- 1 WRXとレヴォーグのハンドル交換方法
- 2 ハンドル交換に必要なもの
- 3 エアバッグの外しかた
- 4 エアバッグを外すのに力はいらない
- 5 エアバッグの配線を外す
- 6 ハンドルを外す前に
- 7 ハンドルロックナットを緩める
- 8 ハンドルはこねて外す
- 9 注意 ハンドルを外したらここをマスキングテープで動かないように仮止めする
- 10 VMG・VM4・VAG ハンドルの取付
- 11 VAB エアバッグキャンセラー取り付け
- 12 ホーンハーネスを差し込む
- 13 ハンドルボスを取り付ける
- 14 先にハンドルを取り付けてセンターが出ているのかをチェック
- 15 ホーンハーネスを繋ぐ
- 16 ホーンスイッチとコネクター繋ぐソケット
- 17 ホーンリング取り付け
- 18 ハンドル取り付け
- 19 エアバッグ撤去で任意保険に影響が出る?
- 20 ウィンカー延長バーの取り付け
WRXとレヴォーグのハンドル交換方法
スバルVABとVMG(VAG&VM4含む)ハンドル交換方法の説明です。
余談ですがスバルのハンドルは約5年でボロボロになります。グローブを付けて運転していれば別ですけどだいたい3万キロ前後でボロボロになると思いますのでなにか参考になれば幸いです。
*2020年8月7日 ホーンソケット類とウィンカー延長バー取り付けを追記
ハンドル交換に必要なもの
ハンドル交換に必要なのは交換用の「ハンドル」(WRX・STI除く)と工具です。
工具は17mmのT字レンチか十字レンチがあると良いでしょう、後はマイナスドライバー(エアバッグ外しに使う)とマスキングテープとラジオペンチ。
尚、WRX・STIは純正ハンドルまたはDAMDから販売されている純正置き換えタイプを用意するか"ナルディやOMPやMOMO等(ステアリングスイッチ使用不能)などの社外ステアリング"の場合はハンドルボス(エアバックキャンセラー付き)が別途必要になります。
エアバッグの外しかた
エアバッグの誤動作を防止するためにバッテリーのマイナス側を外して10分くらいしてから作業します。(時計やパワーウィンドウ再設定が必要)
マイナスドライバーを使ってエアバッグを固定しているピン(3箇所)をずらして(押す)外す。
ハンドルの下に写真の様な穴があるのですが、そこからマイナスドライバーを突っ込んで、エアバッグ固定バーを押して外していきます。
マイナスドライバーを突っ込む穴は写真の様に3箇所あります。
エアバッグを固定しているクリップ(ピン)。指で抑えると動くので、マイナスドライバーで押すのもほぼ力はいらない。
エアバッグを外すのに力はいらない
マイナスドライバーを突っ込んで外すのだが、力はほぼいらないです。固定しているピンに少し当たると外れます(エアバッグが浮きます)
3箇所エアバッグが外れたシーンの動画をアップするので参考にお試しください。ほとんど力はいらないので適当に軽く突きあげてみてください。
向かって右側の外し方
エアバッグを固定しているクリップ(ピン)は下から見ても非常に見えにくいです、動画を参考に軽く突き上げまくってみてください。ピンにヒットするとエアバッグが浮きます。
下側の外し方
下のクリップ(ピン)はライトで照らすと見えますが、変な体制で見なければならないので腰痛の原因になりかねないので動画を参考に適当に突き上げしてみてください。結構簡単に外れます。
向かって左側の外し方
こっちはクリップ(ピン)は見えない、ライトで見ようとしても無理でした。おかけで変な体制を続けたので腰痛になりました。
腰痛になったので適当にマイナスドライバーで突き上げたらあっさり外れました。
エアバッグの配線を外す
純正置き換えのハンドルに交換する場合もエアバッグの配線類を外さないと交換できないので、写真の二箇所の配線を外しエアバッグを取り外します。
左下のアースは手で抜ければいいのですが、固い場合はラジオペンチで引っこ抜きます。黄色いエアバッグ本体に繋がっている配線は黄色のクリップを上に引き上げて引っこ抜く事ができます。
黄色のクリップはマイナスドライバーと爪で引き起こすといいでしょう、ちょっと浮いたらコネクターを引っ張ると抜けます。
アースは結構硬いのでラジオペンチで引っこ抜きました。
ハンドルを外す前に
ハンドルを外す前にセンターに印をつけると良いとみんカラに記載されていたので、マジックでセンターに印を付けてみた。
ハンドルロックナットを緩める
ハンドルをロックしている17mmのナットは緩めるだけ
17mmで緩んだら指で少しだけ追加で緩める。ナットは外さない。
ハンドルはこねて外す
ハンドルロックナットは付いたまま(少し緩める程度で)、ハンドルをこねて外します。
外す前に写真の白いソケットは抜いておいてください。私は後で抜きました。
結構硬いのですっぽ抜ける感じで外れます。緩めたロックナットがストッパーになってくれるのでスっぽぬけ防止になります。
ハンドルが外れたらロックナットを外してハンドルを取り外す事ができます。
