漸く新型STIの概要が発表されました。しかしながら試乗案内が私のところには未だ来てません。新車のGDAを買って新車のGVB買ったのに客様感謝デーには感謝されず試乗案内も無いなんてそろそろエボにでも切り替えようかしらと考える今日このごろです。
それはさておき今度のSTIの形式名は頭のGが取り除かれてVABとなりました。グレードはSTIとタイプSの二種類。STIは大型リアスポイラー無し。タイプSにリアスポイラー設定がされます。
- WRX STI公式ページ
VABスペック
- 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4595×1795×1475mm
- ホイールベース 2650mm
- トレッド幅フロント 1530mm
- トレッド幅リア 1540mm
- 地上最低高 140mm
- 定員 5名
- 車重 1480kg タイプS 1490kg
- 最小半径 5.6m
- 駆動方式 AWD
- トランスミッション 6MT
- エンジン型式 EJ20
- 水平対向4気筒
- 2.0ℓ DOHC 16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ
- 排気量 1994cc
- 圧縮比 8.0
- 最大出力 308馬力/6400回転
- 最大トルク 43.0kg.m/4400回転
- 燃料供給方式 EGI
- 燃費JC08モード 9.4km/L
- サスペンションフロント ストラット
- サスペンションリア ダブルウィッシュボーン
- 無鉛プレミアムガソリン仕様
- タンク容量 60L
- ブレーキフロント/リア ベンチレーテッド
- タイヤサイズフロント 245/45R19
- タイヤサイズリア 275/40R19
- フロントホイールサイズ 8.5J×19
- リアホイールサイズ 9.5J×19
VAB STI
リアスポイラー無しグレードです。
VAB STIタイプS
タイプSとの違い
タイプSは写真の通り大型リアスポイラー(リアウィング)が標準装備に加えて、ホイールに軽量BBS製18インチ鍛造アルミホイール(ハイラスター塗装)が装着され、ショックアブソーバーにはビルシュタイン製のダンパーが装着されます。写真はタイプS特別装備のパーツです。
内装
内装は両グレード同じでレッドステッチアクセントを用いたD型小型ステアリングにシフト周りとシート類デザインになります。残念なのがインパネがレボーグとレガシィ等と共通化されてしまった点です。STIは基本的に真ん中にタコメーター配置でなければならない。
シート類とキャビンの写真なのですが、運転席と助手席のシートはホールド性の高いシートが標準ですがSTIロゴは省かれます。
インパネをアップにした写真です。これもトヨタの移行でしょうか。ここはこだわりを持って欲しかったです。既存のSTIのEJ20の流れでレッドゾーンは8000回転からのタコメータが左側に配置、右側に290kmまで来られたスピードメーターが配置され、ど真ん中に燃費等のエコ情報が表示される液晶が配置されます。通常ここはアイサイトの情報を表示される場所なのですがこれはSTIのインパネでは無いと言う印象を受けます。もし合うなら後からGVBやGRBインパネに交換出きるなら交換するユーザーが増えるかもしれないと思います。
ダッシュボード真ん中に配置されるマルチファンクションディスプレイです。車のコンピュータからいろいろな情報を表示させる事が出きるモニタです。
注目の新機能
GVBにも搭載されるVDC機能はそのまま引き継がれているのですが、ランサーエボリューションにほんの少し近い駆動システム"アクティブ・トルク・ベクタリング"を新たに装備します。エボの様にヨーを検出してブレーキングからコントロールでは無くアクセルを踏むとコーナーの内側のタイヤにブレーキがかかり外側に駆動力を与えてより高速にコーナーを回る事を可能とするシステムを搭載します(ファーストアウトに最適)。なので少し車重が重たくなっているものと推測します。ただVDCを切ってないとファーストアウトの時にオーバーステア出るとフェルカットがかかるのでその辺の兼ね合いがどうなのか微妙。
エマージェンシーストップシグナルを搭載。急ブレーキを踏むとハザードランプが点滅して後方に危険を知らせるシステムを搭載。
これは重要、右側のピラーで死角がものすごい多いGVB/GRBなのですが、VABではピラーの死角を大幅に低減しています。
お約束
ブレーキとエキマニは期待通りの内容です。ブレーキはフロントbrembo製17インチ対向4ポッドとリアはbrembo製17インチ対向2ポッドでキャリパーはSTIロゴ入りです。エキマニは等長等爆エキゾーストとなりボクサーサウンドはありません。大型インタークーラーにはSTIロゴが入るのか入らないのか気になるのですが今度スバルに行って確認してきます。