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フロアジャッキ(ガレージジャッキ)の選び方と使い方

フロアジャッキ(ガレージジャッキ)を使うと簡単に車を持ち上げられる

フロアジャッキは簡単に車を持ち上げてタイヤを取り外して足回りの点検・掃除・タイヤの前後を交換するローテーションやブレーキパッド・オイルの交換に重宝する工具で一般的なフロアジャッキは油圧式でレバーを上下に動かすとアームが上がり車を持ち上げられます。

フロアジャッキとガレージジャッキどちらがいいの?

フロアジャッキとガレージジャッキがありますが、ガレージジャッキは耐荷重が大きく2.0t~4.0t対応の製品が殆どで、フロアジャッキは1.5t~3.0t対応の製品が多い。

どちらの製品を選ぶと良いのかはケースバイケースで、耐荷重が大きい製品の方が良いように思えるのですが

ガレージジャッキは重たくて大きい為、収納スペースに困りますがアームが長いので車体の奥の方まで届き前後どちらかの両輪を一度に持ち上げる事ができる

フロアジャッキは軽くて持ち運びと収納に便利だが耐荷重もそこそこあるのだが、アームが短いので車を持ち上げる事ができる箇所が限定的

DIYが得意な人はガレージジャッキと馬x4個を揃えているので、これから購入を考えているなら「ガレージジャッキ」がおすすめかも知れない。

ガレージジャッキの方が車の奥の方までアームが届くので便利です。

尚、車を持ち上げる場合は必ず車止めと車体落下防止のタイヤかブロックを用意して作業してください

フロアジャッキ・使い方

一般的なフロアジャッキの使い方は、付属のバーの反対側の箇所でつまみを回して設定してから使います。

これがそのつまみです。右に回すとアームが上がります、左に回すとアームが下がります。

注意点としては車を持ち上げてアームを下げる時にゆっくり下ろすほうがいいので、車を下ろす時はつまみをゆっくり回してじわっと車が降りてくる所で止めて車が降りてくるまで待ちます。

つまみを右に回したり左に回したりする。

ジャッキアップの時は写真の様にレバーを差し込んで上下に動かす。

フロアジャッキにはゴムラバーがついていない事が多いので、ゴムラバーは別途購入頂く必要があります。

ゴムラバー無しでジャッキアップすると当てる箇所に傷がついて錆びてくる事があります。

ガレージジャッキ・使い方

まずバーを組み立てる。業務用はわからないですが市販の比較的安いガレージジャッキのバーは二分割になっているので接続して使います。

バーの接続部分のナットは8mmで固定できます。

次にバーの四角になっている方をフロアジャッキに繋いでバーが抜けないようにフロアジャッキと固定します。

写真のガレージジャッキは17mmのボルトで固定する仕組みになっていました。ピンで固定する製品もありようですので抜けないように固定してください。

バーを右に回すとアームが上がり、左に回すとアームが降りてきます。

ガレージジャッキにはゴムラバーが最初から取り付けられている製品が多い。このゴムラバーを所定のジャッキアップポイントに当ててレバーを上下に動かすと車を持ち上げられます。

ローダウンの車はフロアジャッキがそのまま車体下に入らないのでスロープに乗せて使う場合もあります。

車を下ろす時はバーを左に回して下ろすのですが、急に下ろすと危ないので車を下ろす時はバーをゆっくり左に回してゆっくり車が降りてきた所で止めて車が降りてくるのを待ちます。

馬 ジャッキスタンド

フロアジャッキだけで車を持ち上げるのは危険です、車が落下しないようにジャッキスタンド(リジットラック・ウマ)と言うものも併せて用意して作業するのが望ましい。

馬を使う時はガレージジャッキを使って、フロントまたはリヤ側の両輪を一度に持ち上げて馬をジャッキアップポイント左右に置いて車を馬の上に置いて作業すると安全です。

今回用意したウマは固定式のもので収納は不便ですが頑丈で安心感が高い。ゴムラバーは別売り。

静的4点で支えてくれる馬なので転倒したり折れたりする心配は無い。

アームを支えるフックの箇所は誤動作しない設計。

車を支えるアームの部分。折れたり曲がったりする心配はありませんでした。

ウマに取り付けたゴムラバー。シャッキアップ用ではありません、防振ゴムをカットして馬に巻き付けてタイラップバンドで固定しました。

ウマはガレージジャッキで両輪を持ち上げて、写真の様にジャッキアップポイント左右に設置するように掛けて使います。

車載のパンタグラフジャッキはあくまでも応急用

自動車(一部を除く)にはパンタグラフジャッキと言う車を持ち上げる工具がトランクに備え付けされているのですが

パンタグラフジャッキは転倒しやすいので余り使わないほうがいいかもしれません。

パンタグラフジャッキ

パンタグラフジャッキの使い方

パンタグラフジャッキはご覧の通り地面と設置する面積が非常に小さく細長いので、平坦で硬い地面の上で作業してください。

パンタグラフジャッキの使い方は、ジャッキ頂点の切れ目をジャッキアップポイントに差し込むようにして車を持ち上げます。

付属のS字に曲がった長い棒の釣り針の様な形の箇所をパンタグラフジャッキの横の穴に入れて右方向にくるくる回すとジャッキが持ち上がります。

WRXに付属しているパンタグラフジャッキの耐荷重は900kg未満なのでやはり応急用としてしか使えないと思います。

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