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スバル STi コンプリートモデルは段違いのハイパワーのスペックを持つ自動車だった

スバルから一年に一度のペースで販売されているインプレッサやWRXそれにレヴォーグやフォレスターをベースにしたSTiチューニングが施された限定販売のコンプリートモデル(歴代 STi コンプリートカー)の情報です。

2016年4月に和歌山の走り屋さんから一緒に走らないかと言うお誘いを受け、大阪で仲良くしているNさん(WRX STI tS TYPE RA 乗り)を連れて和歌山の某所にある峠で走り屋さんと一緒に走ってきました。

真ん中のGT-R35型は先日知り合いになった女性オーナーの車で峠の話は関係ないです。

手前タンジェリンオレンジがNさんのインプレッサで奥に写っている青いのが私のインプレッサです。車両型式はそれぞれ同じGVB型で年式も同じ2013年です。

2016ra001

 

私とNさんのインプレッサの大きな違いと言えば

  1. Spec C ベース
  2. 6ポッドフロントブレーキキャリパー
  3. スリッド入りディスクローター
  4. ドライカーボン製GTウィング
  5. BBS製軽量18インチアルミホイール
  6. ボールベアリングターボ

その他カーボンルーフや足回り強化はされているものの、まさか0発進時で私のインプレッサとこんなにも大差があるとは思いませんでした。

 

2016ra002

 

コンプリートカーに圧倒される

実は和歌山の走り屋さん(Sさん)もインテグラタイプRからWRX STI tS TYPE RAへ乗り換えされてまして、動画内にある前とその前を走るのは二台ともSTiコンプリートマシンだ。

この時SI-DRIVEのモードは次の通り。S#モードがフルパワーになる。

  • 私 S
  • Sさん S
  • Nさん S#

0発進からのパワーの差があからさまに出ている。

峠の0発進の場所は結構な急な上り坂で私のGVBではまったく歯がたたない。走り屋のSさんはDI-DRIVEモードがSだと言ってたので、今度こそ直線置いてけぼりは避けたいと思い二本目はSI-DRIVEモードを私はS#にした。

  • 私 S#
  • Sさん S
  • Nさん S#

置いて行かれるのが少しましになったが、急な上りからの発進だとクラッチを繋ぐ3000回転付近でのもたつきによる差は埋められない。

WRX STI tS TYPE RAと比較

カタログスペック値を比較しても、0発進時に「車が重たい」と思う程の大差は無い。しかし実際に一緒に走ると「車が重い」と発進時感じるので実際には自動車のスペックに大差があるものと思われる。動画にもあった通り先頭を走るインプレッサはSI-DRIVEモードはSなのにこれ程の差があるなんて実際問題ショックでした。

ベースグレード GVB WRX STI tS TYPE RA
全長x全幅x全高(mm) 4580×1795×1470mm 4605×1795×1465mm
ホイールベース(mm) 2625
車重 1490kg 1450kg
エンジン 2.0リッター水平対向4気筒DOHCターボ (EJ20型)
最高出力 308ps/6400回転 308ps/6400回転
最大トルク 43.0kgf.m/4400回転 43.8kgf.m/3200回転
駆動方式 4WD 前後LSD付き
トランスミッション 6MT

スバル STi コンプリートモデルは買いか!?

私もそうなのですが市販車を買ってチューニングショップでECUチューニングや吸排気系と足回りのチューニングを追加で施す方が多く居らっしゃるのです。

基本的に後からチューニングすると莫大な費用が発生してしまいます。先日ランエボファイナルのオーナーがオートバックスサンシャインで吸排気系+ECUチューニングを施し約200万円ものチューニング費用が掛かったと自慢してました。

知り合いの86オーナーもFA20エンジンにターボキットを組み込み吸排気系+ECUチューニングを施し総額約260万円ものチューニング費用が発生したとぼやいていた。

自動車のパフォーマンスを高める為に、後からチューンアップする事を考えるなら「STi コンプリートカー」を購入する方が個人的にはお得感高いのではないかなと思います。

理由としましては

  1. 全体的なバランスが良い
  2. 壊れる心配がとても少ない
  3. ベースモデルよりもECUが賢い
  4. かっこいいエアロが最初から装着されている
  5. ボディ剛性&足回りがしっかりしている
  6. インプレッサには低回転トルクが出るボールベアリングターボが用いられている

以上の事を踏まえるとSTiコンプリートカーを買うと後でエアロ買ったりチューニングしたりダンパーキット交換を考えなくても良い。しかもメンテナンスは殆どフリーでOK(オイル交換などは必要ではありますが)。

お金を掛けずに速い自動車を手にするならコンプリートカーも選択の一つだと言えます。

2016ra003

「スバル STi コンプリートモデルは段違いのハイパワーのスペックを持つ自動車だった」への2件のフィードバック

  1. You Tubeも拝見しましたが、正規の掲載もできないくらいの走りだったのですね(汗)。
    スキール音等から、過去に掲載されたどの走りよりも過激であった事は、容易に想像できます。
    今回対峙された「tS TYPE RA」の存在は知らなかったのですが、要は歴代スペックCに相当する車種なのですね。
    カタログスペックを見ると、確かにGVBとそれほど差はありませんね。
    今までのSTi車とコンプリートモデルとの間で見られた「明らかな差別化」は数値上ではないように思えますが、いざ走るとなると大差が生じてしまうとは驚きです。
    ご指摘のように、通常のSTi車をカスタマイズしていくよりは、最初からコンプリート車(SシリーズやスペックC)を選択した方が信頼性は高そうですね。
    車体バランスを損なわずスペックアップされたものですから、初期投資は莫大になるものの後々の費用対効果を考えるとかえって安上がりになるかもしれませんね。
    何より、「あの箇所が足りない・・・」といって悩まずに済むのが最大の利点でしょうか?

    しかし、tS TYPE RAの立ち上がりには目を疑いますね。
    多少は「クラッチ蹴り」していたのかもしれませんが、低速トルクも分厚い事は(数値上も含めて)見て取れます。
    永らくEJ20が抱えていた「低速トルクの乏しさ」も払拭され、エボと対等できるほどではないでしょうか。

    1. STIコンプリートモデルはパワートレーンから車両剛性まで全部メーカー側で最適化された感じで、カタログスペックで見るよりも基礎体力は全然格段に違う感じでした。

      エアロも最初からリップにサイドスカートが入って、モデルによってはGTウィングも取り付けられていて、シートもレカロのバケットシートで後からお金を掛けなくてすむので、考え方によっては相当な節約になると思いました(^^)

      エボの太い低速トルクにはかなわないかもしれないのですが上の伸びとの差を考えると対等にいけるかもしれないですよね。(^^)

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