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ダイハツ新型軽自動車「キャスト」 2015年9月9日発売

ダイハツから新型軽自動車「キャスト」がまもなく発売されます。この車には用途やスタイルに併せた3タイプが用意されます。「ACTIVA」、「STYLE」、「SPORT」。ACTIVAモデルは噂のハスラー対抗である軽自動車向けSUVモデル。STYLEは女性ターゲットのややレトロなデザインでミラジーノに似たデザインで街乗りモデル。SPORTはその名の通りスポーツ走行を意識したエアロに足回りを持つモデル。

キャスト ACTIVA STYLE SPORT

 

これはミラジーノ(2代目L6##型、2004年-2009年発売)です。キャストも同様にボディーデザインは丸みを帯びた感じの若干レトロな雰囲気を持ちます。ムーブプラットフォームを使いエンジンは660cc自然吸気エンジンとターボエンジンを搭載するグレードが用意されます。動力性能はムーブと変わらないですがCVT制御の見直しとエンジンのフリクション低減によって燃費はJC08モード31.0km/L前後となる。

 

ダイハツミラジーノ

 

NAエンジンとターボエンジンの設定

既に出回っているカタログを参照すると、2つ設定グレードが判明。

KF型直列3気筒DOHC自然吸気エンジンを搭載する「G”SA Ⅱ”」グレード、KF型直列3気筒DOHCターボエンジンを搭載する「Gターボ”SA Ⅱ”」グレードです。エクステリアは殆ど同じですが「Gターボ”SA Ⅱ”」のみダークメッキリアコンビネーションランプが装備されます。

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SUV ACTIVA

中でも注目なのは「キャスト ACTIVA」であるクロスオーバーでスズキの人気SUVハスラーに対抗させて開発したモデル。確定デザインではありませんがキャストの予想イメージです。地上最低高が高くSUV定番のパーツであるフェンダーアーチモールにフロントアンダーカバーが装着。人気のウェイクが持つユーティリティー装備も生かされるそうです。

キャストのテールはライト類はとても個性的でダークメッキつきリアコンビネーションランプが装着されます。「コペン セロ」で採用された万華鏡の様に輝くスパークルリフレクションライトの様にインパクトを持たせています。

ACTIVAの「G”SA Ⅱ”」グレードと「Gターボ”SA Ⅱ”」グレード共通エクステリア。

Bi-Angle LEDヘッドランプ。1バルブでロービームとハイビームを切り替える事が出来ます。

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ツートーンカラーリングのドアミラー。

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丸型フォグランプ。メッキの部分がリフレクターに見える。

 

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オフロードにも良く似合う重厚な15インチアルミホイール。

 

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おしゃれな STYLE

アルトラパンに対抗した女性が好むグレードかと思いきや、どちらかと言うと若い男性ドライバーを意識したデザインに仕上がっています。フロント大型メッシュエアーインテークに車高が低く見えるエアロバンパーとサイドステップがとてもかっこいい。カーラグジュアリードレスアップが人気化しそうなグレードです。

STYLEの「G”SA Ⅱ”」グレードと「Gターボ”SA Ⅱ”」グレード共通エクステリア。

Bi-Angle LEDヘッドランプ。性能はACTIVAのものと同じ。

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角型フォグランプ。

 

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ドアミラー。

 

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街乗りで良く似合う8本スポークタイプのアルミホイール。

 

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STYLEグレードに設定されるボディーカラーは全部で10色

  • ファイアクォーツレッドメタリック
  • プラムブラウンクリスタルマイカ
  • ブラックマイカメタリック
  • ディープブルークリスタルマイカ
  • シャイニングレッド
  • ライトローズマイカメタリック
  • ブライトシルバーメタリック
  • ブラックマイカメタリック
  • パールホワイトⅢ(有償メーカーオプションカラー)
  • ディープブルークリスタルマイカ(有償メーカーオプションカラー)

スポーティーな SPORT

イメージはミラジーノにエアロを組み込んだデザインに仕上がるものと思われます。一部カタログからロアグリルにメッシュカバーが採用されているので、大きなエアーインテークデザインにフロントアンダースポイラーが装着されるものと思われます。

