中古で安く買える風格のあるセダントヨタのアリスト丸目4灯JZS16#型

昔からクラウンの事を”腐っても鯛”（古くてもいい車はいいなと言う尊敬の念を込めて）と言ってたのですが、最近トヨタのアリストも古いけど風格があっていい車だなとふと思ったので今日はアリストでも人気のある二代目となるのですが丸目4灯のJZS16#型をピックアップしてみようと思います。

何故また今頃アリストなのかと言うもう一つの理由は最近とても沢山見かける次第で、実は昨日インプレッサに乗って南港の海釣り公園に釣りをしにいく途中三度も見かけて「最近アリスト多いよね～」的な感じで記事を書こうと思ったしだいです。これは対向で走っていた丸目4灯のアリスとなのですがものすごい若い女性が運転してました。

車載カメラの映像なので運転手さんの顔ははっきりとは映らなかったのですが若い女性が運転していました。

 

何故今頃人気なのか？

大阪市内だけの事情かもしれないのですがご了承願います。一時期姿を潜めていたのですが（もちろん時代背景、不景気+維持費にコストが掛かる）、若干景気が良くなってきたのか高級志向のセダンが人気しているもののLEXUSやFUGAを新車で買うとなると中古マンション購入できるような金額になってしまうのでとてもじゃないけど若い子には手が出ない。そこでセルシオやこのアリストが増えているものと推測します。

売れるにはもちろんもう一つの理由があってやっぱりクランの様に風格を持っているので欲しいと思わせるものと思います。実際私も実車を見ると乗ってみたいなと思います。

2015年に入ってよく見かけるアリストのカラーリングはもちろん”ブラック”です。他にパールホワイトやガンメタリックにレッドカラー等も新車発売時はリリースされてそちらのカラーもよく見かけたのですが、現代でよく見るのは”ブラックカラー”が圧倒的に多いです。

また直6NAエンジンを採用するS300シリーズは高くても100万円そこそこで入手出来るのも人気の秘密かもしれないです。その他激速モデルツインターボ仕様(V300)もあって滅茶苦茶走るグレードもあります。V300シリーズは若干中古でも高価です。

丸目4灯は当時メルセデスベンツのEクラスが採用していたデザインに似ているがベンツとはまた違った風格があります。

 

流線型のフォルムでアリスト独特の風格を醸し出しています。

 

テールがまたかっこ良くって、アルテッツァに似たテールライトデザインもライト類が大きくてテール側から見ると迫力満点です。

 

パールホワイトカラーも発売当時ウィンドーにスモークを貼るなどでとても人気だったのですが現代では余りみかけません。

 

パールホワイトでリアスポイラー取り付けるとアルテッツァと間違えるかもしれないです。

 

 

アリスト丸目4灯JZS16#型主要諸元表

• 全長x全幅x全高 4805×1800×1435mm
• ホイールベース 2800mm
• トレッド幅 前/後 1535mm/1515mm
• 車両重量 1600kg-1680kg
• 定員 5名
• 最小半径 5.5m
• トランスミッション 5AT 4AT
• サスペンション前/後 ダブルウィッシュボーン式
• ブレーキフロント ベンチレーテッドディスクブレーキ
• ブレーキリア ディスク
• タイヤサイズ 215/60R16 95H

S300シリーズNAエンジンスペック

• エンジン型式 2JZ-GE
• 水冷直列6気筒DOHC24バルブNAエンジン
• 排気量 2997cc
• 内径x行程 86.0mmx86.0mm
• 圧縮比 10.5
• 燃料供給方式 電子制御燃料噴射装置
• 最大出力 169kW(230ps)/6000回転
• 最大トルク 304Nm(31.0kg.m)/4000回転
• タンク容量 75L
• 燃料 ハイオク仕様
• 10・15モード燃費 9.4km/L

 

V300シリーズツインターボエンジンスペック

• エンジン型式 2JZ-GTE
• 水冷直列6気筒DOHC24バルブツインターボ
• 排気量 2997cc
• 内径x行程 86.0mmx86.0mm
• 圧縮比 8.5
• 燃料供給方式 電子制御燃料噴射装置
• 最大出力 206kW(280ps)/5600回転
• 最大トルク 451Nm(46.0kg.m)/3600回転
• タンク容量 75L
• 燃料 ハイオク仕様
• 10・15モード燃費 8.8km/L

因みにV300とS300の見分け方はエンブレムがあるかないかで見分けが出来ます。V300は左側にエンブレムが取り付けられます。

 

S300には何も取り付けされていません。ダミーでV300エンブレム貼るのもありですよね。

 

中古市場でも比較的買いやすい価格帯

二代目アリスト丸目4灯の発売次期は1997年から2004年と思う程古くもありませんし、中古車市場でもS300シリーズならかなり手が届きやすい価格帯で購入出来ます。ただネックなのは維持費、年一度必ず支払う必要のある自動車税は51000円と結構高額です。後は燃費です、NAエンジンのS300シリーズでもリッター9.4kmとかなり悪い、実情は半分程度と考えなければならないので実際リッター4kmから5kmと燃費が悪いと思います。加えて燃料はハイオク。通勤には使えないのですがレジャー用なら見栄えもするしい良いと思います。

キャビンはさすがトヨタ車と言う感じ。元々高級車としてリリースされていたのでそれなりの上質感があって普通の車とは内装が全然違います。これならゲストの送迎でも喜んでもらえると思います。

しっかりとして握りやすそうなステアリングにインパネはシブい三眼レイアウト。左はシフトインジケーターと燃料計と水温計メーターが配置され、真ん中はスピードメーター、一番右はタコメーターのレイアウトとなります。

ソファーの様な運転席と助手席のシートです。ドライブポジションのホールド性はないものの見た目は最高です。

これぞ3リッターセダンの風格です。ものすごい広いです。

 

後部座席も上質感たっぷりですし5名乗車でも余裕の広さです。