クラウンアスリートハイブリッドの加速力は2LターボのインプレッサSTiよりも速い

激速クラウンに2016年3月23日に試乗させて頂きました。激速クラウンハイブリッドの形式は「GWS204」、発売時期は2008年から2010年。パワートレーンは3.5リッターV型6気筒エンジン+モーター、駆動方式はFR、トランスミッションは電気式無段変速機。

トヨタ クラウンハイブリッド GWS204

GWS204型クラウンハイブリッドに乗った感想

まず乗用車の王様クラウンなのでインテリアは超豪華。ディーラーオプションですがリバースにギアを入れるとリヤウィンドウのサンシェードが自動的に降りる等、高級セダンを買ったことが無いのでまずそれに感動します。

シートは高級な応接間にあるようなゴージャスな革シートで、乗車するとなんだか自分がどこかの会社の重役の様な気分になります。

噂の加速力はどんなもんなの?

クラウンハイブリッドのオーナー(かなりセレブな人です)からずっと聞かされてましたが、ありえない加速力を持つと常日頃聞いてました。実際に私も乗って加速力を体験してみると私も「なんだこれわ!」と笑いが止まらなくなる程の加速力を体験させて頂いた次第です。

例えて言うと、ジェットコースターの一番高い場所から落下する場面がありますよね、あの感覚がずっとリミッター上限の190km/hまで続きます(公道で出しては行けません。)。

何がどう速いのかと言うと全部です。トラクションコントローラーに息継ぎしないCVT、これに巨大なパワーを持つエンジン(296ps)に、巨大なパワーを発生するモーター(200ps)の組み合わせにより、インプレッサのシートに食い込む様な加速とかそんな甘いモノではなく、まるで落下しているようにも思える程の加速力を持ちそれでいて安定しているのです。

ある意味無敵のスーパーカーですよね。しかし優れたトラクションコントロール機能を持つので安全なんです。巨大なパワーを持つもののコーナー途中で加速しても滑らないしブレーキもしっかりと効く。車重1800kgもあるので重さによるダウンフォースが効いているので直進安定性も抜群。

まさかこんなモンスターカーがクラウンに設定されているなんて本当にびっくりで、加速力ならR34でも勝てない意味を体験できて本当に嬉しかったです。

2016cro002

GWS204 主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 4870×1795×1470mm
  • ホイールベース 2850mm
  • 3.5リッターV型6気筒DOHCエンジン (2GR-FSE型)
  • 最大出力 296ps/6400回転
  • 最大トルク 37.5kg.m/4800回転
  • モーター最高出力 200ps/5615-13000回転
  • モーター最大トルク 28.0kg.m/0-3840回転
  • 駆動方式 FR
  • トランスミッション 電気式無段変速機
  • JC08モード燃費 14.0km/L

もちろん今のクラウンハイブリッドも速い

YOUTUBEとこのブログの読者様で、所有する自動車はスバルの2.0リッター水平対向ターボエンジンを搭載するインプレッサ(GC-8型)のオーナーさんでも居らっしゃるのですが、先日メールを下さり(何時も情報ありがとうございます)今年一年の印象に残った他メーカーの自動車の感想をご連絡頂きました。

その中で気になる情報がありまして、クラウンアスリートに加速力で勝てないと言う情報でした。

2016helkiso002

どんな競い方と言うと余り無茶な競技内容ではなくって、皆様もあると思うのですが交差点の先頭で信号待ちしている時に似たような排気量を持つスポーツセダンやスポーツカーが並んでいた時や真後ろや目の前に停車している場面で、時々信号から0発進で次の信号位までどちらが速いか0km/h発進するプチ競争。

この時ハイブリッドとは仰ってなかったのですが、クラウンアスリートの次に第二位にGT-R(34型)が速いとご連絡を頂いたのですが第三位がフォレスター(EJ20ターボ)、第四位がGVBで第五位がコルトラリーアートだとご感想を頂戴しました。

また第二位から第五位の自動車に関しては何とか追いつけると仰ってたのですが、第一位のクラウンアスリートは全く追いつけなかったと仰ってたので。どのクラス(2.0リッターターボなのか3.5リッター)かはわからないですが加速力ならハイブリッドモデルだろうなと思った次第です。

クラウンアスリート ハイブリッド

以前からハイブリッドは速いと言う噂を耳にしますし、確かにモーターのトルクはターボに勝るスペックを持つ事は知ってますが、ハイブリッドで峠で速いと言っても私のGVBにとってはヒルクライムもダウンヒルも脅威となる存在だとはまったく思えずましては重たいので峠ではハイブリッドは不利な事も周知。

しかし先日知り合いで、元レース活動をしていて名前は明かせないですが神業的なドライビングテクニックと知識を持つ方が「ちょっと湾岸行ってみる?」的な乗りでMAXSPEEDATTACKを見せて頂いたのです。

