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アルトターボRS 遂に出た伝説のワークスの再来と思ったらAT車だった

軽四地上最強と言われたアルトワークスの再来、スズキアルトターボRSが遂に発売となりました。斬新なカラーリングに大型エアーインテークにターボ車の常識であるボンネットエアーインテークのないフォルムを採用。他の車とちょっと違う感は独特のカラーリングで存在感をアピールしています。

アルトターボRS

 

気になるエンジンスペックの方ですが、搭載されるエンジンは658ccの直列3気筒DOHC12バルブインタークーラーターボです。最高出力は自主規制値の64馬力で最大トルクは10.0kg.mとなります。グレードはHA36Sの一種類のみで駆動方式が2WD(FF)か4WDを選ぶ事が出来ます。トランスミッションは残念ながら自動MTと言うことです。なのでAT免許で運転は可能なもののノークラッチとなる。

 

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実質オートマチック車両とはなるのですが安全装備が充実。まずワゴンRやハスラーに搭載され実績の高いレーダーブレーキサポートシステムが実装されるほか横滑り防止サポートESPに誤発進抑制機能等が標準装備となります。

 

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ヘッドライトはHIDを採用、しフォグライトも標準です。

 

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気になる剛性はどうなのか?まずストラットタワーバーとスタビライザーが装着され剛性を高めている他、ダンパーはRS向けにチューニングされたスポーツダンパーが装着されているとの事。エンジンが3気筒で小さくなったのかインタークーラーが見えない。エンジンルームに二本のエアーダクトがあるのですが左側は奥にあるエアークリーナーボックスへ繋がっているので真ん中の大きなエアーインテークがインタークーラー冷却用のダクトだと思われます。

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ピュアレッドカラーを除くブルーイッシュブラックパール(下モデル)とパールホワイトはサイドミラーとフロントバンパーからサイドステップ周りまで赤いカラーラインが施され、サイドモール下に「TURBO RS」のロゴが入ります。

 

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テールフォルムも独特のストンと落ちる様な角ばったデザインを採用しテールライト類も比較的車両下部に配置されスポーティーさをアピール。このモデルがピュアレッドカラーです。

 

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RSの内装です。3眼レイアウトのインパネで左側には7000回転レッドゾーンのタコメーターに真ん中にスピードメーターに右側にはシフトインジケーターと燃料計と走行距離のメーターが配置されます。ただ、シフトレバーが無節操なATシフトレバーとなります。ここがMTならワークスの再来なのですが。しかし自動MTと言うことなのでATみたいなエンジンサウンドにはならないしノークラッチの方がサーキットや峠は実質速いです。

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シートは一応スポーティーではあるものの浅い感じがします。後部座席はシックな感じで良いのですが。

 

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主要諸元表

  • 全長x全幅x全高 3395×1475×1500mm
  • ホイールベース 2460mm
  • フロントトレッド幅 1295mm
  • リアトレッド幅 1300mm(2WD) / 1290mm(4WD)
  • 地上最低高 155mm
  • 車両重量 670kg(2WD) / 720kg(4WD)
  • 乗車定員 4名
  • 最小半径 4.6m
  • エンジン型式 R06A型
  • 水冷4サイクル直列3気筒 吸気VVT インタークーラーターボ
  • 燃料供給装置 電子制御燃料噴射
  • 総排気量 658cc
  • 内径x行程 64.0×68.2mm
  • 圧縮比 9.1
  • 最大出力 47kW(64ps)/6000回転
  • 最大トルク 98Nm(10.0kg.m)/3000回転
  • 使用燃料・タンク容量 無鉛レギュラーガソリン・27L
  • JC08モード燃費 25.6km/L(2WD) 24.6km/L(4WD)
  • 駆動方式 FF / 4WD
  • トランスミッション 5自動MT
  • サスペンションフロント ストラット式 スタビ付き
  • サスペンションリア コイルスプリング式 2WDモデルのみスタビ付き
  • スタビライザー トーションバー式
  • ブレーキ フロント ベンチレーテッドディスク
  • ブレーキリア ドラム
  • フロント/リアタイヤ 165/55R15 75V

せっかくワークス再来かと思ったが

一応機械式MTというか自動変速機+パドルシフトなのでマニュアル車両の様にシフトアップやシフトダウンも可能。クラッチの操作要らない分クラッチ操作のラグがなくなるのでその分速い。シフト操作も間違える事が無いしミッションにも優しい。渋滞したら左足が痛くなる程の試練を味わうことも無い事を考えれば現代的にはノークラッチもいいのかもしれないが、ただ車高が高い。地上最低高が155mmもあるのです。

写真を見る限り後30mmは下げたいところです。30mm下げても最低高は125mmなので車検は余裕で通ります。タイヤハウスの隙間も純正は大きいので車高下げるとよりスタイリッシュに見えます。

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車両価格に付きましては、リッターバイク並みの価格です。2WDグレードが1293840円(消費税8%込の価格)とレーダーブレーキサポート・システムを装備するにはとても安いと思います。4WDグレードが1405080円(消費税8%込の価格)です。

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4WDと2WDどっちがいいの?

個人的には走りを極めるなら軽量のFFモデル(670kg)がお勧めです。4WDだと+50kgで720kgにも車両重量が増えてしまいます。雪国でどうしても4WDでは無いと困ると言う場合を除いては私は2WDがお勧めだと思います。浮いた予算で車高調やマフラーを交換出来ますし。

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「アルトターボRS 遂に出た伝説のワークスの再来と思ったらAT車だった」への2件のフィードバック

  1. 独特のカラーリングって日産nismoでメインカラーで使ってんじゃん。CM見たときにパクリだって思った。

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