最近仲良くさせて頂いているセレブで元レーシングドライバーで今も現役で摩耶山で走りこんでいる方に教えて頂いたのですが、公道を走ることが出来るレーシングカーを幾つか教えて頂いたので忘れない内に情報をピックアップさせて頂きたいと思います。
日本ならナンバーを取得して公道を走る事が出来るレーシングカーのその自動車メーカーは「ラディカル」(radical)。もう一つメーカーがありまして「KTM・クロスボウ」と言う車種なのですがこちらは遅いと仰ってましたので情報はスルー致します。(これらの車種は日曜早朝の摩耶山に不定期ですが走りに来ているそうなので、見たい方は日曜早朝の摩耶山へGO)
ボンネットに大きく「R」のロゴが入るのが特徴的。本場イギリスではこのロゴが余りかっこいいものでは無いのでチューニング屋さんではRロゴを消して別のデザインにカスタマイズされているそうです。
一言でラディカルと言っても色んなモデルがあるのですが、最も入手しやすい(一般庶民でも手が届く価格帯)のがSR4と言うグレードです。日本で入手しようとすると1,000万円前後するのですが本場イギリスなら中古で200万円(為替にも左右されます)前後で入手出来るとの事。実際そのセレブな方が現地まで商談へ行ったので間違いないです。ただ中古で売りに出すオーナーがいればと言う条件もあるのと輸送費用が別途必要となります。
パワーユニットは基本的に日本製バイクのエンジンを搭載するのですが、一つはカワサキのエンジンともう一つはスズキのエンジンを搭載するモデルがあり、駆動方式はMRでトランスミッションはシーケンシャル式となります。
スズキのエンジンを搭載するモデルのスペックは次の通り。1.2リッター直列4気筒エンジン、最高出力197ps、最大トルク14.3kg.m。
カワサキのエンジンを搭載するモデルのスペックは次の通り。1.2リッター直列4気筒エンジン、最高出力190ps、最大トルク確認できず。ZZR1200のエンジンですがバイク版のスペックでは12.7kg.mですがチューニングが施されているので恐らくスズキエンジンの14.0km.m前後に近いと思われます。
車両サイズは全長3660mmx全幅1630mmx全高1080mm、ホイールベース2220mm。車両重量はカワサキエンジンモデルでわずか490kgと超軽量です。
シフトチェンジはシーケンシャル式ですがステアリング下のパドルシフトで操作します。
ところで本当に公道を走れるのか?一応車検を通す必要があるので地上最低高は90mmあるはずです、ただノーズが大変長くスプリッター飛び出しているので、このスプリッターが段差にあたる可能性がありそうですよね。摩耶山や芦有でも走っているので都市部では段差さえ気をつければ大丈夫だと思われます。
高価だと思われがちですが中古車両なら安く手に入るので、軽量で速いスポーツカーをお探しの方はラディカルの中古車を検討してみてはどうでしょうか。こちらのサイト(Radical SR4 British Racer Spec.)にも中古車両を300万円程で入手出来たとあります。入手方法は英語が話せる事が条件ですがラディカル本社に問い合わせすると販売してくれますのでご参考までに。