2014年10月に開催されたパリモーターショーで発表された日産インフィニティQ80が人気のセダン「フーガ4ドアクーペ」として2017年頃を目処に発売が予定されているとの事。パワートレインは3.0リッターV6ターボエンジン+モーターのハイブリッドで4WD駆動方式となる模様。エンジンとモーターの統合システム最高出力は550Wで燃費はJC08モード19.0km/L前後となる見込み。予想販売価格は1300万円から1500万円前後とINFINITYブランドに相応しい設定価格。
パリモーターショーで発表されたインフィニティーQ80コンセプトモデルです。グリルはインフィニティーらしいデザインですがルーフがとても低くてスポーティなエクステリアに仕上がっています。ルーフトップはものすごく低く見えますがコンセプトモデルの全高は1450mmもあるので見た目より低く無い。アウディTTクーペのセカンドシートの様に首を曲げて乗車する様な心配は無い様です。
エクステリアも魅了される程素敵なのですが、驚くべきはドアが観音開きだと言う点。セカンドシート側のドアを開いている写真です。内張りが見えています。
コンセプトモデルのQ80は全長5050mmもあるので、これで一枚ドアだと日本の普通の駐車場に駐車したらドアが開き切らないので4枚ドアは妥当なのですが観音開きはインパクトが高い。マツダのクーペRX-8も観音開きを採用してましたがクーペの4ドアはとても利便性が高まります。
観音開きのドアを開いた写真、クーペですがとても車内は広いです。インテリアも黒をベースにしたホワイトカラーのシート素材を採用しているので高級感と清潔感があります。
迫力のある長いフロントノーズ。R35よりも迫力があります。
フロントのフェンダーのRラインが何とも言えない美しい曲線を描いてます。次の新型GT-R/R36がリリースされるとしたらこのような感じになるのでしょうか。何れにしてもフーガクーペとしてリリースされるのですが個人的にはこのエクステリアでR36を作って欲しいと思いました。
インテリアです。運転席助手席が黒のシートとセカンドシートはホワイトのシートで販売価格から見るとレザーが使われている事になると思われます。セカンドシートがすごいなんとも言えないたっぷりのホールド性をもつソファーの様です。これなら寝ていてもコーナーで体が倒れること無くゆっくり寛ぐ事が出来ますよね。(セカンドシートで寝ているゲストが高速道路のコーナーの度に左に右に体が転がる事がなくぐっすり眠る事が出来ます。)
セカンドシートはルーフトップの事も考慮され比較的ローポジションに配置されています。
すごいシンプルな運転席のインパネ類。インパネが完全な液晶モニターなのでインフォメーションは全てインパネで閲覧する事が出来るシステムを持つようです。グラフィック描画処理に強いnVIDIA(自動車ソリューション)がこうしたフルデジタルインパネを開発しているのですが、将来的に全ての車がインパネモニターでナビゲーションや車の情報を確認出来るようになりそうですよね。
フーガ4ドアクーペ 予想諸元表
- 全長x全幅x全高 5050×1920×1450(mm)
- 定員 4名
- V型6気筒DOHCターボエンジン+モーター
- 総排気量 2996cc
- 最高出力 333ps/5250-6000回転
- 総合最高出力 550ps
- 最大トルク 48.9kg.m/1600-4000回転
- 駆動方式 AWD
- 燃費JC08モード 19.0km/L