フォードのSUV「クーガ」が2015年9月5日にモデルチェンジされます。パワートレインは1.5リッターターボと2.0リッターターボエンジンの2種類で駆動方式はAWD(四輪駆動)のみ、トランスミッションは6速ATとなります。アイドリングストップ機能やグリルシャッターによる空気抵抗低減技術を用いているので燃費は1.5リッターモデルで12.7km/Lと2.0リッターモデルで10.0km/L(それぞれJC08モード)となります。
この車の魅力はエクステリアにインテリアはもちろんなのですが、SUVで一番気を使わないと行けないトラクションコントロール能力に優れている点がとても魅力的で、車がコントロールを失いそうになる事を予防するESP機能に、ラフロードで一番危険なシーン横転や転倒をも低減する機能「ARM(アンチロールオーバーミティゲーション)」がESPに組み込まれておりラフロードドライビングアシストを行うシステムを搭載します。
エクステリアは2013年9月にモデルチェンジされた二代目と余り大きな変更点はありませんが、1.6リッターターボパワートレインから1.5リッターダウンサイジングターボエンジン(Trend)にハイパワー2.0リッターターボエンジン(Titanium)の二種類のパワートレインが設定されました。しかも燃費が少し改善し安全機能も充実。
2.0リッターエンジンを搭載するTitaniumグレードには、ESP+ARMトラクションコントロールに加えてオンロードの走行時コーナーリングではRSCアドバンストラックに連携してカーブコントロールが動作、オーバースピードの場合自動的に減速するセーフティーを装備します。
もし万が一の場合でも、次世代のエアバックシステムで「運転席 運転席膝元 助手席 サイド・カーテン エアバッグ」同乗者の安全を確保します。
小型SUVで初採用となる「ハンズフリーパワーリフトゲート」をTitaniumに採用。足をトランクの下にかざすとラゲッジゲートが自動的に開閉するサービスも装備。クーガでお買い物に行って荷物を持って帰る時に両手がふさがっている時にとても便利。
Bluetooth接続機能を持った携帯電話を繋いでハンズフリーで電話出来る機能は両グレード標準装備。
車線変更時死角に車が存在する場合知らせてくれるブラインドスポットインフォメーションシステムに、自動ブレーキアシスト機能アクティブシティーストップはTitaniumグレードに標準装備です。
「アクティブシティーストップ」はフロントガラスのレーダーセンサーが前方6m先を常に監視し、衝突の危険がある場合時速15km/h未満の車両相対速度であれば自動的にブレーキで衝突を回避、時速15km/hから30km/hであれば衝突の衝撃を低減出来るようにブレーキアシストしてくれるサービスです。
インテリアはモダンでスタイリッシュで安心して運転できるデザインです。
ダッシュボード上にあるSYNCが装備されるのですが、英語音声機能コントロールと言うことです。簡単な英単語動作命令を覚える必要があるのですが英語の勉強にもなって良いかも。6速ATなのだがシフトノブとステアリングの位置がとても近いので手動でATシフトチェンジをして楽しく走れる事も出来ます。
車内もとても広々、セカンドシートの足元もとても広く長距離運転も楽しくドライブ出来そうです。
セカンドシートは6：4分割シートを採用しセカンドシートを倒すとフラットなラゲッジスペースを作る事が出来ます。
フォード クーガ 主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4540×1840×1705(mm)
- ホイールベース 2690mm
- 地上最低高 200mm
- 車重 1640kg(Trend) 1720kg(Titanium)
- 定員 5名
- ハンドル 右
- トランスミッション 6速AT
- 駆動方式 AWD
- 燃費JC08モード 12.7km/L(Trend) 10.0km/L(Titanium)
- 燃料タンク容量 60L
- 使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
Trend エンジンスペック
- エンジン型式 M9M
- 総排気量 1497cc
- 最高出力 134Kw(182ps)/6000回転
- 最大トルク 240Nm(24.5kg.m)/1600-5000回転
- 燃料供給装置 電子制御フュエルインジェクション
Titanium エンジンスペック
- エンジン型式 TPM
- 総排気量 1998cc
- 最高出力 178kW(242ps)/5500回転
- 最大トルク 345Nm(35.2kg.m)/2000-4500回転
- 燃料供給装置 電子制御フュエルインジェクション