先日オートバックスへホイールを見に行った帰りの事、片側二車線あるものすごく車の少ない道路のどまんなか(2車線使って走っている)を走る大きな外車を見かけました。
二車線のど真ん中を走る外車の動画
https://plus.google.com/106150744555699374168/posts/DYP6d3bKcR9
当時映像の車種が分からずコミュニティーで調べてもらったらなんとベントレーのコンチネンタルGTと言う車だったのです。後ろの方から見ていたらずっと左右二本の車線内には収まらず、左側の走行車線と右側の追い越し車線を分ける真ん中の線の上を走っているようなイメージです。近づくと高級そうな外車だし一般人が運転しているとは思えないので無理せず後ろを追随。
信号待ちで後ろに停車。高そうな車だけどエンブレム見てもわからない。エンブレムが鷲のようにも見える。
信号が青に変わったら今度はまた真ん中を走りだす。
と思ったら10トンロングトラック車並みの内輪差を気にしながら左折して行くではないですか。
すっごい内輪差を気にしながら超スロー速度で左折して行きました。
当時まぁ高級車と言っても1000万円もしない車で運転手さん下手くそなんだなと思って気にもしてなかったのですが、何故二車線の真ん中を走るのかが面白くて動画をコミュニティーに公開して車種を教えてもらったらなんとなんと中古車でも2000万円はするベントレー・コンチネンタルGTと言う車だったのです。マンションを購入できるほどの超高級車だったのですね。それならあれほどの緊張度も分からなくとも無いですよね、内輪差もトラック並みに取ることもわかります。傷を付けたら大変ですものね。
コンチネンタルGT主要諸元表
2015年1月現在のものです。
https://www.bentleymotors.jp/Corporate/display.aspx?id=4&c_id=108
- 全長x全幅x全高 4820×1945×1410mm
- ホイールベース 2745mm
- トレッド幅 フロント/リア 1470/1460mm
- ドア数 2
- 最小半径 5.65m
- 重量 2320kg
- エンジン 6.0リッター W12ツインターボチャージド
- 総排気量 5998cc
- 圧縮比 9.0
- 内径x行程 84.0x90.2
- 最高出力 423Kw(575馬力)/6100回転
- 最大トルク 700Nm(71.4kg.m)/1700-5500回転
- 燃料供給装置 EGI
- 駆動方式 四輪駆動
- 燃料 無鉛プレミアムガソリンハイオク仕様
- タンク容量 90L
- トランク容量 358L
- トランスミッション 8速オートマチック
- 純正タイヤサイズ 275/40ZR20
バブル期確かベントレーはロールスロイス傘下でその後フォルクスワーゲン傘下となっているのですが、この作りはどちらかと言うとロールスロイスと言う風格があるようなフォルムをしています。
搭載されるエンジンはフォルクスワーゲン製W型12気筒ツインターボエンジン。ロールスのエンジンかなと思ったらまさかのワーゲンだったりしてW型なんてこの目で見たことが無いです。最高速度は時速318km、加速力は0-60kmまで4.3秒、0-100kmまで4.5秒と言う2320kgもの重量級の車体なのに驚異的な加速能力を持ちます。しかも四輪駆動です。
これです、あの時見たテールフォルムです。写真で見るより実車の方がもっと品格があります。
フロントからサイドに掛けての斜前から見たフォルムです。まったく見たことがないです。駐車場に停車している姿すら見たことがないのであの時前に回って見ておけばよかったです。
フロント20インチホイールです。ディスクブレーキが超大インチだということがわかりますよね、ディスク板だけで15インチか16インチあるのではないでしょうか。スリッドでもドリルドディスクローターでもないところがまた上品ですよね。とても足元が綺麗です。
キャビンの様子は車と言うよりも応接間です。しかもしっかりとバケット形状。後部座席はクーペなので座る事は出来なさそうですがしっかりとした作りになってます。
運転席も超モダンでハンドルが無ければ豪邸の応接間です。踏むとモンスター級に走るし重いし車幅は約2mと大きいですし高価だし、これなら私の出会ったドライバーさんの様に車線の真ん中を走るのがわかります。