注意 ハンドルを外したらここをマスキングテープで動かないように仮止めする
エアバッグの配線やステアリングスイッチ類のソケットのある黒いユニットをマスキングテープで固定してください。この丸いユニットが一周以上回ると壊れるとの事。
VMG・VM4・VAG ハンドルの取付
DAMDやプローバから販売されている純正置き換えステアリングを取り付ける場合は、購入したハンドル別の説明書を参考に配線をして取り付けしてください。
ハンドルセンターロックナットの締め付けトルクは39N・mです。
ハンドルのセンターがずれることがあるのでエアバッグは軽く走行してセンターが出ているかを確認してからから取り付けたほうがいいかもしれない(エアバッグ警告とセーフモードエラーになるかもしれないがエアバッグを取り付けしてECU初期化すればもとに戻ります)。
エアバッグ関連によるセーフモード写真。特に問題は無い。
VAB エアバッグキャンセラー取り付け
レヴォーグやS4は関係ありません、WRX・STIのハンドル交換説明です。
ハンドルボスを取り付ける前にエアバッグキャンセラー(VABは一個、GVBやGDBは二個必要らしい)を取り付けます。
このエアバッグキャンセラーが厄介で、接触不良?だと思うのですがセーフモードになります。エアバックキャンセラーを絶縁テープで一巻きしておくといいかもしれない。
エアバッグキャンセラーはステアリングボスカバーの内側に入れます。
ホーンハーネスを差し込む
ハンドルボスに付属するホーンハーネスは一本のみでした、購入したステアリングによってはアースをしないとホーンが鳴らないです。
ホーンハーネスを差し込むピンは、マルリファンクションスイッチのソケットが差し込まれていた場所の右上です。
ホーンハーネスを差し込む場所があっているのかを確認するには、バッテリーを繋いでハンドルを差し込むバー?ギザギザの所に当てると鳴ります。鳴らないと差し込み場所が違っている事になります。
ハンドルボスを取り付ける
ハンドルボスを取り付ける時はマスキングテープで固定した黒いユニットに溝があるので、ハンドルのセンターが出るように少し調節してからハンドルボスを取り付けします。
先にハンドルを取り付けてセンターが出ているのかをチェック
ホーンを繋ぐ前に先にセンターが出ているか、軽く走行してチェック。センターが出てからホーンを取り付けすると良いと思います。
ホーンをスイッチを取り付けしてしまうとセンター調整がやりにくくなる事があります。
ホーンハーネスを繋ぐ
ホーンハーネスをステアリングと繋ぐのですが、ハンドルによってはアースを別途配線する必要があります。
一回繋いでハンドルを取り付けして鳴るのかテストしてみてください。
ホーンハーネスをハンドル側に接続する位置は真ん中の方でした(ハンドルによって異なるかも)、外側にアースを繋いでハンドルボスの任意の場所に繋いでホーンが鳴るのかをテストしてからハンドルを取り付け固定していきます。
ホーンスイッチとコネクター繋ぐソケット
ホーンスイッチを繋ぐ場所、概ね真ん中のソケットで良いと思います。空いている方はアースなのですがハンドルボス付属のアダプター(ホーンリングと言うそうです)を取り付ける事によってアースしなくてもクラクション鳴ります。
ホーンリング取り付け
購入したハンドルボスには二種類のホーンリングが付属していました、ホーンスイッチに合う方を使うのですが、ギリギリホーンスイッチとステアリングに入らないので
写真右側のホーンリングを使用して、ホーンスイッチ側の溝をヤスリで少し削りました。溝が長いほうが上にするとホーンスイッチと接触してアースになる様です。
ホーンリングどれが合うのか先にチェック。
ハンドル取り付け
ホーンリングを付けてからハンドルを載せて付属のネジで固定します。
ネジを固定したら最後にホーンスイッチをはめて作業完了です。
エアバッグ撤去で任意保険に影響が出る?
WRX・STIのエアバッグを撤去したので念の為加入している任意保険(三井住友海上)に電話したのだが、特に連絡は必要ないし保険料と補償額への影響は無いとの事でした。
数年前は確かに影響はあったのだが、現在は運転席のハンドルエアバッグ有る無しでは保険料への影響は無いそうです。
心配であれば加入している任意保険会社へ連絡しご確認頂くと良いでしょう。
ウィンカー延長バーの取り付け
ディープコーンハンドルに交換するとウィンカーが遠くなってやや不便です。
ウィンカー延長バーと言う商品があるのでそれを取り付けるとウィンカー操作でストレスにならないのでご参考までに。
ウインカー延長バーの取り付けはプラスドライバーとプライヤーが必要です。
取り付けは簡単、付属のスペーサーを取り付けてネジを固定するだけです。
まずネジを外してジョイントを外してしまいます。
スペーサーを取り付けるのでネジを全部外して分離します。
付属のスペーサーをジョイントの所に貼り付けます。
ネジとナットを取り付けて上下方向を調節しながら固定します。
前後方向も必要であればネジを緩めて調節すれば完成です。