岡山国際サーキットの走行会初参加
近藤エンジニアリング主催の岡山国際サーキット走行会へ参加してきたので、どんな感じか何が必要なのか注意すべき点はあるのかなどをご紹介させて頂きます。
サーキとを走るために用意するものは備北ハイランドサーキット走るときとほぼ同じ
場所と大阪方面から向かう場合使う道路
岡山国際サーキットの場所は岡山県美作(岡山県美作市滝宮1210)です。大阪から向かうには山陽自動車道を使って「備前」で降りるか、交通費を抑えたいなら第二神明と姫路バイパスを使うのが良いと言う事でした。
岡山国際サーキットへ車で入っていく
岡山国際サーキットへ車で入るには入場料1000円をゲートで支払う必要があります。
1000円を支払ってピット方向まで向かう様子をドライブレコーダーの映像ですが掲載しているのでよければ参考にしてみてください。
主催者割当のピットで受付をする
ピット裏に行くと主催者に割り当てたれたピットがあるのでそこに車を止めて、受付を済ませてゼッケンとタイム計測の機械(走行会が終わったら返却)を受け取る。
ピットの様子
ピットには水道が一つある以外は座るところもありません。
写真右下に積んでいたスペアタイヤや工具類を下ろしておいています。
自販機が置いてあったりホームトレートと反対側の左側にトイレが設置されています。
ピットロードの向こうはホームストレート。
準備をする
用意してきたテープでゼッケンをボンネットと運転席側に貼り付ける。
ヘッドライトやテールランプはガラスなら飛散防止(クラッシュ時)にテープを貼る必要があるのだが、現代の車は樹脂なので特にテープを貼る必要は無いらしい。
貸出してもらったタイム計測機は運転席の後ろの窓に、取り付けのソケットをテープで止めて装着。
これで準備完了です。
ドライバーミーティングで細かいルール説明を受ける
フリー走行の前にピットで主催者側からドライバーミーティングがあり、走行会の内容とフラッグ等のルールの説明を受けます。
初めての人は別途かんたんではありますが次のレクチャーを受けます。
- 追い越される時は
- 気をつけるポイント
- コースアウトした時の対処方法
- コースのアップダウンがあるのでちょっとしたポイントの説明
初心者向けに頂いた岡山国際サーキットの注意事項資料。
高低差をグラフにしたコースの見取り図。
ガソリンスタンドはあるの?
ガソリンスタンドはあります、ただし市販価格よりも30円高いです。
ガソリンを入れるには
- ピットはしにある(2階レストランと同じ建物)一回受付の手前の入り口で何リットル買うかを申し出てガソリンチケットを買う。
- ガソリンチケットを持ってガソリンスタンドへ向かうと、小さな小屋から係員が出てくるのでチケットを渡すとガソリンを入れてもらえるシステムです。
岡山国際サーキットは走りやすい?
岡山国際サーキットを初めて運転してきたのですが、とても走りやすいです。
高速コーナーが無いと言うか、堺カートランドの2コーナーの様なデンジャラスなコーナはありません。
たいたい2速か3速で回るコーナーが多いです。
唯一、ホームストレートからのブレーキングをミスするのが多いと言うかセーフティゾーンが大きいので目標物が無いとミスしやすくてコースアウトする事もあります。
それ以外のコーナーで市販車を運転していてミスする事はほぼ無いと思いますが、ブレーキとタイヤの熱ダレだけには注意した方が良いかもしれません。
シビックがホームストレートからブレーキングミスしてコースアウト「6分46秒付近」。
岡山国際サーキット 最低限のチューニング箇所
岡山国際サーキットの走行会に参加して最低限チューニングした方が良いと思った点をピックアップさせて頂きますので
もしサーキット走ってみたいなとお考えの方はご参考までに
- ブレーキパッド (30分フリー走行でエンドレスのSSMで十分に対応可能でした)
- ブレーキオイル ドット4に交換しておいたほうが良いです
- エンジンオイル 硬めのレーシングオイル(Takumiの10W-60辺りがおすすめかも)に交換
- タイヤ ダンロップZ3ならピッタリのスペック。ストレートのブレーキキング突っ込み過ぎは後半熱ダレしてきました。
- バケットシート Gが強いので純正シートだと筋肉痛になります。
夏場以外なら冷却系もそんなに気にしなくてもいいですが可能なら次のパーツも交換または増設した方が安心です
- 点火プラグ 8番あたりがベスト
- オイルクーラー 普通にエンジンに優しいのでサーキット以外でも役に立つ
- 爆音マフラー シビックが走っていると自車のエンジン音が聞こえない
サスペンション系はヘタリがなければコースの状態が非常に良いので純正サスペンションでも走行会なら全然走れると思います。
