スバル「レヴォーグ STI スポーツ」試乗レビュー 抜群の安定感で速いけど高いブースト圧が気になった

スバルの大人気スポーツワゴンの「レヴォーグ STI スポーツ」を大阪スバル西店さんの方で試乗させて頂きましたので感想をピックアップ致します。

試乗させて頂いたのは「2.0STI Sport EyeSight」で2.0リッター水平対向4気筒ターボ(FA20型エンジン)最高出力は300ps。トランスミッションは自慢のスポーツリニアトロニック(CVT)。

レヴォーグ STI スポーツ

メニュー

  1. 見た目
  2. インテリア
  3. 運転してみた感想
  4. コーナーリング&乗り心地
  5. 本当に速いのか?
  6. 燃費が悪い
  7. 燃費を良くするコツ
  8. 良い点と悪い点

見た目(エクステリア)

見た目は圧倒的にかっこ良くフロントとリヤにはスバルファンなら唸るSTIのエンブレムが取り付けられている。

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エクステリアはかっこいいだけでは無くすごくラグジュアリーでエンジンを始動していてもとても静か

試乗車にはオプション(レヴォーグオプション)のアンダースカートが装着されていないので、これにフロントとサイドとリアにアンダースカートを取り付けるともっと引き締まる感がアップ。

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これが自慢のビルシュタイン製ダンプマチック2ダンパー。コイルスプリングは専用バネレート設定のSTIコイルスプリング。乗り心地は抜群によく、コーナーリングも踏ん張る所はしっかり踏ん張る仕上がり。

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グリルはルーバーでは無くオプションのメッシュグリルが似合うと思われます。メッキ加飾ガーニッシュがとても綺麗。

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アドバンスドセーフティーパッケージ付きで左側のドアミラーにはカメラが内蔵されている。

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車重1560kgとWRXよりも100kg程重いが浮動式ブレーキキャリパーでも問題なくブレーキは良く効く。

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インテリア

インテリアは随所にレッドステッチが施されとてもレーシー。ステアリングにはマルチファンクションスイッチが色々取り付けられていてワクワク感が高い。

室内はとても広く大人5名らくらく乗車可能。シートは専用本革(ボルドー/ブラック、レッドステッチ)なのだが、蒸れる感じは無く快適です。

それからWRXはエアコンの効きが悪いですが、レヴォーグのエアコンは寒いくらい効きます。

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運転してみた感想

ステアリングは専用クランプスティフナー(左右)付電動パワーステアリングだけど、WRXの油圧式パワーステアリングと何ら変わらないハンドリング操作でした。

走りだしてみるととても静か。エンジン音もマフラー音もほぼ聞こえない感じで、車内で同乗者と会話が出来る。

  • 発進 低速トルク太く全くストレスは無い
  • 乗り心地 WRXのカヤバ足よりもすごくソフトだが段差が大きい凸凹は突き上げ感はある
  • 直進安定性 抜群に良い。安定感抜群なのと音が無いので100km/h超えても速度が大幅に出ている感覚がしない。
  • EyeSightの介入 違和感は全く無い(ドライバーによっては五月蝿くていらないかもと言う意見はある)

発進時のレビュー動画です。1560kgもあるとは思えない程スムーズ。FA20直噴エンジンの低速域のトルクは強い。

動画内で「ごー」って音はエアコンのファンの音です。

コーナーリング&乗り心地

上の動画でもあります通り終盤はかなり凸凹が多い道路だったのですが、気分よく助手席に乗っている事が出来た。

この動画でもちょっとだけ左にこねてみたけどビルシュタインの足がビタっという感じで路面にくっついている様な感じを覚えました。とにかく安定している

ここの動画の終盤にある道路も凸凹でスバル行く時にWRXで何時も通るのですが、比較にならない程レヴォーグSTIスポーツの乗り心地は良かったです。

本当に速いのか?