2016helkiso003

その方も私と同じGVBオーナーなのですが限定モデルの「ts typeRA」なので私のGVBよりも加速力が違うのですが、それに同乗して湾岸線に。途中パーキングでR34の方と知り合いになり、何時もみんなが集まっている場所まで一緒に行くことになり、軽くR34とも湾岸バトルになったのですが。その時にポソッと「やっぱりインプレッサも速いけどGT-Rも速いですね~」と言うと、その元レース活動しているクラウンアスリートハイブリッドオーナーでもあるドライバーさんが「いや加速ならクラウンアスリートハイブリッドがもっと速いですよ。気持ち悪いくらい速いです」と。

インプレッサGVB(特別限定販売モデルts typeRA)、2.0リッター水平対向四気筒ターボエンジン。最高出力307ps。

2016helkiso006

スカイラインGT-R(34型)、2.6リッター直列6気筒DOHCツインターボエンジン。最高出力280psですが中古市場で出回っているチューニングモデルだと300psは軽くオーバー。

2016helkiso007

クラウンアスリートハイブリッドモデル、2.5リッター直列4気筒DOHCエンジン自然吸気式。最高出力178ps。モーター1KM型、最高出力143ps。

2016helkiso008

この時にふと思い出したのです、そういえば以前連絡頂いた時に「クラウンアスリートに勝てないって」やっぱりハイブリッドの事なのだと。

補足事項として、インプレッサやGT-Rよりも速いと言っても普段はパワフルだけどスムーズでしっかりとした走りでスポーツカーと競争する様なピーキーなアクセルレスポンスでは無いのでご安心ください。とても上品で安全なアクセルレスポンスとステアリング操作性です。

もしクラウンアスリートで直線加速にてスポーツカーを倒すセッティングにするならばトラクションコントローラーであるVDIMをOFFにする。これで一般的な道路で加速競争になれば他に敵うもの無し。ハイグリップタイヤ(YOKOHAMAのネオバ、ブリジストンのポテンツァ、クムホのV700か720/クラウンアスリートハイブリッドオーナーお勧めです。)を入れるとワインディングでも可成りいい走りが出来る。

2016helkiso005

クラウンアスリート 主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 4895×1800×1450mm 4WDは全高1465mm
  • ホイールベース 2850mm
  • 直列4気筒DOHCエンジン(2AR-FSE型)
  • 最大出力 178ps/6000回転
  • 最大トルク 22.5kg.m/4200-4800回転
  • モーター 1KM型
  • モーター最高出力 143ps
  • モーター最大トルク 30.6kgm
  • 駆動方式 FR / 4WD
  • トランスミッション 電気式無段変速機
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. gafujin より:

    かげまるさん、ありがとうございます。
    今回の解説で、置き去りにされた時の状況を冷静に振り返る事が出来ました。

    確かに、このクラウンアスリート(ハイブリットでした)は別格でしたね。
    私はクラウン・アスリートに関しては特に知識がなく、ただの「大型セダン」という認識でしかありませんでした。
    乗車していたのは白髪の高齢男女で(恐らくご夫婦だと思います)、私は単に後続走行するつもりでいました。
    アスリートは信号が青になった瞬間に、猛烈な勢いで発進しました。
    他の車種のように、「出足のみが遅い」という事がなく、極端に言えば「発進と同時に最大パワーを発揮」という感じでしたね。
    目が点になりました。
    とは言っても、こちらもSTiのインプGC8。
    「パワーバンドに入れば負けるはずがない」と思っていたのにも関わらず、追いつく事すら許されませんでした。
    他車種ならば、こちらもパワーバンドを保ち続ける技量(高回転型のGC8はそれが難しいのですが)さえあれば決して後塵を拝す事もないのですが、アスリートには相手にもされませんでした。
    そのまま走り続けていたら、もしかしたらいずれは追いついていたかもしれませんし、ご指摘のように峠路ではインプの方が上回るはずですよね。
    各車種の速さは、走るステージによって違うので一概に甲乙はつけ難いものは確かにありますが、ゼロ発進の速さはアスリート・ハイブリットは他を凌駕します。

    起動トルクやエネルギー効率に優れる電気モーター。
    蓄電・給電の問題さえクリアできれば、内燃機関の存在が脅かされるのは間違いないでしょうね。
    その時代がいつ訪れるかはわかりませんが、ちょっと寂しい気もします・・・。

    • kagemarusuports より:

      こんにちは。最近仲良くさせて頂いている人が元レース活動をしている方で、GVBとOPELのスピードスターとこの車を所有されていて、一番加速が速いのはクラウンアスリートハイブリッドだと仰ってましたので間違いですよね。

      その人がほんと気持ち悪いくらい激速だと仰ってました。しかもトラクションコントロール機能を切ってしまうと簡単にホイールスピンするとも言ってたので下からのトルクはほんと強烈なものを持つと思われます。

