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FIATの新型SUV 500X オフロードルック / シティールック

FIATが2014年10月に発表した500シリーズのSUV新型500X。日本での発売は公式発表は無いものの兄弟カーであるJeepのレネゲードは2015年の秋頃日本試乗への投入が決まっているので500Xも日本投入があるかもしれないので情報をピックアップしたいと思います。

まず500Xの公式ページを開くと二種類のグレードが用意されていることがわかります。一つはオフロード仕様のフォルムを持つ「OFF ROAD LOOK」(写真上)ともう一つはオンロードフォルムを持つ「CITY LOOK」(写真下)が用意されます。

500Xオフロードルック

500Xシティールック

「OFF ROAD LOOK」と「CITY LOOK」には大きな違いはスキッドプレートとルーフレールの有る無しとホイールのデザインが異なります。幾つか写真をアップしておきます。

OFF ROAD LOOK

見た目はラフロード向きなのですがJeepのレネゲードと同じプラットフォームを持つのでオフロードの走破性もかなり期待出来ます。搭載されるパワートレインなのですが、海外仕様だと9速オートマチックが設定されているのはこのオフロードルックの「2.0 MultiJet II 140 HP、ディーゼルターボ」のみ。他のパワートレイン「1.4 MultiAir II 140 HP、ガソリンターボエンジン」 / 「1.6 MultiJet II 120 HP、ディーゼルターボ」は6速マニュアルの設定となってしまってます。

参照資料、500XカタログPDF(英語)

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CITY LOOK

シティールックグレードは2015年6月現在設定されているパワートレインは「1.4 MultiAir II 140 HP、ガソリンターボエンジン」 / 「1.6 MultiJet II 120 HP、ディーゼルターボ」の二種類で駆動方式はFFでトランスミッションは6速マニュアルとなります。日本で発売されるなら9速オートマチックが設定されているオフロードルックとなる可能性が強いものの。FIATの「PANDA 4X4」は6MTだけの設定なのでもしかしたら諸事情考慮無く(日本のドライバーはマニュアルの運転手が少ない)6MTの投入があるのかもしれない。

 

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500X主要諸元表

  • 全長x全幅 4248mm×1792mm
  • 全高 1600mm-1620mm
  • ホイールベース 2570mm
  • 車重 1320kg-1495kg

グレード別エンジンスペック

全てのエンジンがEU排気ガス規制EURO6をクリア、信号待ち時のエンジン自動スタートアンドストップ機能付き。

1.4 MultiAir II 140 HP

  • 直列4気筒SOHCガソリンターボエンジン
  • 総排気量 1368cc
  • 最高出力 103kW(140ps)/5000回転
  • 最大トルク 230Nm(23.5kg.m)/1750回転
  • 駆動方式 FF
  • トランスミッション 6MT
  • 時速0-100km/h加速時間 9.8秒
  • 最高速度 190km/h

1.6 MultiJet II 120 HP

  • 直列4気筒DOHCディーゼルターボ
  • 総排気量 1598cc
  • 最高出力 88kW(120ps)/3750回転
  • 最大トルク 320Nm(32.6kg.m)/1750回転
  • 駆動方式 FF
  • トランスミッション 6MT
  • 時速0-100km/h加速時間 10.5秒
  • 最高速度 186km/h

2.0 MultiJet II 140 HP

2015年6月現在、オフロードルックにのみ設定。

  • 直列4気筒DOHCディーゼルターボ
  • 総排気量 1956cc
  • 最高出力 103kW(140ps)/4000回転
  • 最大トルク 350Nm(35.7kg.m)/1750回転
  • 駆動方式 4WD
  • トランスミッション 9速オートマチック
  • 時速0-100km/h加速時間 9.8秒
  • 最高速度 190km/h

500Xその他の情報

オフロード走行時クリア出来る最大勾配角度、アプローチアングル23°、デパーチャアングル30.1°、ランプブレークオーバーアングル22.3°。

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ドライブセレクターによるECU切り替えが可能。低燃費走行、オンロード走行、オフロード走行するときにセレクターを好みの走行状態に併せてトラクションとエンジントルク調節を最適化出来る。

 

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運転席です。Dシェイプハンドルでインパネ三眼レイアウトの真ん中にシフトインジケーターが装備されている。オンでもオフでもその気にさせてくれるインパネレイアウトです。

 

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海外ではカラーリングオプションも充実。Red Xtra pack (mirror covers, mouldings and stickers)を選ぶと日産のジュークNISMO仕様の様なレッドラインを入れられます。

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辛口フィフス・ギアレポート 500Xの動画

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