アウディプレミアムSUV「Q3」の新型マイナーチェンジモデルが2016年4月25日開催される北京モーターショー16にて初披露されます。
エクステリアは大きく変更。シングルフレームグリルへの変更とシャープなデザインのLEDイルミネーションランプ付きヘッドライトはHIDタイプとLEDタイプが用意。リヤコンビネーションランプはLEDを採用。
パワーユニット
1.4 TFSI 直列4気筒DOHCターボエンジン 最高出力150ps最大トルク25.5kg.m。
2.0 TFSI 直列4気筒DOHCターボエンジン 最高出力150ps最大トルク25.5kg.m。
2.0 TDI 直列4気筒ディーゼルターボエンジン 最高出力163ps最大トルク40.8kg.m。
日本向け販売モデルはガソリン車のみ。
新デザインのLEDイルミネーションランプ付きヘッドライト。
2015年 Q3 マイナーチェンジ情報
オンロードもラフロードも走れるハッチバックスタイルのアウディQ3プレミアムSUVが2015年マイナーチェンジされ上位高性能グレード「RS Q3」が追加設定されました。主なマイナーチェンジの特徴はECUチューニングによるエンジンの出力パワーアップと燃費がアップされた点です。フォルムも以前のフォルムスピンドルグリル風の縦のフィンタイプからインテーク部が若干小さくレイアウトされた横のフィンタイプのグリルデザインに変更されています。
車高が高いと言うイメージが無く、ぱっと見SUVには見えない普通にアウディのオンロードカーに思えます。
サイドから見るとタイヤハウスに大きな隙間があるのでようやくSUVだなと把握する事が出来ますが、テールバンパーのデザインからサイドステップにかけてやや前傾スタイルをとるのでどちらかと言うとオンロードカーに見えやすいです。
テールフォルムはアンダーカバーが見えるのでSUV車だと把握できます。リア側の車高が高く見えるデザインなので結構な前傾フォルムにみえて仕方が無いです。
リア側のLEDスモールライト、メルセデス・ベンツの綺麗な妖精の羽根の様なデザインが今流行っているみたいです。Q3のテールスモールライトもそれに似ています。
ヨーロッパ仕様の左ハンドルの運転席。MMIナビゲーションは(Audi Q3 2.0 TFSI quattro 220PSに標準装備。他のグレードはオプションです。)スマートフォンBluetoothで繋いでハンズフリー電話やボイスコントロールシステムも搭載。
日本仕様右ハンドルの運転席です。インパネは二眼レイアウトで左はタコメーターで右はスピードメーターです。真ん中は標準装備の「ドライバーインフォメーションシステム」を表示するモニターで、システム情報に平均時速に外気温にECUが検知した警告の表示にエアコンを使っている時の消費燃料に平均燃費の表示などエコドライブの情報を確認する事が出来ます。
一見なんのへんてつもないステアリングなのですがそれを一度握るととりこに陥るアウディ自慢のステアリングだそうで、一度運転してみたいです。私の母の弟「叔父さん」がずっとアウディオーナーで先日「A1」買ったばかりです。とても良いのでしょうね。
セカンドシートもしっかりとした作り。ゲストの送迎にも最適です。
Q3主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4400×1830×1595mm
- ホイールベース 2605mm
- トレッド幅 フロント/リア 1570mm/1575mm
- 定員 5名
- ハンドル右
1.4 TFIS / 1.4 TFIS Sportエンジンスペック
- 直列4気筒DOHCターボエンジン
- 総排気量 1394cc
- 最高出力 110kW(150ps)/5000-6000回転
- 最大トルク 250Nm(25.5kg.m)/1500-3000回転
- 駆動方式 FF
- トランスミッション 6速 Sトロニックトランスミッション
ホイールとタイヤサイズ「1.4 TFIS」グレードには10本スポークタイプの7Jx17インチサイズが装着されタイヤサイズは235/55R17です。
「1.4 TFIS Sport」と「2.0 TFIS Sport 180ps」のホイールは、Yデザイン5本スポークの7Jx17インチアルミホイールが装着されタイヤサイズは235/55R17です。
