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iPhoneと連動可能な「Apple carplay」対応ナビを調べてみた

連日話題となっているAppleの月額定額制の音楽聞き放題(視聴出来る曲数は数百万曲)ストリーミングサービス「Apple Music」を車のカーステレオもしくはナビと連動させて楽しめる事は出来ないものかと、現在アップルが力を入れている車のカーナビサービス「Apple carplay」対応ナビについてどのような利点があるのかまた何処のメーカーが対応しているのか調べました。

Apple carplayナビ

 

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Apple carplayとは

まずiPhone5シリーズ(c/s)及びiPhone6もしくはPlusの4G/LTEキャリア通信出来るスマートフォンが必要となります。これを「Apple carplay」対応ナビとUSBケーブルで繋いで連動させて使う事が出来ます。

利用イメージはナビやオーディオと言うよりも車がスマートフォン化する様なイメージで、「Siri」を使い車に知りたいことややりたい事を「口頭で聞くだけ」でiPhoneが処理してくれます。

しかしながらわざわざ「ナビ」にする必要は無いのでは?と思いますが肝心なのは車のスピーカーに連動するのが利点だと言えます。車のオーディオスピーカー連動であればストリーミング配信の音楽を車のスピーカーから出力させてゲストにも楽しんでもらえますし、液晶サイズも対応ナビシステムにもよりますが10インチサイズ前後で画面もとても見やすくなるので運転中でもナビ案内やメールのやり取り等もしやすくなると言うわけです。またウーファーを入れて大出力でお気に入りのミュージックを迫力のサウンドで楽しむ事も出来る様になります。

画面はタップ操作に対応しますが「Siri」により運転手の口頭による操作で普段のスマートフォン利用と変りなくインフォメーションサービスを利用する事が可能です。

ルート案内サービス。(ルート案内サービスがGoogleMapで無いことが懸念材料)

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ハンズフリー電話の状態。

 

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メールのチェック及びメッセージの送信は「Siri」が読み上げてくれてまた口頭でメッセージを送信する事が出来る。

 

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好みの音楽も「Siri」に言うだけで探して車内で手軽に視聴する事が出来る。

 

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iOS9よりワイヤレス接続対応

iOS9よりナビにワイヤレス接続対応しました。今まではインターフェースが有線接続しか対応していなかったのだが、Wi-Fi(無線LAN)を使いカーナビと接続できる。

車内で配線が邪魔にならずすっきりとCarPlay機能を使えてセカンドシートからもコントロールできるようになり非常に便利になる。

ワイヤレスCarPlay対応製品は未だアルパインの「iLX-107」(米国のみ発売)しか登場していないがBMWやMINIは2017年度純正ナビに順次対応していく予定。

「iLX-107」の販売価格は900ドル。5GHz帯無線LAN対応しiPhoneを使ってワイヤレスで操作設定を可能としている。

 

Apple carplay対応ナビ

国内ではパイオニアとアルパインとケンウッドが後付対応の「Apple carplayナビ」を販売しているのですがアルパインに限っては日本向け製品はリリースされていません。

2017年8月現在、市販ナビはパイオニアが2製品とケンウッド2製品販売中。その他ホンダの純正ナビ(パナソニック製造元)が対応できているのですがホンダ純正品なのでトヨタや日産等のホンダ以外の自動車オーナーには販売してくれない可能性が高い。

パナソニックがホンダ向け純正ナビに対応させているので今後各社からも多数発売されるものと思われます。、話題の数百万もの音楽を定額制で聴き放題のサービス「Apple Music」がリリースされましたのでひょっとしたら今後爆発的に普及する可能性もあります。

パイオニア

パイオニア SPH-DA700

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パイオニア FH-9300DVS (iOS10.0以上)

ケンウッド

ケンウッド MDV-Z904W/Z904

詳細はケンウッドカーナビページをご覧ください。

補足、ケンウッドのこのナビはアンドロイドスマートフォン「Android Auto」にも対応します。

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スズキ純正ナビ

スズキ純正ナビ (クラリオン製 型番 99000-79AP8-W00)「Apple carPlay / Android Auto」両方のスマートフォンと連携可能。SmartAccessアプリをセットアップして連携させる事ができる。

現行モデルもソフトウェア更新でアンドロイドスマートフォンにも対応可能です。詳しくはリンク先ニュースリリースを御覧ください。

スズキ、Android Auto™に対応する ナビゲーション更新ソフトをインターネットで配信開始

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アルパイン

 