レヴォーグは噂通り激速なのか?気になる所ですよね。

はっきり言って速いです。激速なのかどうかはわからないですがWRXと比較すると多分0-100km/hはWRXが負けるんじゃないか(レヴォーグの方が優っている)なと思いました。

負けると思った意図はやっぱりCVTを使っている点とブースト圧が異常に高い点

WRXだとシフトアップラグがあるのでCVTと比較するとその遅延分速いと思われる。

後はびっくりしたのがアクセル踏むとCVTの加減だと思うのですがブースト圧が計測出来る限界値1.47(恐らく超えている)をパワーが欲しいだけブースト圧を持続的に上げてくれる

ちょっと急いでスバルに戻る必要があったので踏み込んでみた動画です。マルチファンクションはブースト計にしてあるのですが(太陽の光で少し見えにくい)、1.47連続で出ていました

マルチファンクションモニターのブースト計をアップにした写真です。アクセルを少し意識して踏み込むだけでブースト圧1.47を連発します。

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ブースト1.47を連続するシーン。少しだけ意識してアクセルを踏み込んだだけです。

私のWRXでも1.47のブースト圧が発生するには全開を意識しないと出ないのですが、レヴォーグはいとも簡単に到達してしまうのでアフターアイドリング(ターボタイマーなどでもOK。)はしっかりやった方が望ましいと思いました。

ブースト圧が高いので燃費が悪い

試乗車の燃費アベレージはリッター4.4km/Lでした。試乗車なので致し方が無い部分はあるが、あれだけ高ブースト圧が頻繁に出るなら恐らく街乗りは燃費が悪いと思われる。

VABのWRXで普通走りなら9km/L~10km/Lは伸びます。ただブースト圧高くなると3km/L~4km/Lと異常に燃費が悪くなります。

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ステアリングのマルチファンクションボタンで切り替えられるSI-DRIVEモードをI(インテリジェント)、S(スポーツ)、S#(スポーツシャープ)の3つからチョイス出来るのですが、一番ブーストが掛からないI(インテリジェント)モードで走れば市街走行で8km/L~9km/Lは行けるのではないでしょうか。

GVBの時に調べたのですがIのインテリジェントモードだとブースト圧最大0.8前後で止まります。VA#は少し調べたのですがSモードでも1.47出ますのでもしかしたらIモードでも1.0超える可能性はありますが1.47までは上がらないと思います。

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燃費を良くするコツ

燃費を良くするコツとしては、ブーストが掛からないように(上がっても0くらいまで)でアクセルをゆっくり踏むのが望ましい。

もしくはマニュアルモードにして、右側のパドルシフトをずっとシフトアップ入れて(上三角アイコンが出ないとギアが上がらないです)、高いギアでなるべく走ると燃費は良くなると思います。

またマニュアルモードなら軽くエンジンブレーキ発生させる事で燃料が止められるので燃費が伸びる可能性が高いです。

VABは峠の長い下り道でずっとエンジンブレーキのまま降りてきたら37km/Lまで伸びました。

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VABのリッター37kmを記録した画像。ほぼエンジンブレーキのみ(アクセルを何度か踏む場面はありましたが)で山から降りてきたらすごい燃費になってました。

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なので恐らくレヴォーグもマニュアルモードでエンジンブレーキを発生させる事で燃費は伸びると思います。

例えば信号で止まる前にシフトダウンを使う。アクセルをオフにする場面で大きく減速しないように一速落とす

良い点と悪い点

すごくいい車です。エクステリアもかっこいいですしインテリアはインパネ周りにスイッチが沢山あってワクワク度満点。

乗り心地は最高で、第七岸壁につづくみなし道路はかなり凸凹でWRXだと最悪な乗り心地なのですが、レヴォーグSTIスポーツはすごく凸凹が気にならない程のソフトな感じでした。

これにアイサイト3.0が搭載されているので、ドライバー負担はすごく軽減されるのでお盆とお正月それにGWでのドライブも苦痛にはならないと思われます。

駄目な点、ブースト圧高すぎる(一瞬は良いのだけれど、連発するのが気になる)。タービンへの負荷が心配なのとエンジンルームの熱は相当なものになると思います。

燃費は悪くなるが、アフターアイドリングはやった方が良いと思います。街乗りならエンジンを停止する前に1分程度、ちょいのりなら30秒程度、高速道路走ったら5分程度はエンジン停止するまえにアイドリング状態でタービンとエンジンを冷やして上げて下さい。

後はCVTなので回転数上げたシーンでシフトアップの時にマニュアル車の言うクラッチを蹴る様な挙動場面があったのであれはちょっと危ないなと思いました。アイサイトが搭載されているのでその点は相殺されるのでしょうか。

何れにしても素晴らしい車です、ブーストが高いのはアクセルをゆっくり開くように走れば対策できますし何よりも速いし安定しているし安全装備充実が素晴らしいかなと思った次第です。

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