TRDのコンプリートカー「ヴィッツ RS レーシング」モデル。ワンメイクレースにそのまま出られるように6点式ロールゲージに4点式シートベルト(一般道を走行する場合4点式シートベルト装着は違反になるのでご注意下さい。)、20mmローダウン強化サスペンションキットに牽引フック付き。販売価格は2.154.110円、寒冷地仕様は2.172.470円。
ワンメイクレース様なのでTRD公式ページでも乗り心地は悪いと前置きがあります。またロールゲージで車の乗り降りは不便。
写真のフルバケットシートは別売りです。ドアを開くと見える黒いバーがロールゲージです。
ロールゲージの取り付けに際してカーペットを切ったりしている部分があるのですが、納車された方のレビューによると取り付けはとても綺麗な仕上がりとの事。ロールゲージが入ってフルバケットシートが入ると大柄の方は乗り降りが本当に辛いと思いますが見た目はすごくかっこいいです。
付属の四点式シートベルトはグリーンカラーのベルトでTAKATAのロゴ入り、純正シートで使うのですがレースをするならフルバケットシートに交換した方が良さそうです。
ベースモデルはヴィッツRS(NPC131型)。エクステリアはヴィッツRSと殆ど変わりはありませんが次の点が異なります。
まずホイールがスチール。サイズは15インチ5.5J、タイヤサイズは175/65R15です。
専用チューニングダンパーキット装着で、純正よりも2cmだけ車高が下がってます。乗り心地が悪いと言うことなのでバネレートがとても硬いものと思われます。
フロントとリヤ側の牽引フックも標準装備ですが、一般道を走行する際は取り外す必要があります。ケインインフックを付けたまま走っている方も多いですが本来なら道路交通法違反となるので念の為。
しかし牽引フックを付けたままの方が本当はかっこいいのです。
エンジン関係は純正のままでしょうか、カタログスペックによると最高出力は109ps/6000回転、最大トルクは14.1kg.m/4400回転とRSのマニュアルモデルとスペックは変わらない。車重はロールゲージ入るので少し重たくなると思われます。純正スペックであれば1020kg。一部RSに適用されるオプションなどが外されているもロールゲージ分の重量を相殺出来ない様で1050kgもあります。リヤシートを外してドンガラにするのも有りでしょうか。
ヴィッツ RS レーシング 主要諸元表
LSDはオプションです。
- 全長x全幅x全高 3930×1695×1480mm
- ホイールベース 2510mm
- トレッド幅 フロント 1485mm / リヤ 1470mm
- 地上最低高 120mm
- 重量 1050kg
- エンジン型式 1NZ-FE
- 排気量 1496cc
- 直列4気筒DOHCエンジン
- 最高出力 109ps/6000回転
- 最大トルク 14.1kg.m/4400回転
- 燃料 無鉛レギュラーガソリン
- 駆動方式 FF
- トランスミッション 5MT
- 純正タイヤサイズ 175/65R15