フォルクスワーゲンのコンパクトSUV「ティグアン」の新型モデルが2016年10月頃日本発売となります。次期ティグアンはゴルフⅦから採用されている新開発モジュールプラットフォームMQBが用いられ、現行モデルよりも車重が50kgの軽量化を達成し、全長を60mm、全幅30mm、ホイールベース77m拡大されており、室内がさらに広くラゲッジスペースも615Lに拡大。
車両サイズは全長4486x全幅1893x全高1632(mm)と、比較対象SUVモデルとしては日産のエクストレイル(全長4640x全幅1820x全高1715(mm))に近い大きさです。
2016年発売されるティグアンに搭載されるパワートレーンは次の通り。
1.4リッター直列4気筒DOHCターボエンジン、最高出力150ps、駆動方式はFFのみ、トランスミッションは6速DSGとなる。
2.0リッター直列4気筒DOHCターボエンジン、最高出力は180ps又は200ps出力の異なるパワーユニットが用意され、駆動方式はFF又は4WD、トランスミッションは7速DSG。
ヨーロッパでは2.0リッターディーゼルツインターボエンジン、最高出力220psのパワーユニットを搭載するモデルも発売されるが排気ガスの不具合問題があるのでVW全車種でディーゼル車の日本発売は当面無い模様です。
現行モデル(写真右)と比較。左の新型ティグアンと現行モデルでは全くの別物で新型はフロント周りのデザインがとてもファイティングスタイルでシャープでエッジの効いたエクステリアが特徴的で、サイドから見るとホットハッチの「ゴルフGTI」にも少し似ていると思えるスタイル。メッキフェンダーガーニッシュにメッキサイドモールが施されラグジュアリー度もアップ。
フロントのヘッドライトユニットは角形レンズのプロジェクター式だと思われ、ヘッドライトレンズの下に角形LEDイルミネーションランプがアイラインの様に取り付けられている。フォグライトも凝ったデザインで、左右エアーインテーク口の様なデザインの中にフォグランプユニットが取り付けられているユニークな形をしている。
リヤ側はルーフエンドのスポイラーがやや大きめでホットハッチのゴルフに見える。タイヤハウスに4枚赤色のスプラッシュガードを取り付ければラリー仕様に出来そう。
サイドから見ると角ばったデザインが随所に見られCプラー周りは特にゴルフGTIの雰囲気を持つ。
マフラーフィニッシャはデュアルフィニッシャーでこの辺のデザインは余り意識されていないところがなんとなくアンバランスで良い感じです。
インテリアは近々発売されるGTEのものです。日本仕様はステアリング位置はもちろん右ハンドルとなる。ホワイトベースに淡いグレーのダッシュボードは高級感たっぷり。
ステアリングが小さめのややDシェイプ型をしていてスポーティー感もあります。6速又は7速DSGトランスミッションなのでマニュアルモードにすれば運転雰囲気バツグンです。
セカンドシートも十分な広さがあり5人でのドライブも皆さん窮屈な思いする事無く楽しく乗車出来ますよね。