メルセデス・ベンツより2014年新型Cクラスのステーションワゴンが販売されました。1.6/2.0リッターそれぞれ直噴ターボエンジンを搭載し馬力は然程高くないのですがパワーバンドがとても広くトルクがとても太いパワフルエンジンを搭載します。販売されるグレードは次の三種類です。
- C180 1.6リッター/156馬力
価格442万円-573万円 - C200 2.0リッター/184馬力
559万円-641万円 - C250 2.0リッター/211馬力
724万円
ステーションワゴンのクラスは実用性と安全性の高いノーマルグレードと、図のスター型スポークタイプのAMG5スポークアルミホイール装着の走りも重視したSPORTSグレードは3つのグレードで切り分けられています。C250は完璧にスポーツ走行重視の
Cクラスステーションワゴンのスペック
Cクラスステーションワゴンカタログ(PDF)より引用しました
グレード | C180 | C200 | C250 | |||
サイズ全長×全幅X全高 | 4705×1810×1450mm | 4717×1810×1449mm | ||||
ホイールベース | 2800mm | |||||
トレッド幅フロント | 1565mm | - | ||||
トレッド幅リア | 1550mm | - | ||||
地上最低高 | 120mm | - | ||||
最小半径 | 5.61m | |||||
重量 | 備考1 設定グレード別で細かく異なります。C250グレードは車重非公開 | |||||
駆動方式 | FR(後輪駆動) | |||||
シフトタイプ(全てAT免許で運転可能) | 電子制御7速A/T | |||||
定員 | 5名 | |||||
エンジン型式 | 274M16 | 274 | M274 | |||
エンジンタイプ | DOHC直列4気筒ターボチャージャー付 | |||||
燃料供給装置 | 電子制御式燃料噴射(直噴) | |||||
排気量 | 1595cc | 1991cc | ||||
内径×行程(mm) | 83.0×73.7 | 83.0×92.0 | - | |||
圧縮比 | 10.3 | 9.8 | ||||
最大出力 | 156馬力/5300回転 | 184馬力/5500回転 | 211馬力/55000回転 | |||
最大トルク | 25.5kg.m/1200-4000回転 | 30.6kg.m/1200-4000回転 | 35.7kg.m/1200-4000回転 | |||
燃費向上対策 | アイドリングストップ機能、電動パワーステアリング、可変バルブタイミング、筒内直接噴射 | - | ||||
JC08モード燃費 | 非公開 | |||||
ガソリンタイプとタンク容量 | 無鉛レプレミアムハイオク仕様 66L | |||||
ブレーキシステム フロント/リア | ベンチレーテッド / ディスク SPORTSグレードは両方ベンチレーテッド(フロントドリルドディスクローター) | |||||
サスペンション フロント/リア | ダブルウイッシュボーン / マルチリンク (前後スタビライザー付) |
グレード別車重
尚、C250は車重非公開です。
C180シリーズ
- ステーションワゴン受注生産モデル 1550kg
- AVANTGRADE 1570kg
- SPORTS 1600kg
C200シリーズ
- AVANTGRADE 1600kg
- SPORTS 1650kg
外装の方はベンツのエンブレムが大きくレイアウトされステーションワゴンながらスポーツ性をアピールしている感じです。フロントグリルはガードバーの様な感じなのですが大きく開いたエアーインテーク側にはメッシュガードが施されています。フロントバンパーエアロ部分もメッシュカバーを大きく施し、アンダースポイラーが眩しいくらいによく似あってます。
ベンツのすごい所は何と言っても足回りでしょうか。特にアウトバーンを走るように作られているブレーキは一般車両では地上最強のブレーキシステムを装備。しかも軽量化を狙ってフロント側は高価なドリルドディスクローター(穴あき)を採用します。
横から見たら普通のステーションワゴンなのですが前から見たら結構なスポーツカーデザインでそのギャップもまたナイスです。テールエンドにルーフスポイラーが欲しいところです。
エレガントなテールデザイン。このテールランプが2014年のベンツのモデルはすごい特徴的なテールランプをしています。
これはCクラスのものではないのですが同じテールデザインです。ブレーキランプを点灯すると妖精の羽のように淡く光ります。Google+で動画を公開しています良ければ見てください。
https://plus.google.com/106150744555699374168/posts/76BWRGjux5F
これがCクラスステーションワゴンのLEDコンビネーションランプ。上のリンクにある動画のベンツと同じ。
ヘッドライトユニットは2灯LEDインテリジェントライトシステム(暗い夜道をドライバーが運転しやすいように自動的に配光を調節するシステムです。)を採用。LEDクリアランスランプの上はLEDウインカーが配置されます。
運転席です。D型でステアリング形状がかなり小さい。重厚でグリップを握りやすい感じでとても運転したくなるステアリングデザインをしています。
運転席をまじまじ見るとこれはもう普通乗用車ではないですよね。二眼レイアウトメーターとD型ステアリングがすっごいスポーティーです。ATシフトノブは今流行りのマウスタイプ。これでモニターのメニューも操作できるわけですね。 ATにはマニュアルモードがありステアリングしたのパドルシフトでシフトチェンジを行えます。
これがマウスで操作出来るアジリティセレクト。ECUをドライバーの好みに応じて変更する事が出来ます。
Cクラスのステーションワゴンインパネです。二眼レイアウトで左側はスピードメーターで右はタコメーターです。真ん中の液晶は車載されたレーダー類の情報を表示する液晶です。メルセデス・ベンツのインテリジェントドライブシステムです。
運転席と助手席のシートです。深くてホールド性のあるシートを採用。ややセミバケットタイプですよね。
後部座席です。6:4分割でトランクするー出来るので実用性も非常に高い。
ステーションワゴンのトランクです。容量は470リットルから1490リットル共通です。
1490リットルは後部座席をフラットにした状態で可能となります。
これはエンジンルームです。ぶっといフレームでフロント部には放熱性のあるアルミパーツが使用されているのでしょうか。かなり剛性が高そうです。
WEB上では紹介しきれていない項目もありますのでパソコン用のPDFカタログも参考になると思います。
http://www.mercedes-benz.jp/catalog/c-class/sw/ebook/main/index.html#page=1
今回のCクラス新型ステーションワゴン、前からみたらスポーティーで横からみたらややおとなしい感じで後ろからみたらすっごいエレガント持つだけでも嬉しくなる感じの仕上がりになっていると思います。