ノートe-POWER 4WD 2018年7月5日発売
人気のモーターで走るノートe-POWERに4WD駆動方式が新しく発売されました。
駆動モードはパートタイム方式とは言わないと思うのですが(フロント・リヤモーター独立式)、運転席の駆動モード切り替えスイッチでFF駆動モードまたは4WD駆動モードに切り替える事ができる。
リヤ側駆動用モーターの性能は N2型モーター 最高出力4.8ps 最大トルク1.5kg.m
ノートe-POWER 4WD 燃費 JC08モード 28.8km/L。
ノートe-POWER 4WD 販売価格
ノートe-POWER 4WD グレード別販売価格
- X FOUR 2,237,760円
- X FOUR ブラッカロー 2,330,640円
- MEDALIST FOUR 2,569,320円
- MEDALIST FOUR ブラックアロー 2,640,600円
- X FOUR シーギア 2,475,360円
- AUTECH FOUR 2,480,760円
ノートe-POWER 4WD 仕組み
いままでは前輪にのみモーターレイアウト駆動だったものが、リヤアスクル側にもモーターを追加し4WD駆動させる方式。
ノートe-POWERの特徴
日産が新しく開発したevシステムは発電して駆動は完全にモーターとなるEVシステムを搭載する「ノート電気自動車」(レンジエクステンダー)を2016年11月下旬発表。現行ノートは8月上旬に生産を停止、ベースモデルの「ノート」(E12系)もビッグマイナーチェンジ&「ニスモノートe-POWER」モデル発表。
ノート電気自動車はなんと車両重量が1200kg前後とかなり軽量、この車は速いぞ!
インテリアのセンターコンソール付近が今までのガソリン車とは違ったレイアウトでスイッチ類が多い。
トランスミッションを搭載しないのだがフロアシフトには一応「P(パーキング)」、「Dレンジ(走行モード)」、「Bレンジ(エンジンブレーキだがe-POWERは回生ブレーキ)」、「Nレンジ(ニュートラル)」、「Rレンジ(リバース、後退)」操作を行う丸いレバーが装着されている。
電気自動車モデルe-POWER販売予定価格。軽量な上に強力なモーターを搭載するので可成りの激速ぶり。しかし燃費がとても良くJC08モード34.0km/L~37.2km/Lとお財布にも優しい。
確定デザイン。エクステリアで大きな変更点はアッパー&ロアグリルデザインとフォグランプのレンズが角型が採用されている。
新型ノートNISMOは3モデルがラインナップ。5MTモデルの設定有り。詳しくはこちら。
2017年9月1日 仕様変更&特別仕様車発売
2016年10月フルモデルチェンジした日産コンパクトカーノート 2017年9月1日一部仕様変更と特別仕様車発売。
仕様変更内容はハイビームアシスト機能を全車標準に加えクルーズコントロールをオプション設定しノート(e-POWER含む)販売価格は約5万円アップ。日産「ハイビームアシストについて」。
e-POWERの仕組み
パワーユニットは「e-POWER」と言うレンジエクステンダーシステムを採用し走行モードは3種類用意されるが中でも「S」スポーツモードはかなりの加速力を味わえるとの事。
走行モードのパフォーマンス。
ノーマルモード Dレンジ アクセルON時は強い加速 アクセルオフ時はエンジンブレーキ同等の負荷
S(スポーツモード) Dレンジ アクセルON時は可成り強い加速 アクセルオフ時は強い減速負荷
ECO(エコモード) Dレンジ アクセルON時は穏やかに発進 アクセルオフ時は強い減速負荷
アクセルオフ時にエネルギーを回生させる為負荷が。
発電用エンジンの始動グラフ。市街地を走行している状態でも高い速度域で小まめな発電を行いバッテリーへ充電。発電時のエンジン音は気にならない程静か。リチウムイオン電池はパナソニック製で運転席と助手席シート下に搭載。
2016年フルモデルチェンジされるノートの確定デザイン。Vモーションのグリルトリムは現行モデルよりも少し派手目にした感じですが、アームドアミラーからリヤ側に掛けてとてもスポーティな仕上がりです。
リヤ側がとてもかっこよくてルーフスポイラーに角度が付けられてる。レンジエクステンダーだがリーフと同等の高出力モーターでバッテリーは必要最小限のものが搭載されるので、超軽量パワフルなスペックに仕上がる可能性が高い。
