マツダ新型3列シート7人乗りSUVモデルを2017年度中に「CX-9」をMPV後継モデルとして発売。CX-9は年内に広島の宇品第一工場にて量産を開始され2016年春から北米にて発売開始。
現行MPVは廃止で北米向けSUVCX-9と統合して大型SUVとして販売されます。現在開発中の2015年新型CX-9はアテンザプラットフォームを採用しシャシーはもちろんSKYACTIVベースで大型タイヤに車高をアップさせたSUVとしてモデルチェンジされ日本版はMPVとして発売されるとの事。
2015年11月18日追加情報。CX-9の写真がリーク。フロントフェイスがより鋭くルーフトップは若干低くスポーティーなデザインが採用されています。リヤのコンビネーションランプもホークアイの様。パワーユニットは2.5リッターターボエンジンSKYACTIV-Tが搭載されます。
パワーユニットは新開発ガソリンターボエンジンSKYACTIV-T、直列4気筒DOHCターボ、総排気量2488cc、最高出力227HP/5000回転、最大トルクは420Nm/2000回転を発生するエンジンを搭載します。PS換算だと230馬力となるエンジンなので余り高出力では無いのですが低中速域でのレスポンスを重視したエンジンセッティングが施されターボラグの少ないスムーズでダイナミックな加速フィーリングを楽しめる仕様だそうです。
http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2015/201511/151119b.html
2015年11月5日追加情報。
新型CX-9が2015年11月20日から29日まで開催されるロサンゼルスオートショーにて初公開。
注目点としましては、新世代SKYACTIV技術とブランドテーマデザイン「魂動」を取り入れているとありますので、もしかして「SKYACTIV-2」の同時発表もあるのか期待したい所です。
2015年8月25日追加情報です。
マツダが2015年9月17日から開催されるフランクフルトモーターショーに新型の「超KOERU」と言う大型のクロスオーバーのコンセプトモデルを発表するとの事。マツダはコンセプトモデルを発表する時に漢字1文字を用いる事が多く2011年のジュネーブモーターショーでは「勢MINAGI」と言うSUVコンセプトモデルが出展されその市販車が現行のCX-5となっている事を考えると、「超KOERU」はCX-9の後継機種では無いかと推測されています。
CX-9(日本ではMPVとして販売予定)後継のSUV「超KOERU」の予想エクステリア。
車両サイズは北米仕様とは若干異なり一回りダウンサイジングされてMPVとして投入される予定。搭載されるエンジンはSKYACTIV-D技術を用いた定評のあるディーゼルエンジンが有力候補なのですが、2018年からアメリカカリフォルニア州のZEV規制が強化されると言うことで次期CX-9にPHEVを導入してくるのでは無いかと言う噂もあります。
これは現行CX-9でフォードCD3プラットフォームベースで次期新型はアテンザプラットフォームとなります。
キャビンは三列シートを採用する大型SUVとして生まれ変わります。
PHEVと言うよりもシングルロータリーエンジンX16を用いたレンジエクステンダーの投入を期待したい所です。予算は然程付いていないのですが今もローターリーエンジンの開発は継続中でX16ロータリーエンジンを採用したEVデミオも存在します。
http://thepage.jp/detail/20140123-00000005-wordleaf
尚、RX-7/8の後継モデルであるローターリーエンジン駆動モデルの情報は今のところありません。技術的には作れる能力は十二分にあるもののスペックが問題となり一般道リッター5km/L未満の燃費だと時代背景に合わないですので燃費の問題をクリア出来る何かいい方法があれば可能性としてはあるのかもしれません。何れにしてもロータリーエンジンの研究開発は小規模ながら続けられているので何れかの形で復活してくるものと思われます。
2015年新型MPV(CX-9)予想諸元表
- 全長x全幅x全高 4900×1890×1750mm
- ホイールベース 2870mm
- 直列4気筒ディーゼルターボ
- 排気量 2488cc
- 最大出力 230ps/5000回転
- 最大トルク 42.8kg.m/2000回転
- トランスミッション 6速AT
- JC08モード燃費 17.0km/L
- 予想価格 320万円-350万円
2016年登場のプレマシー
2016年3月にフルモデルチェンジ予定されている新型ミニバンプレマシーです。フルスカイアクティブ技術が用いられ2リッターガソリンエンジンモデルに加えて2.2リッターディーゼルターボグレードも加わるとの事。利便性の良いセカンドドアスライド式は新型にも受け継がれ6人乗りと7人乗りモデルが設定されます。
2010年に登場した現行のプレマシーは「NAGARE」デザインを導入したフォルムを持った意欲的なミニバンなのですがちょうどSKYACTIV技術投入の間際にリリースとなり2013年1月にマイナーチェンジの際にSKYACTIVガソリンエンジンが投入されるも基本的にSKYACTIVカーでは無いのですが、次期新型モデルはアクセラをプラットフォームとしたフルSKYACTIVとなり低燃費と高い剛性による安定走行を期待する事が出来ます。
2016年新型プレマシー予想諸元表
- 全長x全幅x全高 4585×1750×1630mm
- ホイールベース 2750mm
- 直列4気筒ディーゼルターボ
- 排気量 2188cc
- 最大出力 175ps/4500回転
- 最大トルク 42.8kg.m/2000回転
- トランスミッション 6速AT
- JC08モード燃費 20.0km/L
- 予想価格 240万円