ボンゴとても使い勝手がよくて運転しやすい商用ワンボックス

バブルの頃に働いていた仕出し屋さんで使っていたマツダのボンゴ、速度は出ないけど仕事能力は抜群に良かったです。私が乗っていたのは三代目のボンゴでエンジンはディーゼルでダブルタイヤと言うのが特徴でした。FR駆動方式でFR側のタイヤが二本ダブルで装着されるのです。積載能力は1000kgか800kgかどちらか忘れたのですが当時は約500食のお弁当を載せて伊丹の工場付近を走り回ってました。

仕出し屋さんが何故またボンゴを使っていたのかと言うと、仕出し屋さんの社長が広島出身だったのです。それでマツダの車ばかり商用車で使ってました。但し社長ご本人はトヨタのクラウンを所有してたと言うオチがあります。

1 何処が運転しやすかったポイントなのか？
2 ボンゴ主要諸元表
3 ボンゴグレード別燃費と積載容量スペック
4 ボンゴのこんな所が良かった

何処が運転しやすかったポイントなのか？

まずディーゼル(2015年5月現在ディーゼル車の販売はありません。)なので沢山荷物を積んでも粘りのあるエンジンだったので発進が楽でした。ボンゴのガソリンタイプが一台あったのですがそれに乗ると荷物満載時やはり発進が辛かったです。後はこのフェンダーミラーと言うのでしょうかこのミラーが狭い道路と工場での車同士のすれ違いにとても役立ちました。

助手席側にあるミラーです。これが車両の幅の感覚を掴みやすくさせてくれて狭い道でもスイスイ走れます。

ボンゴ主要諸元表

http://www.bongo.mazda.co.jp/van/bongovan.pdf

2015年現行型「SKP2#」の情報です。搭載エンジンモデルが1.8リッターガソリンエンジンのみとなりディーゼルグレードは廃止となっております。何れSKYACTIV-Dエンジンを載せたボンゴも出てくる事を望みます。

車両サイズ（全長×全幅×全高） 4285×1630×1850mm *1
ホイールベース 2220mm
定員 2名 / 5名
車両重量 1290kg-1510kg
駆動方式 FR / 4WD
最小半径 5.2m *2
トランスミッション 5MT / 4EC-AT
エンジン型式 L8型
直列4気筒DOHC16バルブンジン
燃料供給方式電子制御式
排気量 1798cc
内径x行程 83.0x83.1mm
圧縮比 9.4
最大出力 75kW(102ps)/5300回転
最大トルク 147Nm(15.0kg.m)/4000回転
無鉛レギュラーガソリン仕様
タンク容量 53L *3
サスペンションフロントウィッシュボーン式トーションばね
サスペンションリア車軸式
ブレーキフロント/リアベンチレーテッド/ドラム

補足、*1の全高ですがハイルーフタイプは1970mmです。*2の最小半径4WDモデルは5.1mです。*3燃料タンク容量はワイドローモデルは48Lです。

ボンゴグレード別燃費と積載容量スペック

かっこ()内の値は5名乗車モデルです。標準フーフ/ハイルーフ共通です。

低床グレード/2WD

最大積載量 750kg (500kg)
地上最低高 170mm
4AT JC08モード燃費 11.0km/L
5MTJC08モード燃費 10.2km/L
タイヤサイズ前 165R14-6PRLT / 後 165R14-8PRLT
ホイールサイズ前 14×4 1/2J / 後 14×4 1/2J

低床グレード/4WD

最大積載量 950kg (700kg)
地上最低高 175mm/5MT 185mm/4AT
4AT JC08モード燃費 10.4km/L
5MTJC08モード燃費 9.2km/L
タイヤサイズ前 185R14-6PRLT / 後 185R14-6PRLT
ホイールサイズ前 14×5J / 後 14×5J

ワイドローグレード/2WD

最大積載量 1000kg (750kg)
地上最低高 155mm
4AT JC08モード燃費 11.0km/L
5MTJC08モード燃費 10.2km/L
タイヤサイズ前 165R14-6PRLT / 後 145R12-6PRLT
ホイールサイズ前 14×4 1/2J / 後 12×3 1/2J

ボンゴのこんな所が良かった

現代のグレードには昔の商用車にはありえなかったエアバッグが標準装備です。ただ配送業務の場合エアバッグが活躍する場面は少なく、配送業務の性質上停車発進が多くて追突事故とか大きな事故は3年程務めたのですが皆無でした。近所に村上給食と言うハイエース使っている仕出し屋さんも大きな事故をしたと言う話は聞いたことが無かったです。出張などで長距離走る方には嬉しい安全装備です。