オペルはそのままサーキット走行を可能な市販レーシングツーリングカー「アストラ TCP(OPEL公式英語サイト)」を発表しました。
パワートレーンは2.0リッター直列4気筒ターボエンジン、最高出力334ps、最大トルクは42.8kg.mを発生するエンジンに6速シーケンシャルトランスミッションと駆動方式はFFとなります。販売価格は95.000ユーロで日本円に換算すると(1ユーロ/約134円)12.730.000円。2016年2月より顧客へ順次お届けされる予定。
この車両は2015年に新たに発足した国際規格のツーリングカーレース「TCRインターナショナルシリーズ」に参戦するために参戦するために開発。
外観はレーシーなのですがインテリアもレーシーと言うかどんがらです。車重は軽量化が図られ1200kgと86並の車重しか無い。ブレーキはフロント6ポッド対向キャリパーにディスクローターは378mm、リヤは2ポッド対向キャリパーにディスクローターは265mm。ドライバーが運転席からブレーキの調節を行うことが出来る仕様ですが、ABSやESPを含むコンピューターによるトラクションコントロールは許可されないとありますので非搭載だと思われます。
エクステリアは超大型リヤGTウィングに、フロント大型スプリッターにワイドボディーによるワイドトレッドはひと目でレーシングカート分かるエクステリア。シャシーは調節可能で近代的なショックダンパーキットを採用しているとの事。
ホイールのリムにイエローラインが入りタイヤロゴも黄色く塗られているのも真似たくなりますよね。
ルーフトップにはひと目で「OPEL」と分かるエンブレムが描かれており、リヤウィンドウの左上に黄色い文字で「Opel」ロゴが描かれていてとてもかっこいいです。
エクステリアやデカールは真似をしたくなりますが、フロントウィンドウの鉢巻は日本では道路交通法で禁止されているので真似られないですよね。ルーフトップの大きな目立つエンブレムは良いですよね。
仮に市販車として購入したとしてもフロントスプリッターが邪魔で一般道は走れないです。
インテリアはどんがら。ケージが組み込まれておりシーケンシャルシフトチェンジはステアリング下のパドルシフトで操作。