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BMWの新型「330e」プラグインハイブリッドセダン 2015年9月発表

ドイツの自動車メーカーBMWが新型セダンのプラグインハイブリッドモデル「330e(BMW公式英語サイト)」を2015年9月15日開催のフランクフルトモーターショーにてワールドプレミアム。3シリーズでは初のPHVモデルでパワートレーンはダウンサイジングエンジン2.0リッター直列4気筒ツインパワーターボ(最高出力186ps、最大トルク290Nm)+最高出力89psのモーターの後輪駆動方式です。

BMW 330e

 

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7.6kWh容量のリチウムイオンバッテリーをラゲッジスペースに配置し重量配分も50:50に設計されているとの事。エンジンとモーターの総合出力は最高出力252ps、最大トルク42.9kg.m。モーターのみでの走行可能航続距離は40kmとゲストの送迎やお買い物へ出かける等の「ちょい乗り」に十二分な航続距離を持ち、ハイブリッド走行時の燃費も優れていて100kmを走行するのに必要な燃料はわずか2.1から2.4L。2.1Lで単純に燃費を算出するとリッターなんと47.6km/Lとなる。まるでホンダのスーパーカブ(参考値、ホンダスーパーカブの50ccエンジンでリッター130km/L、70ccでリッター60km/L)の様な燃費を叩き出しています。

燃費が良いのでもっさりとした走りなのかと言うと、モーターの強烈なトルクで0km/h-100km/hの加速力はわずか6.1秒と、同じ2.0リッターターボエンジンを積む私のGVBのほぼ6秒と遜色ありません。GVBはバッテリーとモーター積んでないので軽量ですので、それだけモーターのトルクが大きいと言うことになります。

 

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リチウムイオンバッテリーのフル充電に必要な時間は、英国計測で2時間(16Aのウォールボックス充電設備)から4時間(12Aの家庭用充電設備)。

 

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バッテリーへの充電状況はiPhone(BMW Connected)もしくはAndroidスマートフォン(BMW Connected )で手軽にチェックする事が可能。

「BMW Connected」アプリは2013年7月以降製造のBMW車両に使う事が出来ます。

注意、次の車両は使えません。2013年7月以降生産の「1シリーズのカブリオレ、1シリーズのクーペ」、2010年以降生産の「3シリーズのカブリオレ」、2009年の以降生産の「X1」、2006年以降生産の「X5」、20008年以降生産の「X6」、20009年以降生産の「Z4」。

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ATシフトノブにe-Driveスイッチがあり、走行モードを切り替える事が出来るとの事。通常「AUTO e-Drive」モードで走行するのですが、ECU設定の特徴は、エンジンとモーターが一番効率の良く駆動するモードで、バッテリーの充電状態が12%から100%の間は時速80km/hまでは完全なモーター駆動、80km/h以上の時速が出る場面では自動的にエンジン駆動に切り替わるモードで、バッテリー充電が12%を下回るときは時速20km/hから時速55km/hまでの間でモーターがエンジンの加速を補助するハイブリッド駆動方式に切り替わるとの事。

「MAX e-Drive」モードは最大時速120km/hまでモーターのみで走ることが可能。それ以上の速度が出る場面は自動的にエンジン駆動に切り替わるモード。

「バッテリーセーブモード」はバッテリーの充電が殆ど残り少ない場合、モーターは使わずエンジンメインの駆動方式となりリチウムイオンバッテリーに充電も可能とするモード。

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エクステリアは2015年5月にモデルチェンジが発表された「3シリーズ」モデルがベースとなります。

 

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