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RX-8試乗レビュー マツダのロータリーエンジンは乗りやすいのか乗りにくいのか

YOUTUBEを通じて知り合えたマツダの「RX-8」オーナー様と峠でオフ会する事になり、オーナーのご好意によりRX-8を試乗させて頂くことが出来ました。ロータリーエンジンは運転したことが無くて一体どんなフィーリングなのか、また車の挙動なども把握出来てなかったのでどんな車なのかピックアップさせて頂きたいと思います。

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RX-8のスペックは過去記事にも記載しているのですが、排気量は1.3リッターロータリーエンジンでターボは非搭載の自然吸気式で6MTモデルの最高出力は235ps/8200回転、最大トルクは22.0kg.mを発生し駆動方式はFRで車両重量は1350kgです。決して軽いとは言えない車重ですが一体どんな車なのか動画を断片的に交えてレビュー致します。

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乗りやすいのか乗りにくいのか?

ロータリーエンジンで一番気になるところだと思います。私も試乗するまでは2サイクルエンジンの様なスーパーピーキーなエンジン出力パフォーマンスだと思ってたのですが、乗ってみて思ったのが以外にもエンジン出力は超フラットなんです。下から上まで引っかかりやドッカンと言う出力の乱高下が無くて「スーッ」と言う感じでエンジンは回転を上げていくと言う感じです。なのでとても乗りやすいなと思いました。6速MTのシフトも操作しやすかったです。

切れのあるマフラーサウンド

オーナーさん曰く9500回転くらいまですんなり回りますと言うことでした、エンジンサウンドは高回転では「キーン、キーン」と言う若干金属音の様なモーターが回っている様な感じです。因みにこのRX-8に装着しているマフラーは「R Magic Garage」さんの製品との事。

走っている時は特に加速するときに「バン!」と言う直列や水平対向には無い迫力のエンジン音と共にソフトだけど力強いトルクをもたらしてくれます。動画にも入っているのですがこの音と加速力は病みつきになる位にドライブが楽しいです。

コーナーリングはどうなの?

私の車では無いので5割以下のパワーを使って試乗させてもらったのですが、1350kgの車重ハンデは感じませんでした。ドライバーポジションも高くなく低くなくちょうどいい感じ。今のマツダがドライブポジションを重視していると言うのがこの車でもよくわかりました。本当にちょうどいい感じです。

コーナーリングですが、ステアリングの反応がとても良かったです。ただ装着するタイヤによっては意見はわかれると思います。やはりサイドウォールの硬いグリップ力のあるタイヤを装着する事でステアの反応は良くなったり悪くなったりするかも知れませんが、この試乗させて頂いた車には「フェデラルの595」が装着されてました。速度を控えてたのでアンダーステアが出やすい等の事は把握できませんでしたが、FRだとオーバーステアを気にする必要はあると思うのですが、アクセル踏むと「バン!」と言う感じでなんていうのでしょうバネで後から押されるようなトルクの出かた?なのにトルクの出方も強いけどそれ以上でも無いのでオーバーステアが出そうな感じはなかったです。

兎に角コーナーは86試乗した時の様に、軽量でコーナー速度が異常に速いと言う感触は無くノーズがコーナーの出口を向いてくれやすいと言う印象でした。余り速度は出ていませんがどちらかと言うとリヤに荷重が乗らないダウンヒルの場面の動画です。

最後にRX-8について

ファイストインとファストアウトを試してないので全部が全部分かるわけではありませんが、軽く流した感じ怖いと思う場面は全く無かったです。むしろアクセルを開けたくなる挙動をしてました。フラットに回るエンジン、コーナーリングに入る前、入っている中、出口の場面の四輪のバランスが良く車の剛性も良かったです。86の様にコーナーリング速度が異常に速いな~と思う車の作り(攻める)では無くて、RX-8は乗っていて楽しい(エンジョイ)と思わせる仕掛けがいろいろ施されているなと思いました。

ただ最後に一つだけ、0回転から1000回転までのトルクがものすごい弱いです。平坦な道路ではそうは感じませんが坂道発進が結構辛いです。なので6MTモデルをもし買ったとしたら渋滞している交通状況ではちょっと覚悟が必要かもしれません。クラッチは軽いですが低速トルクが無いので想像を絶するものがあります。

 

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