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EVカー日産「リーフ」航続距離400kmに大幅向上し2017年9月フルモデルチェンジ

日産EVカー「リーフ」がフルモデルチェンジ、発表は2017年9月6日。新型リーフは航続距離が大幅に伸びセレナやエクストレイルに実装されている自動運転アシストプロパイロットシステムに加えアクセルだけで発進から停止まで行える新機能e-Pedal機能を装備。

https://newsroom.nissan-global.com/releases/170720-01-j?lang=ja-JP

2017年9月 リーフ モデルチェンジ内容

新型リーフは2017年9月6日フランクフルト・モーターショー発表を予定。主な改良内容は外内装を一新され航続距離(一回の充電で走れる距離400km)と安全性と利便性が大幅に改善。

ZE1型新型リーフヘッドライト。

次期リーフの航続距離

現行型リーフ(AZE0型)のバッテリー容量は30kWhで航続距離は最大航続可能距離280kmだが、次期リーフは2倍もの大容量バッテリー40kWhを搭載し一回の充電で走れる距離は400kmへと向上

e-Pedalとプロパイロットを搭載

次期リーフはブレーキ操作を必要としない発進から加速、アクセルペダルを緩める事によりブレーキの強弱を可能としアクセルペダルから足を離すと停車すると言う回生ブレーキを拡張した機能を新しく採用。

ドライバーの長距離移動負担を大幅に軽減するプロパイロットシステムは高速道路限定だがリーフを自動的に走らせる事を可能としている。

外観

外観デザインは現行リーフよりもスタイリッシュでスポーティなハッチバックデザインが採用される。特にリヤ側は大型ルーフスポイラーを装着し引き締まった仕上がり。

2017 リーフ

内装装備品

写真で見た感想はメーターはプロパイロットシステム用の液晶モニターにインパネセンターは小さいがナビ液晶モニターが見える。

システム起動ボタンはフロアシフトコントローラの前に装着。

EVシステムコントローラー。トランスミッションが無いのでシフトメニューは「P / パーキング、N / ニュートラル、D/B ドライブ、 R / バック」

ZE1型 リーフ 主要諸元表

  • 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4480×1790×1540mm
  • ホイールベース 2700mm
  • フロントトレッド幅 1540mm Gグレードのみ 1530mm
  • 定員 5名
  • モーター型式 EM57
  • 定格出力 85kW
  • 最高出力 150ps/3283-9795回転
  • 最大トルク 32.6kg.m/0-3283回転
  • 駆動方式 前輪駆動
  • バッテリー リチウムイオン電池 350V
  • バッテリー容量 40kWh
  • 一回の充電で最大航続可能距離 400km

2012年-2016年 リーフ AZE0型 情報

ガソリン料金高騰が続く中、このサイトでもディーゼル車を探している検索流入ユーザー様が増加中です。ディーゼルエンジンは軽油と言う燃料で走るのでガソリン料金よりは若干安い程度で原油が高騰すればガソリンと同様軽油も高騰してしまいます。10%消費税導入で2015年10月からさらに燃料コストは増加してしまいます。

EVカーは完全に電気で走るので(原油は一切使わないとは言えないですが、火力発電繋がりで原油は結果的に使うことになります)、非常にローコストで車を維持する事が出きるのです。

EVカーの燃料コスト指標はバッテリー容量で計算するので例えばEVカーのバッテリー容量が10kWhなら満タン充電は(電力会社の基本料金の関係はあるのですがそれそ除くと)1kWh東京電力(従量電灯A)なら約19円なので(2014年7月時点の料金で端数切り捨ててます)10×19円となるので10kWhのバッテリー容量を持つEVカー満タン充電は190円と言う事になります。

そこでまだまだ国産EVカーの数は少ないのですが実用性の高い日産のリーフを紹介してみたいと思います。

日産リーフ写真1

 

見た目は近未来カー的なフォルムでまろやかなフォルムをしているのですが。

リーフテール写真

実は以前にマーチNISMOの記事にも書いたのですが現代の車って実はそれなりのエアアロでドレスアップするとものすごくかっこよくなってしまいます。なんとNISMOからリーフ用のドレスアップパーツが販売されてました。リーフOmoriFactory NISMO Performance Package

