遂に次期スイフトにターボを搭載か?2015年ジュネーブモーターショーでスズキが披露したBセグメントコンパクトカーiK-2の情報です。この車にはダウンサイジング1リッター直噴ターボエンジン「BOOSTERJET」が採用され燃費はなんとJC08モード30km/Lを叩き出す。実は次期スイフトコンセプトモデルらしいのです。
2015年11月8日追記。「BOOSTER JET 1.0リッター 直噴ターボエンジン」のスペックが判明しました。総排気量996cc、直列3気筒DOHCインタークーラーターボ(KC10型)、内径x行程は73.0x79.4mm、圧縮比10、最高出力82kW(111.4ps)/5500回転、最大トルク170Nm(17.3kg.m)/2000-3500回転。燃料はプレミアムガソリンです。
直列3気筒ならエンジン本体の軽量化も期待できるのでかなりの軽量化と低燃費が期待できるものと思われます。
車のコンセプトはデザイン性と実用性と操作性及び走行性と低燃費を実現した「調和した力」。ハッチバックスタイルなのでもちろん実用性は抜群なのだけれどやっぱり魅力はターボを採用する点でしょうか。ブーストが掛かった時のあの加速力は皆さん癖になると思います。「もっさ~」としたものではなくて後ろから誰かに押されたみたいな感じで「ドカン」と言う感じで加速してくれます。
車のデザインなのですがさりげないハッチバックスタイルなのかなと思うのですがサイドのキャラクターラインが流れるようなフォルムを持つことがとても特徴的。ホイールサイズはコンパクトカーでは大インチの恐らく17インチ(タイヤの扁平率50と予想)を採用します。フェンダーのタイヤの隙間が無いところもナイスポイントで、さり気なく美しいと思わせてくれるデザインを持ちます。ただ車幅が公式説明によると1920mmもあってマセラティ並みのワイドボディーを持つのです。普通の車庫に入らない。
フロントグリル周りも一見素朴な感じはしますがフロントバンパーの大きなエアーインテークはよく見ると大迫力です。ヘッドライトは小ぶりでレクサスの様な感じです。個人的にはグリルの大きな「S」ロゴは止めたほうが良いと思いますかなりダサい。バイクの話で申し訳無いですがスズキのロゴは昔のGSXRの様に普通に青文字の「SUZUKI」ロゴを付けて欲しい。そのほうが絶対かっこ良くなります。
テールフォルムは流行りのLEDランプ採用でブレーキランプが3Dの様に浮いて見えるテールライトを採用。テールバンパー周りはデュフューザーがアクセントになっていてとても引き締まって見えます。小ぶりのルーフスポイラーもテールスタイルを引き締めてくれていますよね。
主要諸元表
引用元
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2014/0303/index.html
- 全長x全幅x全高 4023×1920×1450mm
- ハンドル 右
- エンジン 1.0L直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET」
- JC08モード燃費 30km/L
次期スイフト?
2004年に現行ZC#型のスタイルから余り大きなデザイン変更は無いのでそろそろフルモデルチェンジでは無いかと個人的には思います。ただこのワイドな幅1920mmはリッターカーではありえない。そこはやはりイベント用に作られた車であって現実的なサイズでは無いです。ただアルトワークスで評判だったターボエンジンの技術がスイフトに用いられたのなら新型スイフトはデザインにもよるのですがまた爆発的に売れることは間違いなさそうです。しかもiK-2は極限までに軽量化が図られているそうなのでその技術が次期新型に用いられたのなら加速力伸び走りを満喫出来る車に仕上がるものと思われます。