2.0 TFSI quattro 180PSエンジンスペック
- 直列4気筒DOHCターボエンジン
- 総排気量 1984cc
- 最高出力 132kW(180ps)/4200-6200回転
- 最大トルク 320Nm(32.6kg.m)/1400-3900回転
- 駆動方式 フルタイム4WD
- トランスミッション 7速 Sトロニックトランスミッション
2.0 TFSI quattro 220PSエンジンスペック
- 直列4気筒DOHCターボエンジン
- 総排気量 1984cc
- 最高出力 162kW(220ps)/4200-6200回転
- 最大トルク 350Nm(35.7kg.m)/1500-4400回転
- 駆動方式 フルタイム4WD
- トランスミッション 7速 Sトロニックトランスミッション
「2.0 TFIS Sport 220ps」Yデザイン5本スポークの7Jx18インチアルミホイールが装着されタイヤサイズは235/50R18です。
RS Q3
2015年5月に新規追加設定されたRSグレードです、フロントグリルがスピンドルグリル風が採用さ、フロントフェンダー前にも大きなエアーインテークがレイアウトされます。ハンドルがDシェイプタイプが装着され、リアアンダーカバーがデュフューザータイプが装着され大きなインチのホイールが装着されSUVだけれど殆どオンロードスポーツカーの仕上がりです。
エンジンは直列5気筒2.5リッターDOHCターボを搭載しフルタイム4WD駆動方式です。7速Sトロニックトランスミッションのシフトアップタイムはわずか100分数秒で加速力0-100mの加速タイムはわずか4.8秒と激速。マニュアルモードを装備するのでステアリング手元のあるパドルシフトで好みのギア数で走る事が出来ます。
ロアグリルのメッシュの部分に「quattro」ロゴが入ります。
一見デュフューザーにみえるリアアンダーカバー。左一本出しマフラーを二本出しにすれば殆どスポーツカーです。
運転席です。Dシェイプハンドルでインパネはホワイトカラーパネルを採用します。
RS Q3主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4410×1840×1595mm
- ホイールベース 2605mm
- トレッド幅 フロント/リア 1585mm/1590mm
- 定員 5名
- ハンドル右
- 直列5気筒DOHCターボエンジン
- 総排気量 2480cc
- 最高出力 250kW(340ps)/5300-6800回転
- 最大トルク 450Nm(45.9kg.m)/1600-5300回転
- 駆動方式 フルタイム4WD
- トランスミッション 7速 Sトロニックトランスミッション
ホイールサイズはVデザイン5本ツインスポークの8.5Jx20インチアルミホイールが装着されタイヤサイズは255/35R20です。
Q3共通のドライバーアシストシステム
リアカメラ付きパーキングアシストは「RS」と「「2.0 TFIS Sport 220ps」」に標準装備、それ以外はオプションで装着可能。車庫入れのアシストとバックアイカメラで後方の安全を目視確認出来るサービスです。
後方レーダーサイドアシストはRSグレードのみ標準、その他のグレードはアシスタンスパッケージのセットオプション装備となります。後方死角に接近している車両をドアミラーにてドライバーに知らせてくれます。
アクティブレーンアシストはRSのみ標準装備、それ以外のグレードはアシスタンスパッケージのセットオプション装備です。高速走行時方向指示器を出して以内にもかかわらず車線からはみ出しそうになると自動的に車線をキープするサービスです。居眠り運転予防も兼ねているのでドライバーへのアラートもあるはずです。
アウディを選ぶ一番の理由は優れたトラクションコントロールですよね。ESCエレクトロニックスタビリゼーションコントロールを標準装備します。FFよりも4WDの方がアウディの高いトラクションコントロールサポートを受ける事が出来ますので、雪国の方は特に4WDがお勧めです。滑りやすい路面でのアンダーステア(フロントタイヤのグリップを失い旋回しない状態)、オーバーステア(リアタイヤのグリップを失い直進安定性を失う)の発生を自動的に車が制御してくれます。