2014年6月7日公開の映画ニード・フォー・スピードで主人公が操る車としても登場するアメ車を代表するスポーツカーであるフォードのマスタングです。日本車でスポーツ・カーの販売がなくなってしまったらと何時もマスタングの情報を見ていたのですがとにかく豪快なスペックなので機会があればオーナーになってみたいなと思わせるカッコイイ車です。
まずグレードの方は次の三種類があります。ハンドルは左ハンドルしか販売されていない様子で2ドアクーペ4人乗りとなりますが全てのクーペの宿命として後席はおまけ程度の座席スペースしかありません。
- Mustang V8 GT Convertible Premium
- Mustang V8 GT Coupe Premium
- Mustang V6 Coupe Premium
車両サイズはそれぞれ共通で(全長×全幅×全高)4815x1880x1415(mm)。ホイールベースは2720(mm)、フロントトレッド1580/V6エンジンモデルのみ1590(mm)、リアドレッド1585/V6エンジンモデルのみ1600(mm)。
タイヤサイズはV8エンジンモデルはそれぞれフロント/リアは245/45R19タイヤ+アルミホイール仕様となり、V6エンジンモデルは235/50R18タイヤ+アルミホイールとなります。
3モデルとも6速ATしかラインナップがありません。並行輸入モデルなら6MTも購入する事が出来ますが並行輸入モデルはメンテナンスをやってくれるピットを先に確保してから考えたほうが望ましいと思います。
Mustang V8 GT Convertible Premium
2014年マスタング最上位モデルでオープンカータイプです。基本的にオープンタイプは車両剛性が非常に高いと聞いたことがあるので車両価格は一番高価となります。でもロータスエリーゼよりは全然やすいと思います。2014年6月時点でコンバーチブルプレミアムモデルの車両価格は消費税込み5,862,857 円(2014年6月時点)。
エンジンV8 5.0L Ti-VCT / 水冷V型8気筒DOHC / 排気量5000cc。最大出力426馬力/6500回転、最大トルク53.9kg-m/4250回転。駆動タイプはFRとなります。エンジン特性だけ見るととんでもないパワーバンド幅でコンバーチブルプレミアムモデルの車重1740kgを軽々何処の回転数からでもスムーズに加速させる事が出来ると推測します。ちなみに私の乗るGVBのパワーバンド確か6500回転前後最大トルクと7000回転前後最大出力(300馬力程度)でパワーバンド幅が700回転幅前後しかなく峠などでの高回転の扱いがとても難しいです。マスタングのパワーバンド幅2150回転と非常に幅広いエンジン特性なら低速でも中速でも高速でもどこのタイミングからも即最大パフォーマンスに持っていけると想像します。
Mustang V8 GT Coupe Premium
エンジンは上位モデルのコンバーチブルプレミアムと同じV8エンジン5.0L Ti-VCT426馬力です。パワーバンドも同じスペックで車両の重量が1680kgとコンバーチブルモデルよりも軽量となります。販売価格は5,142,857 円(税込み、2014年6月時点)
Mustang V6 Coupe Premium
エンジンV6 3.7L Ti-VCT / 水冷V型6気筒DOHC / 排気量3700cc。最大出力309馬力/6500回転、最大トルク38.7kg-m/4250回転。駆動タイプはFRとなります。車両重量は1620kgと3モデル中最軽量となります。パワーウエイトを考えると上位モデルと100馬力程異なりますがパワーウエイトレシを考えるとワインディングではこちらの方が高い運転操作性を発揮するものと思います。パワーバンドスペックは3モデル同じ広いパワーバンド幅を持ちます。販売価格は4,422,857 円(2014年6月時点、税込み)
V8 GT Performance Package
ニード・フォー・スピード映画公開に併せて販売されたMT/ATシフトモデル合計70台しか販売されなかった特別限定モデルです。
6速MTモデルは20台のみ販売。カラーはスターリンググレー/ブラック。6速ATモデルは50台のみ販売、カラーはGHIグリーンとスターリング/ブラックの二種類用意されてました。
エンジンパフォーマンスはV8エンジンと同じで車両の大きさと車重はクーペプレミアムと同じとなります。MT車のみ車重1660kgと軽量。販売価格は540万円(消費税込み)。
特別仕様内容
- ブレンボブレーキキット、フロントローターとキャリパーのセット
- レカロスポーツレザーシート(セミバケット)
- 255/40R/19インチタイヤに専用設計アルミホイール装着
- 坂道発進アシストヒルスタートを搭載(MT車のみ)
- 専用エクステリアカラーGHIグリーン(AT車専用)
2015-マスタング最新情報
アメリカのFord公式サイトに掲載されています。2015-マスタング公式サイト。
詳しいエンジンスペック等の情報は記載ありませんが、2.3Lモデルにどうも1986年以来採用していなかった直噴エンジンターボチャージャーを採用するそうで、最大出力は310馬力を誇るそうです。後は3.5LエコブーストV6型SHOエンジン搭載モデルは最大出力400馬力となる様子です。その他メーカーオプションでどうもホイールサイズ20インチモデルが用意されているみたいです。何れにしてもメーカー公式からスペックが公開されたらまた記事を書いてみよと思います。
YOTUUBE上に公開されている2015-マスタングの動画