VANTRUEと言うメーカーのバッテリーを内蔵し駐車している時も一定時間録画可能な新しいドライブレコーダーを購入したので取り付け手順と操作性や画質をレビュー。
ドライブレコーダー取り付け外観
取り付けたイメージ。カメラが非常にコンパクトなので違和感は全くない。
購入したVANTRUEの品番とスペック
- 品番 OnDash X2 1440P Dash Cam (X00KFL6ZV)
- CPU Ambarella A12
- 画像エンジン OV4689 CMOS センサー
- 映像解像度 HD2560x1440/30fps+HDR
- 映像フォーマット mp4
- 電源 miniUSB 本体x1 カメラマウントx1
- 1600万画素 写真撮影機能付き
- 写真フォーマット jpeg
- レンズ 視野角170度の広角の6層ガラスのF/1.8レンズ
- 液晶サイズ 2.7インチ
- ストレージ 別売り マイクロSDカード別途必要
- ストレージ容量 クラス6以上 8GB-64GBまで
- マイク&スピーカー内蔵
- GPS 別売り B01M0AR18E製品対応
- カメラメニュー 日本語対応
- カメラマウント 吸盤式
- カメラマウント調節幅 前後180度/左右10度前後
カメラ付属品は次の通り。
カメラ本体と車載用マウント。USB-miniUSBコンバーター、miniUSBシガーソケット電源の4店です。マイクロSDカードは付属しないので別途用意する必要がある。
VANTRUE OnDash X2 取り付け手順
カメラサイズは非常に小さくて(奥行き × 幅 × 高さ 9 x 36 x 45 mm)、取り付け場所を選ず意外と目立たないです。
カメラマウントの取り付け。カメラマウント側に溝があるのでドライブレコーダーのレンズの方から溝に併せて差し込みます。
これで完成です。カメラの角度調節は力を入れて方向を調節する仕組みです。(固定ネジなどは無い)
フロントウィンドウへ取り付けるには、まずフロントガラスに吸盤を押し付けてカメラマウントの裏に付いているダイヤル式ロックを右側に回すと固定できます。
注意、吸盤が少し弱いのか2回程落下しました。今は安定しているのですが吸盤の吸着が弱い場合はフロントウィンドウを一度綺麗に拭いてから取り付けてみて下さい。
電源はシガーソケット又はアクセサリー電源から取ります。付属のminiUSB電源をカメラマウント側のインターフェースに繋ぎます。
本体の下にもインターフェースがあるのでここに電源を差し込んでも良いのですが下側から配線が伸びるので見栄えが悪くなります。
ドライブレコーダー言語と日時の設定
購入したデフォルトの状態でも使えるのですが、日時は最低限調節した方が良いです。
充電されいるならカメラ本体だけで設定できます。未充電の場合はminiUSB電源を入れて(自動車で操作するにはイグニッションON)にしてカメラを起動させます。
補足、パソコンで設定作業される場合はカメラマウント側のUSBバスパワーを使うとメニューを操作できます。本体側に繋ぐとUSBドライブとして動作してしまいます。
常時録画が作動していたら停止ボタンを押します。
次にメニューボタンを押します。
メニュー画面です。
メニュ画面の切り替えは横にある上下のスイッチで切り替えられる。「System Setup」に移動して下さい。
決定はこのボタン(停止/決定)です。
まず言語を日本語に変更してしまいましょう。
Languageを選んで■ボタンで決定してから上下ボタンで「日本語」を選んで■ボタンで決定するとメニューが日本語に切り替わる。
次に日時に移動します。上下ボタンで移動して■ボタンで決定し次の順番に日時を変更します。変更は上下ボタンで、OKなら■ボタンです
- 年
- 月
- 日
- 時間
- 分
- 秒
最後に■ボタンを押すとメニュー画面に戻る。
またはこのM(メニュー)ボタンで元の画面に戻ることができる。
VANTRUE OnDash X2 サンプル映像
昼間の運転の様子。映像もなかなか綺麗でマイクの音も細かい音をひろっていてドライブ映像を撮影するのにも十分使えるスペックだと思います。
山の景色。左手にうっすら大阪平野が写ってます。
夜の映像です。ジャギーが出て細かい部分は映像が潰れていますが比較的綺麗な映像です。
映像の記録フォルダ
SDカードに保存されるドライブレコーダーの映像が2つのフォルダに分けられます。
DCIMフォルダは通常ログがされる映像。EVENTフォルダはGセンサーが働いた時に振り分けられる映像。