アンダースポイラー付きフロントバンパーとサイドステップとリアバンパーに大型リアスポイラーでドレスアップしただけですごくかっこよくなっております。EVカーはどちらかと言うと環境重視デザインでどうしても見た目まろやかな感じがしてカスタマイズ対象外と思いがちだと思うのですがリーフのNISMOモデルを見てしまうと近い将来やっぱりEVも十二分に有りだと思いました。ガソリン代節約できた分ドレスアップにお金を使いやすくなりますしね。

リーフNISMO写真

 

AZE0 主要諸元表

リーフのグレードはSとXとGが用意されているのですが装備品と装着ホイールの違いが若干あるものの、サイズやモータースペックは(一部を除いて、車重の末尾はグレード名です。)共通となります。

  • 車両サイズ(全長×全幅×全高) 4445×1770×1550mm
  • ホイールベース 2700mm
  • フロントトレッド幅 1540mm Gグレードのみ 1530mm
  • リアトレッド幅 1535mm Gグレードのみ 1525mm
  • 車両重量 1430kg/S 1440kg/X 1460kg/G
  • 5ドアハッチバック
  • 定員 5名
  • モーター型式 EM57
  • 定格出力 70kW
  • 最大出力 109馬力/3008-10000回転
  • 最大トルク 25.9kg.m/0-3008回転
  • 駆動方式 FF
  • バッテリー リチウムイオン電池 360V
  • バッテリー容量 24kWh
  • バッテリー満タン充電で最大航続可能距離 228km
  • フロントサウペンション ストラット式
  • リアサスペンション トーション・ビーム式
  • フロント/リアブレーキ ベンチレーテッド
  • タイヤサイズ 205/55R 16インチ Gグレードのみ215/50R 17インチ

外観デザイン

三つのグレードは概ね同じスタイルですが外観で大きく変わるのは装着ホイールです。

SとXグレードは16インチX6.5J、インセット:40、P.C.D:114.3(5穴)のスチールホイールでホイールカバーが装着されます。

リーフグレードSとXの写真

Gグレードは17×6.5J、インセット:45、P.C.D:114.3(5穴)のアルミホイールが標準装備されます。見た目の違いはタイヤハウスとタイヤの隙間が少なくなり横から見た感じがスポーティーな感じになります。

Gグレード写真

 

テールデザインです。小さめのルーフスポイラーもよく似あってますしリアバンパーが大きめでインパクトがあります。

 

リーフテール写真2

 

フロントグリルデザイン、GグレードだけヘッドライトがHID(こちらの方が明るい)となりS/Xグレードはハロゲンヘッドライトとなります。ヘッドライト下の小さな補助灯と言うか真っ暗な道路や霧雨等の視界の悪い時に使うフォグランプはGグレード標準でそれ以外のグレードはディーラオプションとなります。

リーフフロントグリル

 

内装

内装は全般的にシックな大人の車のイメージなのですが運転席と助手席のシートはホールド感を持つシートを採用。EVカーなのにドライブポジションにも気配りがあります。

リーフ内装

 

運転席はEVカーらしく液晶モニターインパネが採用されます。ハンドル側のインパネはモーターの出力メーターや左側にバッテリー温度と右側にバッテリーレベルが表示され、目線の上の小さな液晶にスピードメーターが配置されるインパネデザインを採用します。

リーフ運転席

 

キャビンは大人5人が余裕で乗れる室内容量を確保。近未来カーの運転席を後ろから見ているだけでもワクワクしそうですよね。

リーフのキャビン

 

トランク容量もハッチバックタイプなので広いです。パカっとトランクを開いて大きな荷物を載せたり下ろしたりするのがとても便利です。右下の小さなバックは充電ケーブルを入れる付属バックです。

リーフのトランク

 

日産公式リーフのラゲッジルームの動画

https://youtu.be/SIH4XcslZtM

ドライブアシスト

リーフは見た目走らなさそうなのですが実はそうでも無いと思います。一万回転も回るモーターってものすごいですし。0回転から25.9kg.mもの1.6ターボクラスの最大トルクを出すので正直な所ものすごいよく走る車だと個人的には推測します。日産の公式ページにもスカイラインクラスの走りをすると言う説明もありますので実際問題電気自動車だからと言ってナメて係ると痛い目にあいます。なのでドライブアシストはどうなのかも要チェックですよね。

