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インプレッサGVBの十字レンチとトルクレンチを使ったホイール交換

インプレッサGVBモデルなのですが直進安定性が悪く先日交換した中古のホイールが悪いのかなと思い純正のホイールに交換しました。私はこれで交換は二度目なのですが車に詳しくない私でも簡単に出来たので何か参考になればと思い記事を書いておきますね。

ホイール交換に必要な道具

まず用意下写真左から説明

  1. 油圧ジャッキ、2トンまで対応(ラバーは別売りです。)
  2. 黒い三角形のものは車止め
  3. L字型のはトルクレンチです。200ニュートンまで対応
  4. 十字レンチ(19mmで対応出来ます。)

油圧ジャッキとラバーと車止めとトルクレンチはアマゾンで購入しました。十字レンチはホームセンターコーナンで購入しました。後本当は馬(ジャッキアップの馬、赤いスタンドです。)と言うものがあった方が安全なのですが私は用意しませんでした。2番の車止めは交換するホイールの反対側の後ろ又は前にかまします。右側前輪交換なら左側後輪側に車止めをする。右側後輪側を交換するなら左側前輪側に車止めをすると言った感じです。

ホイール交換用道具

 

ジャッキアップポイント

ホイールを取り外す前にジャッキアップポイントの確認です。インプレッサの前輪のタイヤハウスのすぐ後ろ運転席の下辺り、後輪ならタイヤハウスの前後席の下辺りに図の様な縦二本の盛り上がりの目印があります。二本の盛り上がりの間がジャッキアップポイントになります。スバルインプレッサ公式マニュアルの7-12ページ記載あります。

インプレッサジャッキアップポイント

 

ここにラバーの溝を併せて油圧ジャッキを噛ませておきます。(素人のやり方なのであっているかどうかは不明)

ジャッキアップ用ラバーを取り付け

 

この様にジャッキアップがすぐ行えるようにしておきました。まだタイヤをあげません。先に地面に設置している状態でホイールのナットを緩める必要があります。

ジャッキアップ準備

 

ジャッキアップの準備が整ったら十字レンチでホイールのナットを緩めます。

ホイールの取り外しと取り付け

ちょっと力が入りますが十字レンチで十分に緩めることが出来ますが、力が入らない場合はトルクレンチを使ったほうが良いかもしれません。

十字レンチでナットを緩める

 

ナットを全部緩めたらジャッキアップしてタイヤを地面から離し、トルクレンチに付属する19mmのソケットを使ってナットを外してしまいます。十字レンチしかなければそれで外しても全然問題はありません。外したナットは箱に入れてゴミや砂が入らないように置いておく必要があります。

19mmのソケット

 

5つナットを外したらホイールは簡単に外れます。ただ純正のホイールはとても重たいですので外すとき注意が必要かもしれません。

ホイールを外す

 

ホイールを外した状態です。この時に何かあると行けないので馬と言うスタンドがあると安心と言うことになるのですが。この状態で放置はちょっと怖すぎるので急いで交換用ホイールを入れます。

インプレッサホイールを外した状態

 

交換用ホイールを取り付けます。ハブボルトと言うそうなのですが5つありそれにホイールの穴を併せて取り付けますがジャッキアップで浮いているのでホイールの下側がブランブランとなるので足で固定してしまいます。

ホイールの取付

 

ナットの取り付けです。最初は指でナットをボルトに噛ませて行きます。

最初のナットの取り付け

 

5つ全部ナットをボルトに噛ませたら19mmソケットで軽く仮締めしていきます。

19mmソケットで仮締め

 

次に十字レンチを使って本締めするのですがナットを締める順番がありますので1>2>3>4>5のナットを順番に締めて行きます。

ホイールのナットを締める順番

最初の一回では全部締りきらないので三回位同順番を繰り返して本締めします。ただフロントだとタイヤがくるくる回るのである程度まで締まればOKです。この後でトルクレンチを使って規定トルクに締めて完了と言う流れになります。

ホイールを十字レンチで取り付け

 

十字レンチでナットをある程度閉めたらジャッキを降ろします。

ジャッキを下ろす

 

トルクレンチを使って仕上げるのですが、スバル公式マニュアルには100ニュートン(100Nm/10kgm)とあるのですが一応心配なので私は110ニュートンに設定しました。規定の力に達するとトルクレンチが”カッキン!”と金属音がするのですぐに分かると思うのですが初めて行う時はもっと小さい力70ニュートン位で試し締めするとコツを掴みやすいと思います。その後で110ニュートン又は100ニュートンに設定してナットを締めると良いと思います。トルクレンチのニュートンのメモリの合わせ方はくるくる下の持つ場所を左右に回すだけです。

補足、VABはホイールナット締め付けトルク120Nmです

トルクレンチの合わせ方

 

トルクレンチの種類にもよりますが私が用意したトルクレンチの末端の部分にロックナットと言うものがあってそれを緩めないとトルクレンチのメモリを変える事が出来ない仕様になってました。ロックナットは図の場所です、指で簡単に緩める事が出来ます。

トルクレンチのロックナット

 

準備が出来たらトルクレンチで最後の仕上げです。ホイールのナットを締める順番もこちらと同じです。規定トルクに達すると”カッキン”と言う音がするのでそれ以上締めません。

トルクレンチでナットを締める

 

これが交換完了した写真です。一応走行した後は念の為増し締め確認が必要だと言うことです。

ホイール交換完了

 

今回は直線安定走行がホイールによるものなのかを検証したかったのでBBSアルミホイールから純正ホイールに戻す作業だったのですが結果的に直進安定性は同じで右にハンドルが持っていかれる症状は改善しませんでした。どこかでアライメント調節してもらいます。あとBBSのホイールがものすごい汚れるので他のホイールに交換しようかどうか思案中です。以下は外したBBSのホイールのリム側なのですが鉄粉の焦げ付きが洗っても取れないです。

STIのBBSホイール

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