またEVENTフォルダの映像は上書きされないので定期的に削除する必要があるのだが、Gセンサー働いた時の映像はDCIMへ保存されないのでEVENTフォルダの映像の取扱は注意が必要。
DCIMフォルダにはデータ容量がバラバラな映像が記録されている。Gセンサー無効にするか設定を変更した方が良いのかもしれない。
Gセンサーの反応がデフォルト設定だとかなりシビアで、ブレーキしただけでGセンサーが働いて映像がEVENTフォルダに振り分けられる。
EVENTフォルダの中身。だいたい1分程度の映像が振り分けられる。DCIMには残らない。
Gセンサー設定変更説明
録画を停止してメニューボタンを押します。
左横の上下ボタンで「録画設定」を開くとGセンサー設定があるので上下ボタンで移動して■ボタンを押すと設定を変更できます。
デフォルトだと「標準感度」と他には「高感度と低感度とオフ」があるので私はオフに設定しました。
VANTRUE ファームウェアアップデート方法
VANTRUEドライブレコーダーのファームウェアアップデートはパソコンが必要です。
VANTRUE WEBサイトより該当するドライブレコーダーのページを開きます。
メーカーホームページURL
2017年時点のVANTRUEサイト図です上のメニュー「PRODUCT」を開くと右側に「Dashboard Cameras」と言うメニューをクリックして開きます。
ドライブレコーダー一覧が表示されるので、ファームウェアをアップデートしたいカメラのアイコン(図)をクリックして開く。
製品ページ下に「SUPPORT」と言うメニューがあるので開きます。
~「Firmware Update」と言う表示があれば新しいファームウェア配布があると言う事になると思いますが、念の為ドライブレコーダーのファームウェアのバージョンが古いことを確認下さい。同じバージョンのファームウェアだと更新する必要がない為。
新しいファームウェアの右側にある↓アイコンをクリックするとRAR形式で圧縮されたファームウェアプログラムをダウンロードできます。
ダウンロードしたファームウェアを解凍すると~binファイルがあるのでそれをドライブレコーダーのマイクロSDカードにコピーします。
ファームウェアの容量は20MB程あるので、SDカードの容量不足に注意。容量不足なら録画動画データを幾つか削除してしまうと良いでしょう。
ダウンロードしたファイル名のフォルダが新しく追加されているので開きます。開いたフォルダの中に「例、AmbaSysFW~」と言うファイルがファームウェア本体があるのでこれをドライブレコーダーのマイクロSDカードにコピーします。(右クリックしてプロパティを開くと.binと表示されていればファームウェア本体)
ドライブレコーダーをパソコンにUSB接続すると簡単にファームウェア本体をコピーできます。
準備が整ったらドライブレコーダーのバッテリー充電が十二分にある事を確認。バッテリー充電が少ない場合ファームウェアアップデート中電源消失しアップデート失敗となる恐れがある。
バッテリーが十二分に充電されている事を確認できたら、ドライブレコーダーから電源を取り外し電源を入れる。
ドライブレコーダーのファームウェアアップデートが完了したらマイクロSDカードに保存したファームウェアプログラムは右クリックから削除して下さい。
ドライブレコーダーの電源です。
電源を入れると5秒位して以下の画面に切り替わる。本体左の上下ボタンで「O」(丸)を選択し、右上の右側の決定ボタンを押す。
決定ボタン。
「Need Reboot!」と言う表示に切り替わるので再度決定ボタンを押す。
処理中に切り替わるので画面が消えるまで待つ(1-2分)。画面が消えたらファームウェア更新完了です。
ファームウェアアップデート完了後、ドライブレコーダーの言語が英語に切り替わってしまう事があるのでメニューからLanguageメニューを開いて日本語に変更して下さい。(英語のままでも使える)
ファームウェアのバージョン調べ方
ドライブレコーダーのログ画を停止し、メニューボタンでメニューを表示させシステム設定から「ファームウェアバージョン」を選択すると確認できる。
写真だとファームウェアバージョン「VTX27D.V8」。バージョンが新しいか古いかの目安はVTXの後ろの数字が小さい場合ファームウェアバージョンは古いと言うことになる。
メニューボタン。
メニュー画面、システム設定は左から二番目の歯車のメニューです。