リーフにはオーバーステアアンダーステアを抑制するVDCが標準装備されます。不用意なハンドル操作や速度オーバー気味にコーナーへ入ってしまった時の車の姿勢制御も自動コントロールしてくれるドライブアシスト機能を持ちます。後は定番のアンチロックブレーキシステムABSにEDBブレーキキングのちからを自動で分配する機能を持ちます。

その他、町中走行中歩行者に車が接近したことを知らせる通報音システムを搭載します。備考、自動ブレーキシステムではありません。

https://youtu.be/umecONXSjVA

Gグレードのみ標準でXとSグレードはオプションになるのですが車庫入れ時に安心バックビューモニター(カラー、車幅/距離/予想進路線表示機能付)が標準装備となります。
リーフ バックビューモニター

 

充電

まず充電ソケットはフロントボンネットの先端部分に装着されるのでこことコンセントを繋いで充電します。充電時間は200V/15A家庭用充電設備でリーフを満タンに充電するには約8時間必要になります。ただ自宅で充電するには専用の充電設備が必要になるので普通にコンセントに差し込んでと言うイメージではありませんので念の為。ご家庭で充電される方は日産の公式ページ充電(工事・設備)ページを御覧ください。

リーフ充電風景

 

通常何処で充電するのかに付きましては、充電スタンドで行うことが出来ます。近年大多数の高速道路のサービスエリアには充電スタンドが設置されている事が多いです。詳しくは日産の充電エリア検索ページを御覧ください。充電スタンドなら急速充電を行うことが出来30分で充電完了(バッテリー容量の80%充電)する事が可能です。

https://youtu.be/Vork7SaxZJ4

充電の費用は?充電スタンドの目安はジャパンチャージネットワークの料金説明によるとビジターの場合は500円から充電利用可能だそうです。ただ会員になると何度充電しても月会費以外費用は発生せず0円で充電が可能なケースや一回500円前後で充電できる様子です。このへんすみません私もよくわからないのですが家庭用充電ならBMW i3の記事にも書いてある通りの料金計算で充電する事が可能です。

ルーフのバッテリー容量は24kWhとなりますので次の様に計算が可能です。端数切り捨てしていますまた2014年7月時点の情報です。

東京電力であれば8kWhまでの基本料金230円必要で、9kWh以降19円となりますので残り16kWh文は304円となります。合計約534円で満タンの充電が可能となります。

関西電力であれば基本料金最初の15kWhまでは343円、残りの9kWhは15kWh超過120kWhまでとした場合1kWhの料金は20円ですので180円。合計約523円で満タンの充電が可能となります。

燃費は最大航続距離228kmですので24で割ると1kWh辺りの燃費を計算出来ます。9.5/1kWhとなります。なのでだいたい20円で9kmは走ると言う計算です。なので東京大阪間500kmを燃料コスト換算すると、55.5kWh必要ですので単純計算なら1110円で500kmを走れる計算となります。ガソリン車ならリーフのスペックなら1.6L前後になると思うのでリッター15km/Lとしたら500割る15ですので33.3リッターのガソリンが必要になります。レギュラーリッター辺り165円で計算すると5500円となります。その差なんと4390円もリーフの方が燃料コストが安いと言う計算となります。なので仮にリーフで一万キロ走ると(ガソリンの1.6Lカーなら11万円のガソリン代金が必要なのに対して)2万2千2百円で一万キロ走ることが出来るのでお得感は非常に高いと思います。

リーフの保証期間は5年又は10万kmとなります。なので安心してEVを導入する事が出来ると思います。

リーフの感想

日産のこのグラフを見てください。リーフの走りはフーガとスカイライン(中速域)に分類されるそうです。車重わずか1400kgそこそこでスカイラインクラスのハイパワーを持つのはちょっと恐ろしい気もします。EVだから遅いと言う概念はすてないと行けないかもしれませんよね。

リーフの速さを示す表

また価格に付きましてもSグレードなら2872800円から購入できますし国の補助金(2014年7月時点の情報です)最大53万円ありますのでプリウス買うより全然安く購入する事も出来ます。

 

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