量 | 659cc | |||||
内径×行程(mm) | 65.4×65.4 | |||||
圧縮比 | 12.0 | 9.0 | ||||
最大出力 | 49馬力/6500回転 | 64馬力/6000回転 | ||||
最大トルク | 5.7kg.m/5500回転 | 10.0kg.m/3000回転 | ||||
JC08モード燃費 | 30km/L | 30km/L 26.0km/L(4WD) | 23.4km/L 22.6km/L(4WD) | |||
主要燃費対策 | アイドリングストップ、自動無断変速機、電動パワーステアリング、可変バルブタイミング機構、充電制御 | ←同じですがアイドリンストップだけ無し。タービンが痛むので無いと思われます。 | ||||
燃料仕様とタンク容量 | 無鉛レギュラーガソリン仕様 / 30L | |||||
ブレーキシステム フロント/リア | ディスク / リーディングトレーリング | ベンチレーテッドディスク / リーディングトレーリング | ||||
サスペンション フロント/リア | ストラット式 / トルクアーム式3リンク | |||||
ホイール | 14インチアルミホイール | 15インチアルミホイール | ||||
タイヤサイズフロント/リヤ | 155/65R14 82S185/60R14 82H | 165/55R15 |
内装
運転席はシフトがコラムシフト的な配置ですので助手席と運転席の足元のフロアがフリーで広々していて使い勝手がとても良さそうです。インパネは左側は比較的大きなアナログ表示タコメーターでレッドゾーンは6900回転からと言う高回転型エンジンと言うことがわかります。タコメーターの上の小窓液晶はシフト位置の表示、Pならパーキング、Dならドライブレンジ、Lならローギア選択、Rはバックギア、Nはニュートラルの文字を表示。
インパネを拡大した写真です。上の葉っぱのアイコンはエコ走行度を示す指標メーターです。温度表示は外気温を示します。
室内も大人4人が広々座れる空間で、運転席助手席のシートものっぺりとしたシート形状では無く少し方ーるど感のあるシート形状をしています。
足回り
お勧めのTグレードターボモデルには15インチアルミホイールが装着されます。G/Mグレードは14インチですがアルミホイールが装着です。足元のバネ下重量が軽いと加速力とブレーキングそれに燃費が良くなります。
ブレーキはTグレードがベンチレーテッドディスクを採用、激しいブレーキングでもフェード現象の発生を低減する放熱性の高いディスク板を採用しMとGグレードは通常のディスク板となります。ショックのチューニングはスポーツ走行を意識した安定性とメリハリの有るチューニングを施していると言うことです。もちろん乗り心地も重視したセッティング。
ドライバーアシスト
万が一の急ブレーキの時にタイヤがロックしないようにするABSシステムに加えて、EBDと言う三菱が得意とする何処に重量負荷がかかっているかを自動的に判断して後輪ブレーキの配分を調節してスリップしないように車の挙動を安定的に保つブレーキシステムを搭載します。
また急ブレーキ時ハザードランプが激しく点滅して周囲に危険を知らせる事が出来るエマージェンシーストップシグナルシステムを搭載します。
後は車庫入れの時のリアビューモニターがバックミラーに装着されます。備考、一番安いMグレードには装備されません。
これなら車庫入れも楽ですし、もし万が一後ろに子供さんや人が居たらわかります。目視確認しながら安全にバックする事が出来ます。
トランクスペース
トランクスペースは4名乗車でも4人分の荷物を収納出来るスペースがあるので皆で楽しく皆で長距離ドライブや旅行に出かけられます。
また後ろのシートを倒す事が出来るので大きな荷物や長い荷物も載せることが出来ます。
おすすめのグレードは?
おすすめのグレードは断然ターボモデルのTグレードです。2WDと4WDがあるのですがFFなので4WDにこだわる必要は無いと思いますし2WDの方が車重860kgと軽いので軽快なドライブを楽しむことが出来ると思います。後は車高が150mmとちょっと高いのでロールが気になるようでしたら15mm程ローダウンさせる車高調などを入れるとしっくりとしたスポーツ走行が出来るようになると思います。TEINのB11W用車高調なら安くてお手軽だと思います。
写真のブルーイルミネーションはディーラオプションで用意されています。ekカスタムのエクステリアパーツ。