新型ノート電気自動車はレンジエクステンダーユニットが搭載されるのですが、排気量の小さなエンジンとモーター駆動用の一般的なEVが搭載するバッテリーの組み合わせでは無く、小さなバッテリーとベースモデルのノートが搭載する1.2リッター直列3気筒エンジンを発電専用に動かし、モーター駆動に必要なエネルギーをエンジンで発電する仕組みとなるとの事。
これまでのフーガ/スカイラインの2クラッチ式のハイブリッドとセレナに採用されているジェネレーターモーターによるアシストを行うS-ハイブリッドとは異なる。
EVと同じ蓄電用バッテリーを持たないので車両本体の価格も低く設定でき、燃費の方も重量増加が少なくJC08モード燃費予想は40.0km/Lを達成する模様。駆動用モーターもあの180SXの加速力に勝る「日産リーフ」と同程度の強力なパワーを持つモーターが搭載されると言うことなので、燃費も魅力的ですが走行性能も魅力的な一台となります。
ベースモデルのノートは電気自動車として開発されておらず最小限の蓄電用バッテリーは床下に配置、駆動用モーターはリーフと同等であれば最高出力109ps、最大トルク25.9kg.mを発生するので見た目はファミリーカーだけど恐ろしい程の加速力を持つことになりそう。
エクステリアは専用デザインが採用され、ベースグレードとは大きく見た目が異なりややリーフに似た感じの仕上がりとなる。予想販売価格は高価なリチウムイオンバッテリーを搭載しないので250万円前後と予想されています。また「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(CEV補助金)」対象車両となるので実質200万円前後の電気自動車となる。
エクステリアはVモーショングリルが採用される筈なのでこちらの方が近いデザインの可能性もあり、スタイリッシュで車両サイズは全長4100mm前後のBセグメントコンパクト5ドアハッチバックスタイルに仕上がると思われます。
NISMOノートラインナップ
NISMOチューニングモデルもラインナップ。パワートレーンは次の3種類。
- e-POWER VCMチューニング
- HR12DDR 1.2Lスーパーチャージャー ECMチューニング
- HR16DE 1.6リッターエンジン 5MT 専用吸排気チューニング
パワートレーンのチューニング内容は3つのグレードそれぞれ異なるがエクステリアと剛性アップ及び足回入りのチューニングは共通だと思われる。
新しく発表されたニスモノートe-POWER。コンセプトはサーキット向けでは無くニスモラグジュアリーを楽しむた為の位置づけとなるグレードで、足回りなどは強化されているがサーキット向けでは無くオフ会や写真撮影ドライブを楽しむ志向モデル。
サーキット仕様では無いと言うが、1.6ターボエンジン並の最大トルクを0回転から発生する強力なモーターを搭載するので、普通の自動車は0発進だとこのノートe-POWERにはかなわないと思う。
ノートe-POWER 販売予定価格
- S 1,738,800円 (エアコンレス)
- X 1,959.120円
- MEDALIST 2,244,240円
レンジエクステンダー駆動方式は全て2WD、4WDモデルはモーターアシスト方式となり価格は「X FOUR (4WD) 1,711,800円」。MEDALISTグレードはエアロ仕様。
主要諸元表
- 全長x全幅x全高 4100×1695×1520mm
- ホイールベース 2600mm
- 1.2リッター直列3気筒DOHCエンジン(発電専用)
- 駆動用モーター EM57型
- モーター 最高出力 109ps/3008-10000回転
- モーター 最大トルク 25.9kg.m/0-3008回転
- リヤモーター 最高出力 4.8ps/4000回転
- リヤモーター 最大トルク 1.5kg.m/1200回転
- 駆動方式 前輪駆動 / 4WD
- トランスミッション 非搭載
- JC08モード燃費 e-POWER/Sグレード 37.2km/L
- JC08モード燃費 e-POWER/X&MEDALISTグレード 34.0km/L
- JC08モード燃費 e-POWER 4WD 28.8km/L
車両重量は軽くSグレード1170kg、Xグレード1210kg、MEDALIST1220kgと1.6リッター車並に軽い。
大きなバッテリー容量と小型エンジンというのは従来からのイメージにとらわれていましたので、これはなるほどと思いました。
しかし、容量に比例する形で出る補助金の額とか、回りっぱなしのエンジンとかを思うとゼロエミッションには関与しないで、プリウスの燃費に対抗する為の手段でしか無かったことを思うと