お釣りの処理が辛いならHKSのハイパーマックスSP辺りならお釣り処理とても楽でしたのでおすすめだと思います
備北ハイランドサーキット
高速コーナーと長い直線のあるサーキットを走るには車高調入れたりハイグリップタイヤを装着したり冷却性を高めるためにオイルクーラーを取り付けたり点火プラグやブレーキパッド&ブレーキオイルを耐熱性の高いものに交換したりする必要があるのですが、今回そうした装備や改良をしなくても車が壊れない(買った状態でそのまま走れる)近畿限定にはなりますがミニサーキット(岡山県にある)紹介したいと思います。
ミニサーキットの利点
- 直線が短いのでエンジン含めて車への負担が少ない
- 低速コーナー中心で高速コーナーがほぼ無い
- ガソリンを余り使わない
- タイヤの負担も少ない
- コースアウトしなければ車の故障の心配もない
- 自動車の運転の練習にも最適
備北ハイランドを走ってきた経緯と感想
知り合いが予てからサーキットを走りたいと言うことで、貸し切りやイベントが無ければ突然行っても6000円(ライセンス不要、女性ドライバーは1000円割引の5000円)で練習走行できる岡山県にある備北ハイランドサーキットへ練習走行を一緒に走ってきました。
練習走行してきたのは2016年10月28日で天候は雨、路面状態はウェット。
備北ハイランドサーキットはAコースとBコースがあるのですが、Bコースを練習走行してきた次第です。ミニサーキットなので堺カートランドを一回り大きくしたような印象で、直線距離短く(雨天)WRXでは4速に入るか入らないか最高速度は時速120km/h位までしか出なかった。
備北はドリフト走行の車が多いのですがグリップ走行の車も居るそうです。この日は雨で私達3人の貸し切り状態。サーキットの受付の方も6000円で3時間走れるが16時の閉園まで好きなだけ走ってもらっていいですよと(サービスしてくれるとの事)。
備北ハイランドのBコースの動画。
備北のミニサーキットを走った感想としては
- 直線が短いので怖くない
- スピードも出ないので危なくない
- コースがとてもわかりやすい
- 路面状況はいい
- 楽しい
怖くないけどコースアウトしないかと言うとそうでもない。無理をするとコースアウトすると思います。
ピットからのスタートは、コース合流の先にミラーが設置されているので一時停止します。車両が途切れたら一気にスタートしてコースに合流します。
ピットに戻るには最終コーナーからストレートに入るちょうど中間に狭い路地の様な道路があるのでそこからピットに戻ることができる。
ピットからコース合流しBコース一周した動画です。
備北ハイランドサーキット 最低限必要な装備
お手軽なミニサーキットだけど走るのに必要な装備品と禁止事項があります。
ヘルメットとグローブ。靴は運動靴で大丈夫です。
但し、ヘルメットは備北ハイランドサーキット側で無料貸し出しあるので持っていなくてもヘルメットを借りてサーキット走行は可能。
グローブは私はホームセンターコーナンで購入した680円前後の革グローブを用意しました。
エントリー
エントリーは受付窓口で料金を支払います。1月と2月を除く料金は次の通りですが変更もあるかもしれないので備北ハイランドサーキット施設利用料金をご確認ください。
- Aコース 5000円
- Bコース 6000円
- 女性ドライバーはそれぞれ1000円割引。
- 練習走行は基本的に何れも3時間ですがオーバーしてもサービス。
初めて練習走行する方はサーキット利用のルールとコースアウトした時に自分でコースに散らばった砂やゴミ掃除をする事を念入りに説明されます。
コースアウトしたらコース上に幾つか「ほうき」が備え付けされているので所定の場所に自動車を停車させてコースと自動車に付いた砂を掃除する必要がある。
これがその簡易説明書です。
受付です。感じの良い丁寧な方が応対してくれました。
コース上に幾つか設置されている「ほうき」です。コースアウトしたらドライバー自身で掃除しなければならない。
普通に走っても良い(グリップ)
備北ハイランドサーキットは土日はドリフト走行の人が多いです。YOUTUBEで検索すると派手なドリフトの映像ばかりですが、普通(グリップ)走行も可能できます。
備北ハイランドサーキット Bコース 初走行 ロードスター。MrYasu1988様の動画より。
ドリフト走行している車が二台ストレートを過ぎた後に普通にグリップ走行スタートされています。コース途中はグリップ走行の車が何台か見られます。
土日祝は車の台数が多い様なので、平日もしくは平日+雨天だとほぼ貸し切りの状態だと思うので気兼ねなく練習するならそうした平日または雨天が狙い目だと思います。