知り合いでレース活動をしているドライバーが居るのですが、その方が乗っている車がものすごい派手な色の「WRX STI tS TYPE RA」(NBR仕様でボディーカラーはタンジェリンオレンジパール)を乗っているのですが、先日車を運転していて対向から走ってくるオレンジ色の車を見てその方の車だと勘違いして挨拶しかけたのですが近くまで来てBMWだと気がつく。はっきり言ってオレンジ色の車なんてそう走ってないましてやスポーツカーとなるとNBRかなと勝手に思い込んでしまいます。
知り合いと間違えた車は似たようなボディーカラーの「BMW M3 クーペ コンペティション」だったのですが、これがまたとてもかっこよくて次に乗るならこの車も有りだな(ボディーカラーが派手なので)ピックアップします。
この車はM3誕生25周年を記念して2010年10月に発表されたモデルで、ベースモデルはE92型M3でパワートレーンは4.0リッターV型8気筒DOHCターボエンジンを搭載し、最高出力は420ps/8300回転、最大トルクは40.8kg.m/3900回転を発生し、駆動方式はFRでトランスミッションは6MTと7速-M・DCT。当時の新車販売価格は6MTモデルが1163万円と7速-M・DCTモデルが1213万円。
エンジンスペックはベースモデルのE92型と同じでルーフが黒いのはベースグレードと同じカーボンルーフを採用する為。その他トランクスポイラーにドアミラーにカーボンを採用し、限定色のファイアオレンジボディーのアクセントをつけています。
ホイールは専用デザインの19インチアルミホイールを装着、タイヤは前後サイズが異りフロントには245/35R19、リヤは265/35R19が装着。ダンパーキットはコンピューターが自動減衰力制御するEDC付きで、ECUもドライバーの好みに応じたモード(コンフォート、ノーマル、スポーツモード)3種類のエンジンパフォーマンスを設定する事が可能。
車両サイズは全長4620mm、全幅1850mm、全高1425mmと、国産車の2.0リッタースポーツよりも一回り大きい感じで取り回しがとても楽だと思います。データにある全高1425mmと写真で見る限り地上最低高は120mm以下と言った所でしょうか、可成り全体的に低いです。車重は6MTモデルで1630kgとやや重たい。
フロントグリルは伝統のキドニーグリルにヘッドライトは丸目イカリングポジションランプ付き4灯ヘッドライト。
トランクスポイラーもダウンフォースを得られるよう設計された比較的大型のものが取り付けられており、ルーフアンテナはシャーク型。
デュフューザーが無いリヤバンパーエアロとむき出し4本出しマフラーが少し古めかしい感じもするのですが、テールコンビネーションランプ類付近は特に古さを感じない。
リヤのマフエラー周りだけ少し違和感ある感じでどうせなら二本出しにして欲しいような気もしますが全体的に非常にかっこいい。中古市場で安い車両が無いものかと探していますが車両自体が少ないので安くとも2015年10月時点で約900万円はしますので未だ手の届く範囲の自動車とは言い難いでしょうか。
