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東京の道路はカーナビが無くても運転できるのか?

大阪在住で大阪市内では配送業で運転手の仕事もしていた経験もある私の目線から東京の道路ってナビがなくても運転できるのか?

このまえ六本木ヒルズ周辺を運転することがあったので、その時の感想を映像を交えてお伝えしたいと思います。

東京へ自動車で最後に行ったのは2012年2月15日、目的はGoogleさん主催のセミナーへ出席する為に本社の六本木ヒルズへ行く為。わざわざ自動車で行く必要もなかったのですが買ったばかりのインプレッサの慣らし運転もする暇も無くて思い切って日帰りでインプレッサで行くことにしたのであります。

当時インプレッサにはナビを搭載してなくて、ユピテルの簡易ナビとスマートフォンがあれば事足りると思ってました。

用意した簡易ナビ

東京へ行くのでやっぱりナビは必要かもと思い、安物のユピテルYPL502si(値段1万3千円前後)のものを買って車載しておきました。

安物のポータブルナビの特徴は安いしGPS機能もちゃんと働いて割りと位置情報も正確だけど車線レーンの情報が無い。ボイス案内も右左折地点も割りに正確だけど東京の超都心部の車が混みあうごちゃごちゃした道路事情だとどのレーンを走行しておく必要があるのかの情報は必要だなとつくづく思いました。

名神から東名を経由して首都高を渋谷で降りてまっすぐなのでGoogleさんのパップのストリートビューで予習しておけば迷うことは無いだろうと思ってたのですが、東京の道路は甘くなかった。

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車線レーン案内が無く半ば強引に車線変更

首都高の渋谷出口を降りてそのまま真っすぐ行けば六本木ヒルズなのだが、前にタンクローリーが走っていて前が見えなくて突然目の前に首都高入り口が見えたので反射的に左方向に逃げたらすぐにボイス案内から右折の指示がでる。

右折ラインは自動車でいっぱいだったけど、窓から手をあげて「すいません」的な感じで強引に右折ラインに入れてもらいました。

以下はその時の動画です。

強引に車線変更

車線レーン情報って何?

片側2から3車線以上ある広い大通りで右左折時どのレーンに侵入しておく必要があるのかの情報です。

2016年現在のものはわかりませんが、2013年頃購入したケンウッドやその他のメーカーでALPINEや富士通テン、パナソニックにパイオニア等の市販カーナビ(ディーラ純正含む)は車線レーン情報などの案内サービスがある。

車線レーン情報サンプル動画。画面上がユピテル、画面下がケンウッドのカーナビです。走行車線は国道43号線の梅花手前からUSJ方面へナビゲーションさせている場面で、まもなく左折する必要があるので4車線中どのレーンを走行するのかレーン情報をケンウッドのナビはわかりやすく案内してくれている。

カーナビの車線レーン情報

東京の道路は運転しにくい?

毎日走って土地勘があれば話は別ですが、数年に一度しか東京の道路を走る機会しかなければ正直運転し難いです。

加えて次の事も運転し難い事に拍車を掛けている。

  1. 車線が狭い
  2. 全ての道路が環状線

まず首都高を渋谷で降りてしばらく道なり運転している動画です。路線バスやコンクリートミキサー車が車幅ギリギリよりもちょっとはみ出す程車線が狭いことがわかります。

東京の道路は車線幅が狭い

東京の道路は運転がし難いもう一つの原因。全ての道路が円を描いていて縦横の感覚で走ると方向がわからなくなる。

殆どの都市では基本的に道路は東西南北に走っていてくるくる回る事が出来る環状線は限られているのですが、東京都の道路は全部くるくる回る環状線の様に道路が走っているのです。東京都内を走り慣れている人は環状何号線を走っていて今だいたいこの辺ならどちらに向いて走ると何処そこに行けると把握できるかもしれませんが、地方の人間は東西南北で方向感覚を掴むので東京だとナビ無しでは袋小路も同然の状況に陥る。

これは六本木ヒルズ周辺のマップです。見た目は東西南北に行けそうな道路ですが、例えばやや右下にある東京タワーに行くにしてもまっすぐに延びている道路は無く何処かしらカーブしていてぐるぐる回って到着するような道筋になっている。

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東京六本木周辺。駐車場は六本木ヒルズの駐車場です。大阪に帰るときに撮影しました。なにせ道が狭い、カーブが多くて人が多いと言うのが印象的でした。
六本木周辺の道路

東京の道路はカーナビゲーション無しでも運転できるの?

私が自動車の運転の仕事をしている時代はカーナビなんてなかったです。ちょうどエスティマの初代が登場する頃にカロッツェリアから50万円程でGPS対応のカーナビが新発売された記憶がありますが、殆どの人は基本的に地図を頼りに自動車を目的地まで走らせていました。もちろんスマートフォンも無いので今何処に居るのか住所を目視確認して地図と照らし合わせる事を繰り返しです。

地図主流当時は会社名と住所が書いてある社用車やトラックのナンバープレートの地名から何処に行くか等の目星を付けてヤマカンでその車に付いて走って目的地付近まで行く場面もありました。しかし、東西南北の目星を付けるのが難しい東京の環状線の様な道路事情ではナビ無しで自動車を運転するには厳しい物があると思われます。

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