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トヨタ新型「エスクァイア」2017年5月一部改良 安全性と燃費向上

2014年10月に新しく発売されたラグジュアリーミニバン「エスクァイア」が一部改良されます。発表時期は2017年5月頃で主な改良内容はボディデザインの変更と使い勝手が良く上質なインテリアへと変更に加え安全性と燃費性能が向上する。

詳細は未だ確認できていませんが変更されるボディデザインなら古めかしいプロジェクター式ヘッドランプじゃなく角型LEDやスタイリッシュなLEDイルミネーションランプ等が採り入れらるのでしょうか。

ノアとヴォクシィ派生ミニバンなのでリヤは何となくベースモデルに似ている。次期モデルでは大幅なデザインの差別化を期待したい。

2014年10月リリース情報

ちょうどこの記事を書いている日時にトヨタ店とトヨペット店にて新型「エスクァイア」を発表しました。店舗にて公式デビューは11月15/16日と言うことです。

トヨタ新型エスクァイア公式ソース

http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/4128708/

5ナンバーながら大胆なフォルムを取り入れフロントグリルはレスクサスのスピンドルグリルを思わせる大型エアーインテークデザインを取り入れています。エンジンはそれぞれ共通ハイブリッドモデルには1.8リッター2ZR-FXEエンジンが搭載され、ガソリン車には2リッター3ZR-FAE型エンジンが搭載されます。

2014エスクァイアGiハイブリッド

販売されるグレードは下位グレードXi(2592000円より)と上位グレードGi(3204000円まで)が用意され駆動方式はFFと4WDが両グレード設定あります。また定員はセカンドシート独立タイプシートを採用する7名とセカンドシートベンチシートを採用する8名が設定されています。

こちらがセカンドシート独立シートを採用した定員7名のキャビンです。Xiの2WDガソリンモデルにはサイドリフトアップシート装着車設定あります。

2014エスクァイアの定員7名のキャビン

2014エスクァイアリフトアップシート車両

 

こちらがセカンドシートベンチシートタイプの定員8名モデルのキャビンです。

 

2014エスクァイアの定員8名のキャビン

車両サイズ

  • 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4,695×1,695×1,825mm
  • ホイールベース 2850mm
  • トレッド幅 フロント/リア 1480/1475mm 補足1
  • 地上最低高 160mm
  • 最小半径 5.5m
  • 車両重量 1570kg 補足2
  • 定員 7名/8名
  • ハンドル 右
  • 駆動方式 FF/4WD
  • トランスミッション Super CVT-i 補足3
  • サスペンションフロント ストラット式
  • サスペンションリア トーションビーム式
  • ブレーキフロント ベンチレーテッドディスク
  • ブレーキリア ディスク 補足4
  • タイヤホイール 195/65R15タイヤ&6J

補足1、ハイブリッドモデルのリアトレッド幅は1480mm。 / 補足2、車両重量ハイブリッドGiは1620kg、ハイブリッドXiは1610kg。 / 補足3、ハイブリッドのトランスミッションは電気式無段変速機。 / 補足4、ガソリン車2WDモデルのみリアブレーキはドラム式となります。

ガソリン車エンジンスペック

  • エンジン型式 3ZR-FAE
  • 直列4気筒DOHC
  • 排気量 1.986cc
  • 内径x行程 80.5 x 97.6mm
  • 圧縮比 10.5
  • 燃料供給方式 EFI
  • 可変バルブタイミング
  • 最大出力 152馬力/6100回転
  • 最大トルク 19.7kg.m/3800回転
  • 燃料 無鉛レギュラーガソリン
  • タンク容量 55L
  • JC08モード燃費 16.0km/L 補足5
  • アイドリングストップ付き
  • 充電制御機能付き
  • 電動パワーステアリング

補足5、4WD車両のJC08モードの燃費はGiが14.8km/L、Xiが15.0km/Lとなります。

ハイブリッド車のエンジンスペック

  • エンジン型式 2ZR-FXE
  • 直列4気筒DOHC
  • 排気量 1.797cc
  • 内径x行程 80.5 x 88.3mm
  • 圧縮比 13.0
  • 燃料供給方式 EFI
  • 可変バルブタイミング
  • 最大出力 99馬力/5200回転
  • 最大トルク 14.5kg.m/4000回転
  • 燃料 無鉛レギュラーガソリン
  • タンク容量 55L
  • JC08モード燃費 23.8km/L
  • モーター形式 5JM
  • 種類 交流同期電動機
  • モーター最大出力 82馬力
  • モーター最大トルク 21.1kg.m
  • バッテリー ニッケル水素
  • 個数 28個直列接続
  • 容量 6.5Ah
  • アイドリングストップ付き
  • 充電制御機能付き
  • 電動パワーステアリング

エスクァイア2014 外観

車両サイズとエンジンスペックが類似するノアちがうエレガントなフォルムをしていて、フロントのエアーインテークがレクサスのスピンドルグリルの様に落ち着きながらも高級感を醸し出しています。ただ1つ難点を言うとホイールサイズが小さくてタイヤハウスとの隙間がやや気になります。今の時代に15インチ6Jのサイズのホイールはちょっと寂しい感じがするので最低17インチアップした方がよりしっくりくると思います。

2014エスクァイアフロント写真

 

テールフォルムも文句なしで落ち着いたイメージはあるもののやっぱりホイール周りが寂しくてルーフスポイラーも欲しい気がします。次の写真を見て下さい。

 

