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トヨタ「クラウンアスリートⅡ」(ARS210)ターボエンジンの最高出力は245ps 2015年9月発売

ARS210系 クラウンアスリートⅡ

ダウンサイジングターボ化を進めているトヨタの次なる車は「クラウン」に2.0Lターボエンジンを搭載するモデルです。新型クラウン(クラウンアスリートⅡ)に搭載されるエンジンはレクサスNXに既に搭載されている8AR-FTS型と同じエンジンなのですが、最高出力はレクサスNXの238psに対してクラウンターボエンジンは8ps高出力化され最高出力245psへとパワーアップされます。販売予想価格は450万円程度で発売時期は2015年9月となる見込み。

パワートレインは次の通りです。8AR-FTS型水冷インタークーラー付き2.0Lターボエンジンを搭載し、パワートレインは次の様に決定されています。最高出力は245ps、最大トルクは35.7kg.m、トランスミッションは8速AT、駆動方式はFRです。

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またトヨタのスポーツチューニングブランド「G’s クラウンアスリートⅡ」も同時期に発売されます。G’sシリーズはシャシー周りの剛性アップとブレーキ周り及びサスペンションの強化及び15mm前後のローダウンと専用エアロの装着によるエクステリアとインテリアの変更が定番となるのでどんなスポーティーな車に仕上がるのか非常に楽しみです。

クラウンアスリートⅡ

 

クラウンターボの水冷式インタークーラーって?

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私が乗っているインプレッサWRX(GVB)はこのように空冷式インタークーラーがエンジンの上に装着されています。これは過給器により圧縮された空気の温度を下げる為の冷却器です(空気冷やしてエンジンに取り込む空気の量を増やすための装置)。このように空冷式のインタークーラーは走ってないと圧縮空気が冷やされない。なので停車時発進時ではエンジンの出力が低下する現象が出てしまうのです。

GVB-C型のSTIロゴ無しインタークーラー

 

ボンネット上にあるエアーインテークから取り込んだ空気でインタークーラーを冷やす仕組み。これだと停車時空気が冷えない。

GVB-C型WRブルーマイカ

 

同じWRXでもスペックCにはインタークーラーウォッシャーと言う装置があり、トランクルーム下のウィータータンクからインタークーラーを冷やす水を噴射するシステムが導入されています。これならエンジンの熱でインタークーラーが暑くなる事も防止できます。

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しかしながら水冷式インタークーラーならその心配が無い。今度のクラウンアスリートⅡターボはインタークーラーが水冷式なのであります。これなら何時如何なる時もエンジンの最大スペックを発揮する事が出来る。同じターボエンジンを搭載する「IS200t」の0-100km/h加速は7.0秒と重たい車重にも関わらず高い加速パフォーマンスを発揮します。

クラウンアスリートⅡに搭載される直列4気筒直噴ターボエンジン8AR-FTSです。左下のシルバーの四角い箱が水冷式インタークーラーです。空冷式に比べて手軽に交換したりする事は出来ないがエンジンの熱の影響を受けずに圧縮空気を冷やす事が出来ます。

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クラウンアスリートⅡ 予想諸元表

  • 全長x全幅x全高 4890×1800×1450mm
  • ホイールベース 2850mm
  • 直列4気筒DOHCターボ(水冷式インタークーラー付き)
  • 排気量 1998cc
  • 内径x行程 86.0×86.0(mm)
  • 最大出力 245ps/5800回転
  • 最大トルク 35.7kg.m/1650-4400回転
  • トランスミッション 8AT
  • JC08モード燃費 12.8km/L
  • 予想価格 450万円

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