巷で大人気のプリウス新型四代目開発コード690Aの情報です。今度の新型は1リッターのガソリンでなんと40kmもの距離を走れる超低燃費となるそうです。超低燃費の鍵は軽量化とパワートレインの更なる効率化により目標を達成していると言う。ただ空気力学にこわだり過ぎたのか結果的に初代インサイトの様なボディーフォルムを採用する様子です。
新型プリウスは12月9日販売。公式な販売価格とオプションパッケージの料金が判明しました。詳しくはこちらから御覧ください。
40型はプリウスはOBD2が使用できない。詳しくはこちら
トヨタ公式、新型プリウスグローバルニュース
燃費につきまして、JC08モード40km/Lのスペックを持つグレードは「E」グレードのみ。FF駆動方式のその他グレードはJC08モード37.0km/L、E-Fourシステムの4WDグレードはJC08モード35.0km/Lとなります。
今度の新型プリウスには4WD駆動方式「E-Four(資料はハリアーのシステムです)」が設定されます。軽量四駆ユニットなので(車両重量はSグレードのFFモデルで車重1360kg、E-Fourモデルで1430kgです。)燃費はJC08モード35.0km/Lを実現。
2015年10月27日追記、プリウスのカタログ完成、発売間近。
4代目プリウスの主な特徴
トヨタ公式より発表された4代目プリウスの主な特徴
ICONIC Human-tech デザインコンセプトを取り入れたブランド化されたエクステリアに、空力を考えたトライアングルシルエットに、TNGAによる低重心パッケージを融合させた先進的でエモーショナルなデザインを採用。
ヘッドランプユニットにはハイビームロービーム兼用1灯式「Bi-Beam」LEDバルブを採用。
さらにドライバーサポートシステムには「Toyota Safety Sense P(ランドクルーザーの解説ページですが同じシステムです。)」を搭載する事を可能とし、その他インテリジェントクリアランスソナーにて低速時の取り回しでの接触事故の回避と、超音波を使い左右の巻き込み障害物アラート警報も装備したセーフティー機能を充実。
さらにさらに、超音波を使った「シンプルインテリジェントパーキングアシスト」と言う機能も搭載するので苦手な車庫入れもセミオートでらくらく駐停車する事を実現しています。
以下トヨタ公式発表の内容です。
ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、総合的な制御により、クルマだけではなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールをはじめ４つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を採用
アクセル・ブレーキペダル操作の有無に関係なく、低速での取り回し時での接触回避、または被害の軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」を採用。さらに側面の超音波センサーを使って右左折時の巻き込みを警報する機能を搭載し、さらなる安全性向上に貢献
超音波センサーを使って周囲の障害物を検出し、駐車スペースを認識。駐車したいスペースの前で停車し、スイッチを押すだけで、適切な後退開始位置への誘導と後退駐車のためのステアリング操作をアシストする「シンプルインテリジェントパーキングアシスト」を採用。障害物の検出精度を向上したことで、画像認識なしでも高い駐車制度を実現
隣の車線を走る車両をレーダーで検知。車両が死角エリアに入ると、ドアミラーに搭載されたLEDインジケーターを点灯させドライバーにお知らせする「ブラインドスポットモニター」を採用
多機能の上にも使いやすい・見やすい4.2インチカラーTFTのツインメーターを採用。右側を速度や燃料計などの基本情報を表示。左側をステアリングスイッチで切り替えられる「マルチディスプレイ」とし、機能性と先進性を表現。
車速や警告類をフロントウィンドウに表示し、視線移動を最小限に抑えた「カラーヘッドアップディスプレイ」を採用
ステアリングホイールの握り部分に昇温と降温を抑制する機能を持たせた合成皮革素材を採用し、快適性が向上
助手席・後席の乗車有無や室内温度などを検知し、人が乗っていない席の空調を自動で抑制することにより、乗員の快適性と低燃費を賢く実現させるS-FLOW（一席集中モード）を採用
ITS専用周波数（760MHz電波）を活用し、クルマのセンサーでは捉えきれない見通し外の情報や信号情報を、道路とクルマ、あるいはクルマ同士が直接通信して、ドライバーに知らせることで安全運転を支援するITS Connectを設定
まもなく発表直前の新型プリウス、インパクトのある切れ長のブーメラン型ヘッドライト。左側のシルバーカラーがスタンダードな16インチホイール仕様のSグレード、右がダーク調ガンメタリックカラーの17インチホイールとフォグランプ装備のGグレードもしくはSツーリンググレード。
フロントグリルは燃料電池車MIRAIのフォルムに寄せては着ているのですが、車のテール側で乱気流による空気抵抗を抑える為に考えられた形状がインサイトっぽい感じになってます。
