自動車の違反ってスピードや一時停止だけじゃない
最近フロントまたはリヤのライトやライセンスランプ(ナンバー灯)が一つしか点灯していない車をよく見かける。
昼間だと問題は無いがこれも整備不良と言う道路交通法違反になる事は知ってますか?
道路交通法第六十三条 (車両の検査等)に明記されている通り車に不備がある場合、警察に摘発され減点及び罰金と言う処分を受けます。
整備不良で取締を受けた場合の点数と罰金額(普通自動車の金額)。
タイヤがつるつるの場合は制動装置等違反に入るはずです。
整備不良内容 | 点数 | 罰金 |
尾灯等(ライト類が切れている) | 1点 | 7千円 |
制動装置等(ブレーキの不具合) | 2点 | 9千円 |
リンク先警視庁公式ページ
ライト類が切れているってどんな状態?
一番わかり易いのはヘッドライトが片一方しか点灯していない、または点灯していない状態です。
ポジションランプやクリアランスランプと言うものも切れていると整備不良ですが、クリアランスランプは消すことができるなら消して運転することは可能です。
このライセンスランプも一つまたは二つとも切れているとパトカーや警戒中の警察官に見つかると停車を求められる可能性が高いです。
通常二つ点灯していないと違反になります。
ブレーキランプが切れている状態。ハイマウントストップランプ(トランクの上の方についているブレーキランプ)は切れていてもばれない可能性が高い。
前後ウインカーが点滅しないのも整備不良です。
タイヤの整備不良
タイヤの整備不良が一番見逃しやすいポイントだと言えます。
タイヤの整備不良でまず捕まることはありませんが、重大な事故を招きかねず人の命に関わる事なので毎日点検する事をおすすめします。
細かいタイヤの整備不良のポイントは空気圧不足やひび割れまたは異物が刺さっている(釘等)
タイヤの整備不良でわかりやすいポイントとしては写真の様に溝が無い状態。
しかしながら溝が無くなる以前にスリップサインが出ていると整備不良ですのでご注意下さい。
スリップサインと言うものがどのタイヤにも目印としてありまして、スリップサイン=溝の深さ1.6mm未満です。溝の深さ1.6mm未満のタイヤは法律で使用してはいけないと定められている。
このスリップサインがタイヤのみぞと同じ高さまですり減っていると整備不良です。
ライトが切れているかどうか確認する方法
一番いいのはご両親かご兄弟またはご友人に車外から目視確認してもらうのが良いです
ヘッドライトやウィンカー(ハザードボタンを押すと4つ一度に点滅します)それにライセンスランプは車から降りて一人でも目視確認できます。
但し、ブレーキランプは鏡が無いと一人では確認できません
ブレーキランプを一人で点灯するか確認するには、スマートフォンのビデオ録画機能を使って確認する事はできる。
例えば、車の後ろにスマートフォンを置いて録画を開始
スマホの下に少し角度が付くようなものを置いてテールランプの真下辺りに置くと良いでしょう。
エンジンは掛けなくていいのでフットブレーキを踏んでみて下さい、エンジンが掛かって無くてもブレーキを踏むとランプが点灯します、もし再生した動画でランプが点灯していなければ切れている事になります。
カメラに両方のブレーキランプが一度に映らない場合は片方ずつ録画すると良いでしょう。
https://www.facebook.com/gdbgvbvab/videos/346801152731032/
整備不良とわかったらどうすればいいの?
整備不良の箇所を見つけたら、ディーラーへ点検と修理を依頼するか
自動車パーツ量販店「オートバックス、イエローハット」等で相談すると良いでしょう。
街の自動車整備工場でも良いのだが、部品がすぐにあるかどうかわからない。その点オートバックスやイエローハットならライト類やタイヤの在庫が豊富なので早ければ即日整備不良を治す事ができる。