      強烈な加速でも燃費が良いなんてちょっとずるいような気もしますが、そろそろ時代的にも技術的にもアナログからデジタルへ自動車も移行する世代に突入してしまったと言う事なのでしょうね。ちょっと寂しい気もしますが致し方が無いですよね。

  2. 名無し より:

    こんばんは
    クラウンハイブリッド(先代V6 3.5L)オーナーです。

    現行クラウンアスリート(ハイブリッド)の話題があったので拝見いたしました。鬼のような加速は恐らく一つ前の型ではないでしょうか?
    車検もありディーラーで現行ハイブリッドの試乗をしましたが、ドン亀で買う気になれず、レクサスGS450hか外車に傾いてます。

    車経歴で走行性能の高い車では20数年前にR32GTR、パルサーGTiRをハイブーストで乗っていましたが、瞬間加速は先代クラウンハイブリッドが圧倒します。パワーモードでは本当に気持ち悪いくらい速いです。

    カタログスペックではV6 3.5L 296ps + モーター200psで電池出力の都合上等もありシステム出力345psですが、乗っている感覚として踏んだ瞬間的(数秒)にブーストが掛かり400ps位出ているのでは?です。その後驚異的な加速の持続性はだんだん落ち着いてくる感じです。
    信号間であればその能力を発揮しますが、距離が延びれば(?)で、160km以上はR32GTRの方が上かもです。

    • kagemarusuports より:

      おはようございます。ご指摘の通りでした。先日オペルスピードスターを見せてもらいにクラウンハイブリッドオーナーの駐車場に行った時に序にクラウンも見せてもらったのですが先代の3.5リッターV6+モーターのGWS204型グレードでした。

      http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/CROWN_HYBRID/10046105/index.html

      そのオーナーはシルバーストーンで走ったりするのですが、高速道路の合流までとか0発進はR35も凌ぐと仰ってました。現行アスリートハイブリッドだとばかり思ってたのですが、今度また記事を修正させていただきたいと思います。

      ご連絡ありがとうございました。

  3. abkanadet104 より:

    かげまるさんこんにちは!

    やはりハイブリッドと大排気量の組み合わせはすごいですよね♪

    クラウン3.5のハイブリッドに私も乗ったことがありますが、ズオーーーみたいな加速でした^^
    スバル車の場合はガーーーという感じの加速でいずれも速いですが、加速感が違ったような記憶があります♪

    私の当てにならない感覚ですが、クラウンの場合は、水平方向から引っ張られるような加速感で、インプの場合は斜め上から引っ張られるような感覚でした♪

    実は、現行スカイラインのハイブリッドにも乗せていただいたことがあるのですが、これもクラウンと同じような加速感でした♪

    ハイブリッドシステムはMTとの共存は難しいようですが、インプレッサのハイブリッドが発売されるときに、MTが設定されないかなと少し楽しみにしています♪

    • kagemarusuports より:

      こんにちは(^^)
      大排気量のハイブリッドはすごかったです。あの1.8トンもある巨体であの加速力には驚きです。

      仰るとおり水平方向に引っ張られる感じで、重力の向きが変わってしまうほどですよね。インプの加速力は仰る通りで比較にならない感じです。

      スカイラインのハイブリッドもV6の3.5リッターですよね、これも乗ってみたいです。同じような加速力を持つのですね。
      http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/

      ハイブリッドのMTは唯一ホンダのCR-Zがそうなのですが、技術的に難しそうですものね。それこそリニアなアクセルコントロールが難しくてトラクションコントロール依存度が高くなりそうです。

      SGP採用の新型インプレッサのハイブリッドにMTが設定されたらワクワク感さらにアップですよね。楽しみです。

  4. gafujin より:

    ここまでくると、スポーツカーとセダン(インプ・エボもセダンですが、ここではスポーツカー扱いとします)との垣根が不明瞭になっております。

    私は’90年末に台頭していたスポーツカーが「ピュアスポーツ」といった感が強いので好きなのですが、直線加速に限ればアスリートの前では全滅する可能性もありますね。

    GC8の「どっかんターボ」の叩きつけるような加速には、購入当初生きた心地がせず辟易としておりました。
    アスリートの加速はインプを遥かに凌駕するので、別次元の感覚なのでしょうね。

    想像も絶するような加速感なのでしょうが、私のGC8を信じられない加速で置き去りにしたアスリートの車内も同様の加速感だったと思います。
    あの老夫婦は大丈夫だったのだろうか・・・・。

    • kagemarusuports より:

      そうなんですよ、この車種は意外と年配が運転する車で年配の人があんな加速して大丈夫なのかと思うのですが

      実は実は、トラクションコントロールがとてもしっかりしていて、交差点で踏んでもちゃんと曲がってくれるんです。

      FRで巨大なパワーだと事故しやすいと思うのですが、そこはすごいコンピューター制御されていてコントロールを失わないようにしっかり制御されていて安心感はとても高いです。

      さすがトヨタが作る車だな~と思いました。(^^)