新型プリウスの発表は2015年10月開催の東京モーターショー。発売は12月で、販売価格は20万円アップの240万円より。フォルムはほぼ写真のフォルムで確定です。
4代目新型のインテリアです。4.2インチ液晶標準装備。ダッシュボード中央のインパネも視認性が格段にアップグレードしています。
内装はシートもインパネもグレーとブラックを基調としたツートーンデザインでシート形状はMIRAI系のものになると言う。
パワートレインは現行モデルと同じ1.8リッターエンジンとなる予定ですが、ハイブリッド駆動用バッテリーにリチウムイオン電池を採用する事でモーターをより効率的に働かせる事が出来る様に改良されている。またガソリン車の言うECUであるパワーユニットコントロールユニットがスペックアップで新開発のSiC半導体（ロイター）を採用することで従来よりもさらに有効に電力を使うことが出来+軽量化により10%の燃費向上に繋げているそうです。
設定されるグレードは現行モデルと同じ「Lグレード」「Sグレード / 特別パッケージ」「Gグレード / 特別パッケージ」を基本としボディーカラーリングは環境を意識した「自然色」メインで全9色用意されます。
グレード別価格
駆動方式は4WDとFFの2種類が設定されるのですが、EグレードのみFF駆動方式の設定で搭載バッテリーはニッケル水素です。その他、SツーリングセレクションとSグレードのFF駆動方式はニッケル水素バッテリーの搭載となり、他の全てのグレードはリチウムイオンバッテリー搭載となります。
2WD/FF駆動方式モデル
- Aプレミアムツーリングセレクション 319万9745円
- Aプレミアム 310万7455円
- Aツーリングセレクション 292万6800円
- A 277万7563円
- Sツーリングセレクション 262万8327円
- S 247万9091円
- E 242万9018円
4WD駆動方式モデル
- Aプレミアムツーリングセレクション 339万4145円
- Aプレミアム 330万1855円
- Aツーリングセレクション 312万1200円
- A 297万1963円
- Sツーリングセレクション 282万2727円
- S 267万3491円
- E 242万9018円
今度の新型プリウスのニューハイブリッドシステムは同じなのだが、グレードによってリチウムイオンバッテリーとニッケル水素バッテリーのグレードに分けられます。
オプション価格
- トヨタセーフティーセンスP 8万6400円
- アクセサリーコンセント(AC100V/1500W) 4万3200円
- ナビレディーセット(ナビレディーパッケージ) 3万2400円
- おくだけ充電 1万2960円
- 寒冷地仕様(Aグレード以上) 1万8360円
- 寒冷地仕様(E / S グレード) 2万3760円
- チルト&スライド電動サンルーフ(挟み込み防止機能付き) 10万8000円
- ITSコネクト(路車間・車車間通信システム) 2万7000円
- LEDフロントフォグランプ(アクセサリーランプ付き) 2万1600円
- ホワイトパールクリスタルシャイン 3万2400円
- エモーショナルレッド 5万4000円
- サーモテクトライムグリーン 4万3200円
四代目プリウス主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4540×1760×1470mm
- ホイールベース 2700mm
- 重量 1360kg
- エンジン型式 2ZR-FXZ
- 直四DOHCエンジン+モーター
- 総排気量 1797cc
- 最高出力 98ps/5200回転
- 最大トルク 14.5kg.m/3600回転
- モーター最高出力 72ps
- モーター最大トルク 16.6kg.m
- トランスミッション 電気式CVT
- JC08モード燃費 40km/L (Eグレード)
話はそれるのですがSiC半導体に載せ替えるだけで現行プリウスでも5%燃費が伸びると某誌では言ってます、そこで思い出したのが先日遊びに行って来たモリモリ管を販売している3Q自動車の社長もそう言えばハイブリッド車両に3Q自動車が販売しているヒューズ（1個900円）へ交換したら燃費が伸びるって言ってたのを思い出しました。後は役に立つかどうかわからないmoricoなる電力回生機器もかなり威力があるらしい。（嘘か本当かわからない）と言う話をプリウス四代目の記事を書きながら思い出してしまった次第です。当時は「この社長絶対ウソを言っている」と思ってたのですがSiC半導体の話を読むとあながち理に適っているような無いような気も致します。
40型プリウスの最新情報
40型のプリウスはOBD2アダプターにサードパーティー製品のカーインフォメーション装置を接続できないってほんと？
はい、本当の様です。プリウス盗難対策としてOBD2アダプターには他社のレーダーやスマートフォンで自動車の情報を見るアプリなどが使えないとの事です。参照記事「イモビカッター」。
またフロントドア内にエアバック用の衝突圧力センサーが追加されているため、スピーカーの交換やデッドニングは禁止されているとの事。交換は出来ると思いますが、改良みなされメーカー保証外となると思われます。