レッドカラー塗装されたドライミラーにリップスポイラーからサイドステップの赤いラインは少しNISMOを意識したカラーリングとなっているものと思われます。NISMOノートを町中でよく見かけますがかっこいいですものね。

ヘッドライトの下にフォグが見えるのですが、リフレクターが結構大きいのが気になります。フォグライトユニットは低コスト化されていて概ね各社類似する丸くて小さなフォグが採用されるのですが、ここはDAIHATSU側で思い切ったデザインを採用してきていることがわかります。フォグの下に装備されるのはLEDイルミネーションライトで、恐らくオプション設定の可能性が高い。

サイドがわからに見ると丸々NISMOのカラーリングを真似ているのでは無いことがわかります。

エクステリアは「ACTIVA」と「STYLE」と基本的に同じだが、ホイールのみスポーティーな風の流れを切るような6本スポークタイプのアルミホイールが装着され、角型フォグライトの下にオプションとなると思われるLEDイルミネーションランプ装着場所があります。

 

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これはミラジーノコンプリートカーです。

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もちろんスポーツグレードと言うことなので(写真のデモカーの様なロールバーは入りません)リアルーフスポイラーも標準となる可能性が高い。

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コペン「セロ」が2シーターなので思い踏みとどまっている方は4名乗れるダイハツスポーツモデルの登場まであともう少しの辛抱です。

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2015新型キャスト 予想諸元表

  • 全長x全幅 3395×1475(mm)
  • 全高 1515-1665(mm)
  • ホイールベース 2455mm
  • エンジン型式 KF
  • 直列3気筒DOHCエンジン / 直列3気筒DOHCターボエンジン
  • 排気量 658cc
  • 内径x行程 63.0×70.4(mm)
  • 最大出力 52ps(NAエンジン) / 64ps(ターボエンジン)
  • 最大トルク 6.1kg.m(NAエンジン) / 9.4kg.m(ターボエンジン)
  • トランスミッション CVT
  • JC08モード燃費 31.0km/L
  • 販売予想価格 130万円

 

「ダイハツ新型軽自動車「キャスト」 2015年9月9日発売」への7件のフィードバック

  1. ハスラーはそこそこのラフロード性能とワゴンR
    と比べて遜色ないユーティリティが評価された
    ポイントだと思うんですが、このキャストという車
    はどうなんでしょうね?
    ムーヴよりミライースに近いスペースユーティリティ
    だと商品訴求力が弱いんじゃないでしょうか?

    1. ハスラーはオフロードに近いラフロードでもOKで見た目の存在感がとても大きいです。正直な所あの存在感にまさるものを作ってくるのかどうかですよね。キャストは基本コンセプトが3つあるのでもしかしたら若干どっちつかずに仕上がる可能性もあるのかもしれませんよね。

  2. 二兎追うものはなんとやらとは言いますが、三兎ですか・・・。売れるのでしょうかね・・・?共通する車台を使ってコストを抑え今の売れ筋ライバル車を抑えてしまおうという魂胆なのでしょうが。
    そこまで見た目に差がないし、内装もね。ダイハツはもっと個性的で面白いものを造れるメーカーという認識だったのですが。今は変わってしまったのでしょうかね。

    1. 同じプラットフォームで異なるエクステリアが三種類。考えようによっては将来中古を買って中古パーツでガラリと形を変えて楽しむのもあるのかなと思ったのですが、売れればの話ですものね。とりあえず実車がリリースされてドライバーさんに受けるかどうかが重要かも。しかし私ももうちょっとインパクトがある車を作って欲しいと思いました。

  3. SUVとは書いてありますが4WDのことが何処にも
    書いてなく4WDモデルは存在しないのでしょうか?
    もしかしてSUVスタイルのFFモデルしかないの?
    ハスラーと比べて検討しようかと思ってましたが
    4WDモデルがないのならいらないですね。

    1. 今の所駆動方式の情報は無いので、すみません。ただプラットフォームがムーブですので4WDも設定がある可能性は強いのですし、ハスラーのライバル車設定ですのでFFのみと言う事は考えにくいと思います。

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