2014エスクァイアテール写真

目の前から見るとスピンドルグリルが威圧的なイメージでかっこいいです。フロントバンパーもアンダースポイラー無いのに車の下部分がスカスカと言うイメージを持たせないデザインを採用しています。

2014エスクァイアフロントグリル

 

真後のテールフォルムです。大きなテールライトはバッチリですがやっぱりルーフスポイラーは欲しい所です。

2014エスクァイアテールデザイン

サイドから見たフォルム。違和感はありませんしカッコイイと思いますがやっぱりホイール周りが寂しい。

 

2014エスクァイア横から見た写真

 

一応トヨタエスクァイアオリジナルアクセサリーオプションでバッチリ決まるエアロパーツが販売されているのでこれをイメージしてドレスアップするのも良いかもしれません。ホイールは17インチでルーフスポイラーとアンダースポイラーサイドステップリアスポイラー装着イメージです。

2014エスクァイアオリジナルアクセサリー

 

ハイブリッモデルのエンジンルームです。ハイブリッドシステムはプリウスαと同じものを採用されるそうです。

2014エスクァイアハイブリッドエンジンルーム

 

こちらは2リッターガソリンモデルのエンジンルームです。メンテナンスしやすそうなエンジン配置をしています。

2014エスクァイアガソリン車エンジンルーム

エスクァイア2014 内装

運転席です、視界広くピラーも邪魔にならない感じでとても運転しやすそうです。完全なフロアスルーではないもののお買い物や子供さんのお迎えにも便利なシートレイアウトを採用。

2014エスクァイア運転席

 

ハイブリッドモデルのインパネです。三眼レイアウトでタコメーターは無く左にエコ度を示すアナログメーターと真ん中にスピードメーターと右側燃料計レイアウトとなります。

 

 2014エスクァイアハイブリッドインパネ

ガソリン車のインーパネです。三眼レイアウトで左はエコメーターの替わりにタコメーターが搭載されます。

2014エスクァイアガソリン車インパネ

キャビンは7/8名用あるのですが、シートアレンジが多彩でまず7名モデルのシートアレンジが多彩。

セカンドシートは独立スライド式で乗り降りも便利。

7名モデルセカンドシートスライド

フルフラットは無理ですが、ファーストとセカンドシートフラットか次の写真

 

7名モデルフロントフラット

セカンドシートサードシートはフルフラットに切り替えられるので車中泊もとても楽になります。

 

7名モデルテールフラット

大きな荷物も載せられるようにサードシートは5:5分割可能。

 

7名モデルサードシート5;5分割

サードシートをたたんでセカンドシートを一番後ろまでスライドさせてリムジンの様なレイアウトに出来ます。

 

7名モデルサードシート分割+セカンドシートスライド

 

8名モデルのシートレイアウトです。セカンドシートはベンチシートです。ファーストセカンドシートフラットの状態

8名モデルファーストセカンドシートフラット

セカンドシートとサードシートはフルフラットに切り替える事が出来ます。

8名モデルセカンドサードフルフラット

 

サードシートを折りたたんで大きな荷物を載せる事も可能。

8名モデルサードシートたたんだ状態

さらにセカンドシートを前に折りたたんで自転車なども乗せる事が出来ます。

 

8名モデルセカンドサードシートたたんだ状態

ドライバーズサポート安全システム

4WD車両には四輪駆動の特性を活かしたトラクションコントロールと横滑り防止システムを採用。S-VSC / EPS / VSC / ABS / TRCを複合的4輪を制御するドライバーズサポートシステムを搭載します。これは自動運転とかそう言うものではなくコーナーリング時にスリップして車のコントロールを失うことを防止するしすてむで、例えばリア側がスリップして慌ててブレーキを踏んで車のコントロールを失わずにする安全装置です。過信は禁物ですが不用意なオーバースピードでのコーナー進入にはかなりの威力を発揮します。

2014エスクァイアトラクションコントールイメージ

2WDとハイブリッドグレードには、VSC横滑り防止機能とTRC駆動制御してくれるトラクションコントロールにEPS / ABSからなるドライブサポート安全装置が装着されます。EPSがどの様に作用するのかは体感したことがないのですが電動パワーステアリングなのでトラクションコントロールが働いた際にハンドリングの付加を減らしてくれる要素があるのかもしれないですよね。後はABSは急ブレーキでもハンドリング操作が効くようにしてくれるアンチロックブレーキシステムです。これが複合的に働いてドライバーの安全運転をサポートします。

2014エスクァイア2WDドライバーズサポートイメージ

エスクァイア2014の感想

2014年に入り駆動制御能力が各社高くなっています。どこが違うのかとやっぱり滑りやすい路面を安全に走れる様仕上げてきていますので、ドライ路面では感じないと思いますがウェットや雪道ではこれらのトラクションコントロールが威力を発揮してより安全にドライバーをサポートしてくれるはずです。

車両自体の感想は、ドレスアップしやすい形状をしていますのでトヨタのオプションエアロ組むとより良い感じに仕上がると思います。

兎に角、2014年の車両はトラクションコントロール機能が各社素晴らしいので古いワンボックスからそろそろ乗り換えようかなとお考えの方には2014年新型車両にお乗換えがお勧めだと思います。

エスクァイアのTRD仕様。

2014エスクァイアTRD仕様

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