日本では販売していないのですが面白い車を見つけたのでピックアップ。自動車メーカーは中国の吉利汽車の車で車種は「Geely LC」と言う車なのですが、なんとも言えないフロントフェイスをしていてまるで中国のアニメに出てきそうなエクステリアをしているのです。
販売さいれている国は、インドネシア / ニュージーランド / スリランカ / 南アフリカ / 台湾の計5カ国で、インドネシアではGeely(吉利)パンダと言うモデル名で販売されています。この車を紹介している雑誌も「パンダを不気味にした感じ」と紹介しているので、デザインコンセプトはきっと可愛い動物の「パンダ」だと思うですが、どう見ても中国で問題となっている無断模倣キャラクターとして登場しそうなデザインです。でもこれオフ会で乗って行ったらうけることまちがいなしでしょうね。純正のままでなかなか人気になる車って少ないのですが、これはある意味目立つこと間違いなしです。
リアのデザインですが、コンビネーションランプがパンダの「手」をイメージしてデザインされたのか、リアから見たら可愛い感じがします。でもフロントから見たらギャップが大きすぎる。
スペックの方は1.3リッター直列4気筒DOHCガソリンエンジン使用で最高出力85.6ps、最大トルクは110Nm。駆動方式は前置きエンジンの前輪駆動方式FFで、トランスミッションは5速マニュアルのみの設定。最高速度は時速155km/h、加速力時速0km/h-100km/hは14秒。車両重量は973kgと軽量なのだがトラクションコントロールセーフティが装備されてないので軽量の様です。ABSアンチロックブレーキシステムとEBDと言う電子制御制動力配分システムは上位グレードに装備されます。エアバックは運転席と助手席に装備されています。
インテリアは女性が好みそうな清潔感のあるデザインを採用しますがマニュアル車なのでAT免許では運転できない。(2015年現在日本での取り扱いはありません、ご了承願います。)
5ドアハッチバックモデルなので、車はコンパクトですが車内は広い。シートのデザインも若干パンダをイメージしているデザインの様です。これでフロントフェイスがほんとにパンダの様に可愛ければ欲しいと思います。
ただ、カラーリングによっては極普通のハッチバックの車に見える。ホワイトカラーに設定されているヘッドライトの周りのブラックベゼルが違和感を高めているだけだと思われます。
ブラックカラーリングのモデルなら左程違和感は無い。
ブルーにカラーリングされたモデルも角度を変えればかわいいエクステリアをしています。
ガンメタリック調ならそこそこ見栄えもしますし日本でも人気が出るのでは無いかと思われます。
淡いイエローカラーです。ヘッドライトのレンズとリフレクターが大きすぎるのとパンダをイメージするのならタレ目にした方が雰囲気は出るのではないかと思います。
しかしながらアジアでは「Geely LC」は人気が高いそうなので、日本にも並行輸入で販売して欲しいと願います。
Geely LC 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 3598×1630×1465(mm)
- ホイールベース 2340mm
- 1.3リッター直列4気筒DOHCエンジン
- 最大出力 63kW(85.6ps)/6000回転
- 最大トルク 110Nm/5200回転
- 駆動方式 FF
- トランスミッション 5MT
- 燃費目安 100km走行に必要な燃料 6.85L (14.5km/L)
- タイヤサイズ 165/60 R14