日本未発売ですが海外向けではアルパイン製品も発売されています。アルパインi109-WRA

ホンダ純正ナビ

以下の製品はホンダ純正品です。取り付け出来る車はホンダの車両に限定されると思われます。またディーラーでしか購入する事が出来ない可能性が高い。対応スマートフォンはiPhone5以上OSはiOS9.3.2とされます。

VXM-175VFNi

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VXM-175VFEi

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VXM-175VFi

 

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ホンダ純正ナビで「Apple carPlay」に対応している生産終了モデル。

  • VXM-165VFNi
  • VXM-165VFEi
  • VXM-165VFi

上記3種類のナビは対応しているのでもしホンダ中古車ご購入の際は参考にして下さい。

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スバル純正 車種別専用

インプレッサ・XV 専用 パナソニック ストラーダ

H0012VA030WW レヴォーグ S4 WRX 専用 パナソニック ストラーダ

レガシィ 専用 DIATONE SOUND NAVI

Apple Musicはcarplayで使えるのか?

ミュージックアプリがプリインストールされているので使えます。

iPhoneにプリインストールのミュージックアプリを定額制にすることでApple Music対応になります。

Siriにドライブ用プレイリストを作ってもらったり、SiriにDJになってもらったりとドライブがさらに楽しくなる。

Apple Musicの定額制を利用できるようにするにはiPhoneのオペレーションシステムを「8.4」へバージョンアップする必要があります。

iPhoneのオペレーションシステムのバーションアップ方法は次の通りです。「iPhone→設定→一般→ソフトウェアアップデート」の手順で更新できます。

OS8.4へ更新が完了したら「Music」アイコンをタップして起動すると以下の画面が表示されるので「3ヶ月無料トライアルメンバーシップを開始」をタップして購入手続きを完了して下さい。3ヶ月間お試しして気に入らなければキャンセルする事で課金はありませんが、ナビを買った後でこのサービスを利用しないのも残念な気持ちもあります。

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カーナビとミュージック以外に利用できるアプリ

「Apple carplay」ナビで他に利用できるアプリは次の通りです。

補足、今の所余り沢山はありません。これから目的に応じて拡張されていくものと思われます。

PodCast

配信サーバー機能を備えた総合マルチメディアコンテンツ提供アプリです。

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At Bat

メジャーリーグの試合内容の詳細を情報化して詳細を楽しむ事が出来るアプリ。日本では使い道が無い。

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stitcher

海外のテレビ番組メディアの情報を取得するアプリ。

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overcast

オーディオボットキャストプレーヤー。英語版のみ対応。

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「umano」、現在iTunesでの公式提供はありません。

アプリの内容なライフスタイルに併せた情報を視聴出来るアプリです。ただ、日本語に対応しているかは不明。

Apple carplayナビは買か?

ナビの機能は未知数ですが「Siri」と言う音声対話型ナビゲーションに対応するのは大きい。今走っている所のリアルタイム情報を取り出すのも簡単ですし、例えば目的地のお天気予報や混雑具合、周辺の駐車場情報も簡単に取り出すことが出来る。その他、渋滞中メールやソーシャルネットワークのチェックとそれに音声によってメッセージを返信できるのも大きな利点で渋滞中等に特に役立つと思われます。

また数百万曲の音楽を無料で視聴できるアップルミュージックとの連動は非常に魅力的、静的な音楽コンテンツ(ダウンロードしてフラッシュメモリに保存した音楽以外も気軽に気になるアーティストの音楽を視聴出来る)をから開放されますし例えばガールフレンドとのドライブ中も音楽の話題で盛り上がれることは間違いありません。

不利な点と言えば4G/LTEのデーター通信容量規制です。2015年現在大多数のキャリアは7GB制限を設けています。音楽コンテンツがmp3フォマットとして1分1MBと代替で換算した場合、フルストリーミングで音楽を聞けるのは7000分だ。つまり116時間フルストリーミングで音楽を再生させるとデータ通信が極端に低速に切り替わる(128kbps)ので、音楽ストリーミングが快適に聞き取れないしインフォメーションサービスも緩慢な状況に切り替わり使い物にならなくなる。

この7GBデータ通信制限さえ気をつければ「Apple carplay」サービスは非常に快適なものとなると思われるのでiPhoneユーザーのドラーバーにとっては導入の利益は大きいと言えます。

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