これをEVだとは認めたくないですね。
これ、急速充電どころか外部充電システム自体が必要ないですね。
確かに発電機用のエンジンを搭載するのでこれをEVとは言わないのかもしれないですよね。大きなバッテリーを搭載しなくても良い代わりにガソリンを積む必要があるので軽量化のメリットも余り期待できないものの中長期的にシステム用バッテリー交換のコストを心配が無いメリットもありそうです。
スイフトのレンジエクステンダーが、あれだけ大っぴらに実証実験しながらコスト面を理由に量産化を見送ったのに、ノートは適切な価格で商品化できたのは何故か。モーター、エンジン、バッテリーのコストとパワーのバランスと落とし所がカギだったように思います。
充電池の開発は機械物に比べると期間が長くんなると聞きます。レンジエクステンダー型HVの将来は低排気量エンジンでも十分な高効率発電機及び高効率モーターの開発を優先した方が効率がいいのかもしれません。
ただ心配なのが、耐久性ですね…
新型ノートですが、1.2Lという小型車の枠でありながら、ハイブリッドでの発表。トヨタなら、このクラスには無駄な重量化から見て車格に合う技術でない、と切り捨ててしまうでしょうが、「じゃあうちでお見せしましょうか」という感じにできてしまう日産の技術力の余りある高さを感じさせます。ノートは蓄電用バッテリーに依存させず、長年のガソリン車での技術を少し使用した軽量化。この発想が他社にない部分でしょう。
最上級グレードはモデリスタではなくメダリストだと思う。
日産進化過程のほんの一端であり,これからが楽しみ。
やっちゃえニッサン。
今回のノート車体色は色見本に近い色でお願いしたいものです。
オフライン発表会の色は以前に注文した色だなぁ。
この色で納車されるはずだったのに・・・残念です。
もう注文されたのですね。今度のe-POWERすごい速いらしいですので楽しみですね。ボディカラーが少し違っていたのですね。その辺はいい車なので中身で我慢という事で。
EV?レンジエクステンダー?外部から充電できないのにEVとは言えない。消費者を騙す日産の卑怯な姿勢には断固抗議する。
セレナの「自動運転技術」も同じ。素人は運転を全て任せられる自動運転機能を期待してしまい、テスラ「オートパイロット」のような悲惨な事故が起きる。ドイツのように日本も言葉の規制をかければよいのに。
今年前半までは日産ファンだったが、一気に嫌いになった。
今まで革新的な技術がなく、GTRの足元にも近づけなかった。
方やハイブリッドと言いながら、エンジンとバッテリーエンジンを混合モータートランスミッションで使う、言わば発進のための部品、これまた詭弁。
しかし今度のタイプは本来のエンジンパワーと小さなバッテリーエンジンパワーを使って
モーターを専用トランスミッションに仕立てる、やっとハイブリッドというより、パワーコントローラーマシンという範疇の新しいシステムが誕生した。
エレクトリックはバッテリーがないとどうにもならず、これの能力は無駄を生む低効率と低寿命、80%にも達せず1000回にも満たない充放電回数、スパーキャパシターにすると大きさ的に格納できず、どうしようもなかった、そんな無駄な部分なら小さいに越したことがない。
あとは、ツーペダルイージーコントロールの欠点を克服して、安全なモータリゼーション社会に貢献していただきたい。
踏み間違えて、暴走なんていうのは、人間能力の限界を無視したシステム、早く安全なシステムに到達してください。
ご意見ありがとうございます。未だ試乗したことは無いのですが軽量な車重でリーフと同程度のモーターパワーがあるのでかなり速いと思います。
安全面ではどうなのかが気になります。実物を先日走っているの見たのですがかなりかっこよかったです。
音の出るバッテリーを積んだEVですね。アクセル操作だけで加速,減速,停止までできるので楽しくなります。特にヘアピンカーブをブレーキなしで回れるのは新感覚です。
プリウス,アクア等のパラレルHVはトロトロ走って燃費を稼ぐようなものですから、走る楽しみはありませんでしたが、e-POWERは走りを楽しめます。
かつてはゼロヨン加速が車の性能評価の重要項目でしたが、最近は燃費性能ばかりが重視されて面白みのない車ばかりになってしまいました。出した力を最大限回生吸収できるEVの方がブレーキ熱損失のあるHVよりエネルギー効率も良くなる訳ですから、e-POWERに高効率ディーゼルエンジンを載せれば、従来のHVでは届かない燃費領域に容易に到達でき、今後が楽しみです。