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ハスラーハイブリッド(MR92S)を運転した感想 燃費・乗り心地・ハンドリング等レビュー

2代目ハスラーハイブリッドを借りてきた

2020年1月フルモデルチェンジを遂げた2代目ハスラーハイブリッドを借りられたので試乗してきました

運転してみて気がついた点や燃費それに運転のしやすさや乗り心地についてレビューさせて頂きます。

お借りしたハスラーハイブリッド Gグレード。ルーフブラックのツートーンカラーでオシャレ度高いのだがハロゲンヘッドライトだったのでもし買うとしたらLEDヘッドライト装着車の方が良いと思います。

ハスラーハイブリッド MR92S

初代ハスラーの情報は以下のページで紹介しています。

ハスラー(2014年~2019年式)情報&試乗した感想 運転しやすく取り回しが楽で高速道路もストレス無く走ってくれて実用性抜群

2代目ハスラーは初代よりも室内が広くなっている

2代目ハスラーはキープコンセプトの為、初代と見比べても一見大きな違いは無いが2代目ハスラーのプラットフォームは軽量で剛性の高いハーテクト技術が採用されています。

ただ車重はISG(スターター&駆動用モーター)が追加と装備が充実したことにより初代と余り大差なくGグレードでは初代が790kgに対して2代目ハスラーは810kgと重たくなっています。

ホイールベースは初代よりも35mm拡大していて室内が更に広くなっています

Cピラーの場所に小窓が追加されている。

後ろの座席は小学校低学年のこどもさん位なら足元で寝られる程広い。初代よりも広くなっていると思いますし、これでトランクスペースもある程度確保されているのにはホントびっくりです。

2代目ハスラーハイブリッド車のトランクスペース。後部座席を収納しなくてもゴルフバッグなら一つ積載できます。

トランクリッドを閉じた状態です。なかなか荷室広いです。

実際どれくらい室内が広いのか?

身長180cmある私が余裕で4名乗車できます。

運転席と助手席は目一杯後ろにスライドしているのに後部座席の足元は余裕のクリアランスがある。

全く窮屈感が無い、ミニバンとまでは行かないけどほんとに広い。

室内は広いけど後部座席のルーフが低い

シートの関係だと思いますが後部座席は比較的高い位置にレイアウトされているのでルーフトップのクリアランスが余り無い。

運転席と助手席はシートレールが普通の一なのでルーフトップクリアランスは大丈夫です。

体を起こすと普通に天井に頭があたります。

2代目ハスラーの全高は1680mm

2代目ハスラーの全高は1680mmと初代よりも15mm高くなっています。タワー型の機械式の平均値高さ制限1.55mは駐車できませんが大型商業施設の自走式立体駐車場等は問題なく入庫することができます。

身長180cmの私とハスラーハイブリッドを背くらべした写真を見ていただくと、そんなにハスラーの背が高いとい事は無いとおわかり頂けると思います。

運転席は凝ったデザインが採用されている

近年のスズキ車は運転席にこだわりをもたせているのも特徴的、先日アルトラパンを試乗させて頂いた時にデジタルメーターに沢山うさぎが出てきてびっくりました。

ハスラーハイブリッドも可愛らしさはありませんが、テンションが上がるデザインが採用されています。

ハスラーハイブリッドのグレードは一番廉価モデルのGグレードですが、インパネのメーター・ナビ・助手席側の小物入れにそれぞれガーニッシュでパーティション風に仕切られていて、メーターはすごくカラフルで液晶は簡易なものでは無くデフィーのデジタルメーターのようでかなりいい感じです。

試乗開始 初めて運転してみた印象

ハスラーハイブリッドに乗り込んで初めてこの車を動かしてみた感想は違和感がない

乗り込んだ瞬間車幅感覚等が把握でき見やすいルーム&ドアミラーで運転しにくい感じは皆無でした。

恐らく、免許取得してすぐの人でもハスラーハイブリッドなら車ぶつけてしまうと言う緊張無く車に馴染めると思います。なにせ車が軽いので取り回しが非常に楽。

乗り心地は固めだけどソフト

乗り心地はストロークが長くバネレートは柔らかめの減衰硬めと言う感じでした。街乗りや高速道路巡航に向いている足だと思います。

女性向けラパンは本当にふわふわなのでラパンとハスラーハイブリッドどちらを買うかお悩みなら一回それぞれ試乗頂いて乗り比べしてから選ぶのがおすすめです。

加速性 (MR92S型)

ハスラーハイブリッドにはターボ車MR52S型がありますが、私が今回試乗したのは新開発NAエンジンR06Dを搭載するモデルです。

加速性は余り期待したものでは無く0発進から時速20km/hまではもっさり感があります。もし発進加速を求めるならMR52S型がおすすめ。

時速20km/hを超えた辺りからモーターの太いトルクが車をグイグイ押してくれる感じがあるので発進以外は不満な点は無い

小回りは得意だがハンドルの戻りが遅い

軽自動車なので小回りは抜群に良いですがハンドルの戻りが遅い、今までのスズキ車を試乗させて頂いて思ったのがハンドルがやたらまっすぐ戻ろうとする挙動に対してこのハスラーは、まっすぐ戻そうとする違和感は無いのだけど逆に戻るのが遅くなってます。

ブレーキはよく効くが少しかっくんします

ブレーキは深くないし踏み出しから制動力が発生してよく効くが、アクセルを抜いたときから軽く回生が発生するのでブレーキを踏んだ時はより強く回生するのでカックンブレーキになりやすいです。

燃費は微妙 良いとは言えないかもしれない

ハイブリッドだけどISGと言うエンジンスターター兼用駆動用モーターで余り力は強くないタイプなので、燃費へ大きく貢献するかと言うとそうでも無くて

借りてきたハスラーハイブリッドの燃費は338km走行時の燃費アベレージは15.1km/Lでした。

最後にハスラーの悪いところ

広くてよく走るし燃費もそこそこで取り回しも抜群に良くて安心して運転できるハスラーハイブリッドだけど、ネガティブな所も一つあります

それは信号直下に停車すると信号が見えなくなると言うものです。慣れてくれば交差点先頭に停車したら少し信号手前で停車する癖がつくと思いますが慣れていないと信号直下で止まってしまって青信号見落とす凡ミス多発する可能性があります。

2代目ハスラーハイブリッドスペック

初代ハスラーは5MTマニュアル車の設定がありましたが、2代目ハスラーハイブリッドはCVTのみの設定になります。

MR92S MR52S ターボ車
ツーリング(ワゴン) 全長3395×全幅1475×全高1680(mm)
ホイールベース(mm) 2215mm
エンジン 0.66L直列3気筒DOHC (R06D型) 0.66L直列3気筒DOHCターボ (R06A型)
最高出力 49ps/6500回転 64ps/6000回転
最大トルク 5.9kg・m/5000回転 10.0kg・m/3000回転
モーター W04C型 W05A型
モーター最高出力 フロント / リヤ(E-Four) 2.6ps/1500回転 3.1ps/1000回転
モーター最大トルク フロント / リヤ(E-Four) 4.1kg・m/100回転 5.1kg・m/100回転
駆動方式 FF 4WD FF 4WD
燃費WLTCモード燃費 25.0km/L 23.4km/L 22.0km/L 20.8km/L
トランスミッション CVT

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